その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

三斗小屋温泉煙草屋

2015年10月31日 | 登山・トレッキング



 大峠から来ると大黒屋の裏に出ます。戊辰戦争前は5軒あった旅館が焼失して、今は2軒だけになってます。建物は一部修繕されてるとはいえ、当時建て替えられたままの状態なので相当古いです。煙草屋では山バッヂを置いてないというので、大黒屋に行ったら山バッヂじゃなく大黒屋オリジナル(500円)でした。



 先日放送されたテレビ東京の土曜スペシャル「この秋どうしても入りたいニッポンの秘湯ベスト10」の4位だったのが三斗小屋温泉。どっかのブログでみかけた記事の記憶では、昔は200人定員に対して400人も詰め込んだことがあったとか。どちらも別館がありますけども、今は予約が必要ですからそんなことはないでしょう。


 電話は衛星電話。予約と思われる電話が結構鳴ってましたね。一番最初に渡されるのが熨斗付きタオル。


 タバコは昔から販売してるみたいで、買ってる人もいました。外に灰皿を持って行って吸うんだと思うんですが、若い従業員が咥えタバコで廊下を歩いてたのには驚きましたなぁ。


 この日は女性単独行者3人、男性単独行者5人、若いカップルの10人の宿泊でしたので、皆個室だったと思います。


 夕食は16:30、朝食が6:30で左上の太鼓で知らせてくれます。ご飯が美味しかったです。


 他のブログを見ても、メニューはほとんど変わりないですね。朝は温泉玉子が付きます。お膳に配膳されてるところが、山小屋じゃなく旅館としての矜持かなという気がします。


 枕は、低いのと高いのを選べます。酒とつまみは持っていった方がいいでしょう。最近500mlのパック酒をよく山に持っていくんですが、量的に3合もないのでちょうどいいです。持ち運びやすいサイズですし、山屋御用達と言ってもいいかも。


 内湯はph6.4の単純温泉。源泉温度が45.6度なので、ちょうどいい湯温でした。女性の内湯はこれまた違う泉質らしいです。


 露天に行くには少しですが敷地内の外を歩きます。


 「安心しないでください!はいてませんよ(爆)」まだ17:30なんですが、風呂入るぐらいしかやることがないので、同宿の方々と話しながらまったり1時間以上入ってました。部屋に戻って小休憩してからまた1時間。強くガスがかかってまして、雪が降ってるような感じに写ってますね。これはこれで出ると冷たくて気持ちいいので、出たり入ったりを繰り返してました。なにしろ1,460mの高所にありますので、満天の星空を仰げれば最高らしいです。泉質はph3.5で自然湧出の単純温泉。内湯とは泉質が違います。


 奥の小さい方が熱湯で、一度入りましたが45度(源泉温度75.6度)ぐらいあるんじゃないでしょうか?とても入ってられませんでした。朝は5:30から入ったんですが、さすがに30分で切り上げました。まだ暗かったですね。帰る途中で女性とすれ違い「まだ男性入ってますか?」と。あとで聞いたらその男性は遠慮して出てきたそうです。


 朝、隠居倉方面へ少し登っていって三斗小屋温泉神社本殿にお参りしてきました。

三斗小屋温泉煙草屋
栃木県那須塩原市三斗小屋温泉
0287-69-0882(那須塩原案内所)
090-8589-2048(現地衛星電話)
1泊2食9,000円
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那須連山主脈縦走(2)

2015年10月30日 | 登山・トレッキング

 熊見曽根を越えるとハイマツや笹が出てきて、荒々しい岩稜地帯は姿を消します。


 すっかり銅葉化したコメバツガザクラもありました。右上;1,900m峰のところにあったケルン。


 清水平が近くなってくると木道が出現。清水平から15分ほど歩くと北温泉、マウントジーンズスキー場の分岐に出ます。中の大倉尾根を通るルートです。


 今度は粘土質っぽい道になりました。雨だと滑りやすくなります。右上;階段ではなくて、土の流出を防ぐためのもの。


 那須5岳で最高峰三本槍岳、標高1,917m。山頂はとても広かったですが、丸太が2本ぐらいしかなく腰掛けるベンチがあるとよかったです。


 北西に黒磯市街地、北に旭岳(1,835m)。


 三本槍岳を過ぎると、標柱や標識がガラリと変わりました。この辺は県境なので、福島県が設置したと思われます。


 福島県側から見た三本槍岳。山頂から10分ほどしか歩いてません。


 神秘的なブルーの鏡ヶ沼(旧噴火口跡)。これを見に三本槍岳から下りてくる人が多いとか。


 その沼の奥に旭岳。影が山の形をしてました。


 この辺の稜線歩きは、道も歩きやすく景色も抜群で気持ちよかったです。


 どっしりした山容の流石山(ながれいしやま)1,813m。その奥に大倉山、三倉山と続きます。鞍部の大峠標識には流石山頂まで1時間と書いてありました。流石(さすが)です。


 分岐の方向表示板は新しくなったみたいです。ここで昼食をとってた大黒屋泊だという若夫婦をつかまえて、私も昼食がてら山談義。大峠(だいとうげ)へは、福島の下郷町から入山した方が近いです。


 お地蔵さんは、右上のは比較的新しいですが、首が取れてる左上のは江戸時代のものでしょう。というのも、ここ大峠は会津西街道の代替道だった会津中街道(栃木県氏家宿~福島県会津若松)の中間地点だったからです。参勤交代にも使われたそうですよ。その後戊辰戦争では古戦場と化してます。


 GPSの地図では大峠~三斗小屋温泉は道が途中で途切れていましたので、多少不安に思ってたんですが、意外にもしっかりした道でした。


 第1の渡渉点峠沢。


 三斗小屋温泉跡と三斗小屋温泉の分岐。温泉跡に行ってしまうとかなり遠回りになります。栃木県に入りましたので、再びきめ細やかな表示。「もしもの時の位置情報番号」がふられてました。しかし同じ山域で県によって対応が違うというのもなんだかなー、という気がいたします。


 第2渡渉点中ノ沢。


 大したことはありませんが、ロープがかかってるところが1箇所。


 第3渡渉点赤岩沢。いずれも岩にコケが張り付いてて滑りやすいので要注意。渡渉自体は歩幅も狭く難しいことはありません。3つの沢は下流で合流し、湯川となります。3つめの渡渉後、三斗小屋まで登り続きとなり、バテた体にはキツかったです。
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那須連山主脈縦走(1)

2015年10月29日 | 登山・トレッキング

 中の大倉尾根とか南月山、黒尾谷岳を経由したわけではないので、タイトルとしてはやや大げさで恥ずかしいんですが、紅葉は終わってても1泊2日で三斗小屋に泊まり自分としては十分堪能できた山旅でした。GPSのログをみますと輪投げのような感じで、さらに茶臼岳もお鉢巡りをしたので小さな輪になっています。三本槍に行って三斗小屋に行くには隠居倉経由した方が近いですし実際そのルートを辿る人が多いのですが、鏡ヶ沼や流石山など裏那須の雄大な景色を見ないでピストン的に戻るのはもったいないと思います。

 ではCTを書き留めておきます。ホテルの朝食が7時からで、三斗小屋温泉煙草屋には15:30に着かなければならないという制約があってプレッシャーでした。でも小屋泊ということで食料や寝具類を持たないため、ザックが軽かったのが幸いしました。

1日目:峠の茶屋駐車場(8:22)…0:43⇒峰の茶屋跡(9:05)…0:38⇒朝日の肩(9:43)…0:09⇒朝日岳(9:52)…0:13⇒朝日の肩(10:05)…0:42⇒北温泉分岐(10:47)…0:33⇒三本槍岳(11:20)…1:07⇒大峠(12:27)~休憩・昼食40分~大峠再出発(13:07)…1:47⇒三斗小屋温泉(14:54) 結果は標準CT6時間10分に対し、5時間52分(昼食休憩含まず)。

2日目:三斗小屋温泉(7:15)…0:20⇒沼原分岐(7:35)…1:04⇒峰の茶屋跡(8:39)~茶臼岳お鉢巡り~…1:21⇒峰の茶屋跡(10:00)…0:30⇒峠の茶屋駐車場(10:30) 結果は標準CT3時間35分に対し、3時間15分。




 金曜日の8時すぎの峠の茶屋駐車場は、わりとまばらでした。ところが土曜の10時半に下山すると、空き待ちの車で一杯でその後も次々と車は登ってきてました。ロープウェイの売場で山バッヂを買うため、峠の茶屋駐車場から渋滞の車列に仕方なく並び、つくづく前日に買っておくべきだったと後悔。ロープウェイのところでまだ駐車場に入ってなかったのですが、警備員の制止を振り切り道路に車を乗り捨て売店へ走りました。案の定買って戻ってきても車は動いてませんでした。しかし何で片側の駐車場を空けておくのかな?意味が分かりません。ロープウェイだって111人乗りのでかいヤツだって言うじゃないですか。




 のっけから岩肌もろ出しの峻険な山容に圧倒され、若干引き気味の私。朝日岳と名の付く山は多いですが、その中でもさすがに「ニセ穂高」と呼ばれるだけのことはあります。


 登山道も当然ザレております。




 峰の茶屋跡避難小屋にはヘルメットを入れたケースがあったんですが、1個は空でした。通常登山ではダメって書いてあるのに、被っていってる人がいるのかな!?


 左上;峰の茶屋跡を振り返るとこんな感じ。右上;これから向かう縦走路。






 石が動かないようにセメントで固められてるところもありました。見た目よりは危険個所はないですが、中には引き返してしまう人もいるかも。


 鎖場もあり岩に滑り止めが施されてるところも。


 標柱や方向指示板は形状が統一されてて分かりやすかったです。しかもこまめに設置されてありますし。


 那須5岳では3番目の標高1,896m。


 山頂からの眺め。
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休暇村那須

2015年10月28日 | 県外温泉


 宿に向かう前に「恋人の聖地」に立ち寄り。で開けたんではなく開いてた女子トイレを覗きましたら、なんと男性用小便器があるじゃないですか。子どもサイズでもなかったので、何とも不思議!?



 あとからホテルで聞いた話ですが、10/22の時点では紅葉は湯本の方に下りていったみたいで、今年は1週間早かったそうです。


 ホテルのロビーからは、駐車場方向に鬼面山(きめんざん)が見えてました。温泉宿というのは、なかなか一人では予約できないのでありがたいですね。おまけに那須岳登山口駐車場までは3kmもないですから。



 源泉は大丸温泉から引いた相の湯と中の湯混合泉。泉質は、単純泉でph8.3の弱アルカリ性低張性高温泉。泉温は60.1度で自然湧出332.5ℓ/分。写真では左上が相の湯でやや熱め、右上が大丸温泉源泉で39~41度の温め。


 部屋にはスリッパにはさむ部屋番号付きの洗濯バサミが置いてます。これは気の利いたサービスだと思います。他人のスリッパは履きたくないですから。露天の写真はかなりボケてしまいました。眺めがよく夜は那須野ヶ原の夜景が見えました。



 ガッツリ食べようと意気込んでみても、そんなに食べれないもんですね。生ビール(650円)が鬼ウマでした。オープンキッチンの焼きたてステーキとか小鉢群はどれも旨かったです。最後はフルーツとプチケーキで〆。女子か!? 宇都宮餃子がなかったのが残念。


 朝日が眩しいぐらいでした。朝も焼きたての目玉焼きがよかったです。山登る前はしっかり食べないとね。


 夜のスライドショーも勉強になりました。天皇陛下御在位20年の節目に、御用邸用地のおよそ半分にあたる約560haが宮内庁から環境省へ移管され、平成23年5月に日光国立公園「那須平成の森」として開園したそうです。フリーゾーンとガイド付きエリアに分かれてるそうなので、訪問の際には気をつけてください。その他2Fギャラリーホールでは、月曜サックス、水曜オカリナ、金曜ギター&ピアノのコンサートが開催されてます。
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男体山登拝

2015年10月27日 | 登山・トレッキング

 先日道の駅のトイレで、黄色いサッカーのユニフォームを着たハーフパンツの中学生が中から出てきたんですよ。顔、髪型、雰囲気が女の子ぽかったので、男女の表示を確認しに入口に戻ってからまた入り直したもんだから、その子は怪訝な顔をしてました。最近、若い人は特に中性的な感じの人が増えてきたように思います。

 さて日光まではそうそうお金を使うわけにもいかないので、高速は使いませんでした。山形空港付近での事故渋滞があったり、会津で何度も信号につかまったりのロスがありましたが、どうにか500kmを11時間でやっつけました。途中夕食もとりましたし、何度もコンビニに入りましたので、実質9時間ぐらいでしょうか(事故渋滞がなければ)。

 写真は道の駅たじま。花が飾られてたりトイレもキレイでした。主にR13からR121(会津西街道)を使いましたが、高速を使うより疲れが少なかったです。





 夜間気温は10度を切ってましたが、それほど寒くはなかったです。5時過ぎに目覚め、尾西の朝食をとり6時頃出発。開門時間が6時なので、それより早くは入山できません。男体山は二荒山神社所有だからです。入山料として500円を払い交通お守りをもらいます。山バッヂも同時に受付で500円で買いました。


 3合目に着くと舗装道を歩くことになります。落葉が多かったですね。残ってるのは唐松の黄葉ぐらいでした。


 3合目までの風景。下草はなく笹で覆われ、紅葉は控えめ。鹿が樹皮を剥ぐので保護ネットをかけてます。猿の鳴き声はするものの姿は見えず。


 4合目鳥居から再び登山道に。



 5合目から岩ゾーンになり、さらに直登ぎみの急登になります。


 8合目付近からは階段、9合目からは脆い溶岩砂で足をとられ歩きにくくなります。


 神社から山頂は標準CTで3時間20分。3時間15分でしたからほぼCT通り。下山は2時間15分に対し2時間5分でした。


 方位盤は、剥がれて下に置かれてました。



 1等三角点は山頂から少し離れたところにあります。7-11のパンで腹ごしらえ。最近飲み物はカフェモカばっか。


 二荒山大神御神剣。かっこいいですね。太陽光線が当たると光りますし、バックが青空だともっと映えます。


 おにぎり石とライブカメラ。


 山頂で一緒になった人たちと一緒にライブカメラに映りました。解像度が低い上に、ガスがかかってたため不鮮明です。


 下山時の中禅寺湖。
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