

皮肉なもんで、標高が下がるにつれ晴れてきました。鳩待峠には13:30着。6時間50分かかりました。至仏山頂には10:30着ですから登りが3時間50分で、鳩待峠までの下りが3時間。マップルの地図では5時間5分、尾瀬のサイトでは4時間50分ですから2時間遅れでした。やはり牛歩の歩みが響いたようですが、実感としては標準タイムでは歩けないですよ。サブザックでしたら話は違いますけど。もっとも尾瀬のサイトは、小至仏山の標高2,162mを2,149mとしてますし、ジオシティーズを使うこと自体公式サイトとしては問題ありだと思います。


鳩待峠もそれほど混んではいなかったです。ここでは醤油ラーメン700円をいただきました。この手のラーメンも好きですよ。お土産店ではバンダナを買いましたが、御池では手ぬぐいしかなかったので正解でした(逆に鳩待には手ぬぐいがナシ)。それにしても、鮎の塩焼きで一杯やってる人は、羨ましかったですよ。


鳩待峠発13:52。鳩待峠は標高1,600mなので山の鼻まで200m下っていくことになります。


飲めるとは書いてないので、全ては自己責任でということでしょう。山荘で、最近熊が頻繁に現れているという話をききました。


鳩待~山の鼻は、樹林帯で川上川沿いを歩くので、暑くなくとても心地よかったです。


途中ボッカさん2人と会いましたが、どちらも空ボッカでした。右上の人は30代だと思われましたが、真っ黒すぎてびっくりしました。


木道は長いので、だんだん歩くのがイヤになってきます。牛首分岐を左折。


牛首~ヨッピ吊橋の中間ぐらいがニッコウキスゲのポイント。



ヨッピ吊橋手前で、竜宮方面へ分岐となります。


左上;オオマルバノホロシ。花がよく撮れてませんが、すぐにナス科だと分かります。木道には製作年が刻印してあります。尾瀬の場合、湿原に配慮した立体的な木道なので、毎年更新していくのも大変な作業です。


東電小屋には、16:23着。出発してから実に9時間半。鳩待峠からは2時間31分かかりました。標準が2時間45分ですから、今度は上回りました。そうそう負けてもいられませんからね。