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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

出土品(3)

2008年01月31日 | イベント・祭り
 森吉山ダム遺跡群につきましては、出土品以外に竪穴住居跡、掘立柱建物群跡、配石遺構、焼土遺構、土杭、土器埋設遺構などが、非常に残念ですが壊されるか水没することになります。 

 しかしながら北秋田市には、森吉山ダム遺跡群の他に、『
笑う岩偶』で一躍有名になった白坂遺跡、伊勢堂岱遺跡、藤株遺跡、麻生遺跡などがあります。

 驚いたことに、Yahooオークションに藤株遺跡出土品が出され、岩偶の頭10,500円、矢じり(鏃)12点で2,300円が落札されておりました。もちろん、入札のないものが多くありましたが、麻生遺跡のもかなりの点数がありましたね。祖父の小屋を整理して出てきたものらしいですが、いらなければ売ればいいってもんでもないと思いますが。



 伊勢堂岱遺跡、環状列石A 復元模型1/20スケール 伊勢堂岱遺跡は、鹿角市の特別史跡大湯環状列石と同様、縄文後期(約4,000年前)の環状列石を主体とした遺跡です。
 
 
 上はどちらも藤株遺跡の土偶。藤株遺跡は、縄文時代晩期(約3,000年前)の出土品が主です。


 妊婦の状態を表した土偶(藤株遺跡)

 
 左上;岩偶(藤株遺跡) 右上;○根


 遮光器土偶は、縄文時代晩期を代表する土偶で、目の表現がイヌイットの雪メガネ(遮光器)に似ていることから付けられました。
 
 
 左上;縄文時代中期の土器 右上;縄文時代後期の土器


 この土偶は、胸元にペンダントのような装飾品がみられます。

 
 土偶の頭部と胴体部。

出土品(2)

2008年01月30日 | イベント・祭り
 
 左上;『赤漆(うるし)塗注口土器』漆下遺跡 縄文後期 平成14年出土 右上;『赤漆塗糸玉』漆下遺跡 縄文後期 平成14年出土 ※係員の説明によりますと、ベンガラ色が出土時より色褪せてきているそうです。


 『石皿』砕渕遺跡 縄文時代 ※縁取りにより、こぼれない様工夫がしてあります。

 
 左上;『瀬戸・美濃系小皿』森吉家ノ前A遺跡 中世 ※よく見ると菊の御紋が入っています。 平成14年出土 右上:『銅製灰匙』森吉家ノ前A遺跡 中世 


 『独鈷石(どっこいし)』水上ミ遺跡 縄文時代 平成11年出土 ※『独鈷石』は形状が、仏具の独鈷杵(どっこしょ)に似ていることから、こう呼ばれるようになりました。実用的な道具ではなく、呪術的なものと考えられています。

 
 『鋤と荒型』地蔵岱遺跡 中世 平成17年出土

 
 『下駄』森吉家ノ前A遺跡 古代~中世 平成15年、平成19年出土


 『独楽(こま)』地蔵岱遺跡 古代~中世 平成17年出土

 今回のは中世のものもあり、年代的にバラバラです。古代・中世の下にさらに縄文時代のものが眠っていて、それらを現代人が破壊している構図でしょうか?

除雪

2008年01月29日 | その他
  
 最近は、軽量化重視でプラスチックのスコップが多いですね。でも雪質によって、少し固めだったりするとクラック(割れ)が生じるんですよ。

  
 プラスチックの次にアルミも軽いので、プラでは難しい固めの雪に使います。もっと固くなると、鉄とか形状も角型のを使うことになります。

  
 左上のは、主に押して使います。ウチのオジヤンは、これで均すのが得意です。左官屋さんのような除雪をします。ちなみに、AB型。右上のは、氷を割ったり、つららを切ったりできます。柄の長さは2mぐらいあります。

  
 左上のは、『ママさんダンプ』というヤツで、もっとも使われているものです。一度に多量の雪を運べますが、割れるので一年に一度買い替えています。右上は、融雪剤で塩化カルシウムです。あまりまき過ぎると、車の下廻りがサビる原因になります。

 ですから、雪国においては車の下廻りに、防錆塗料を吹き付けてもらった方がいいです。私は3年に一度ディーラーでやってもらっています。1万円ぐらいなので、お勧めです。


  
 屋根の雪下ろしをした時に上から撮りましたが、境目が分からないですね。右上は、TCMのバケットに乗って雪下ろしをしている所ですが、危ないのでマネしないで下さい。小屋は火の気がないので滑り落ちないですが、屋根の真ん中を除雪してストーブをつけると時間はかかりますが、落ちてきます。

 住宅の場合には、ペンキ代もバカにならないですね。塗らないと滑り落ちてきませんので。。。

  
 左上は、比較的大型のロータリーという投雪機です。レバーが多いので操作が面倒です。特にオーガハウジング(回転部分)の左右上下の微調整と投雪位置と角度の調整。あとは、ものをかむと過負荷でシャーピンが切れていしまい、交換が必要になります。右上は、ヤマハ製スノーモービル。クロカンのコース作りにはかかせません。体感スピードがあり、面白いですよ。

 それにしても、雪国ってムダな経費がかかっているものです。

縄文後期出土品

2008年01月28日 | イベント・祭り
  
 土曜日、北秋田市文化会館で行われた『平成19年度秋田県埋蔵文化財発掘調査報告会』の展示品を見て参りました。この日は天気がいいと思ったら、突然くずれたりで荒れていました。特に、森吉山ダム遺跡群からの出土品は、素人目にもすごかったですね。平成7年から始まった発掘調査は、60か所の遺跡の存在を確認して、平成19年度で全て終了しました。

しかし総工費2,000億円近く投じられたダム建設によって、これらの遺跡は水没したり堤体工事で壊れることになります。そのため、模型でも地表に残して欲しいという声が多いそうです。

以下の展示品は、約4,000年前の縄文後期の出土品です。



 『三口(みつくち)の狩猟文土器(もんどき)』日廻岱B遺跡、平成14年出土

 
 左上;『動物形土製品』漆下遺跡、平成14年出土 右上;『香炉形土器』桐内A遺跡、平成11年出土


 『猿面土器』漆下遺跡、平成14年出土

 
 左上;『人面付き鉢形土器』向様田A遺跡、平成12年出土 右上;『岩偶』向様田A遺跡、平成12年出土


 『台座に立つ中空の土偶』漆下遺跡、平成14年出土

 
 左上;『土製腕輪』向様田D遺跡、平成13年出土 右上;『赤塗壷形土器』日廻岱A遺跡、平成12年出土

 縄文時代は狩猟・採集が中心なので、木の実とか山菜やきのこを採ったり小動物を追っかけたりしてたんでしょう。私の生活とあまり変わりませんね(笑)稲作はまだ行われていませんので、山の麓が暮らしやすかったんでしょう。冬とかどうしてたんでしょうね? 衣類、暖房、食料の貯蔵、除雪など。。。

 そう考えると、寒いとか贅沢言ってられないですね。出土品はあと2回ぐらいアップの予定です。よろ~です♪

湖畔の衰退に思うこと

2008年01月27日 | 雑記

 どうも田沢湖畔は、田沢湖高原との温度差を感じます。湖畔の方は、スイス村やJR東日本の『ファミリーオ田沢湖』など休業した施設、個人所有地の立ち入り禁止の看板、が非常にマイナスイメージだと思います。田沢湖プリンスホテルの売却もありましたね。

 さらに、大川隆法氏主宰の幸福の科学正心館が2003年に建ち、秋田県が夫人の出身地ということで準聖地と呼ばれています。宗教法人の建物が湖畔にで~んと建っているのはどうでしょうか?

 10年以上前、私は田沢湖や盛岡の御所湖でウインドサーフィンをしていました。ORAE が建つ前ですが、その隣の私有地はウインドサーファーで賑わっていました。特に盛岡から来る人が多かったですね。それが現在はバリケードのあるただの空き地です。

 人が集まるということは、大げさですが何かしらの経済波及効果があるものです。それを、事故があったら誰が責任を取るんだ、といったリスクマネジメント的に考えてしまっていると思うのです。

 そして乳頭温泉郷に来た客を、素通りさせてしまっているのが現状です。おそらく観光ルートでは角館の武家屋敷か、芸術村でわらび座を観劇するコースが一般的だと思われます。湖畔はトップシーズンですら、閑古鳥が鳴いています。

 逆に考えると、旧西木村や北秋田市に向かう観光ルートがないため、湖畔を通らないのではとも考えられます。(一部樹氷見学ツアーとかはあります)これは秋田内陸縦貫鉄道の存続にもかかわる問題です。

 ホテル、ペンション、民宿の乱立もありますね。乳頭温泉郷だけでなく、田沢湖高原温泉郷、その手前の水沢温泉郷、田沢湖畔、さらには玉川・八幡平、芸術村や夏瀬温泉のある神代地区など広範囲に考えた場合ですが。

 知名度もあり、温泉やスキー場の他秋田駒ケ岳、県民の森、抱き返り渓谷など観光資源には恵まれています。しかも湖畔でも温泉が出ています。しかしよく言われることですが、点→線→面への展開がせいぜい線で終わってしまっていることに問題があります。

 ピンポイント的には、『
山のはちみつ屋』とか『夏瀬温泉』、『鶴の湯』は非常に勢いがあります。極論ですが、この三者に湖畔の開発をゆだねてみてはいかがでしょうか?
 
 話は変わりますが、先日テレビで大リーグの経営についてやっていました。数年前からテレビの放映権料などを各球団に均等配分したり、ぜいたく税の導入により戦力均衡を図ることで改善され、現在では赤字経営の球団はないといいます。しかし、巨人だけが突出している日本のプロ野球はどうでしょうか?

 例えはヘンですがブログにおいてリンクを貼るように、敵対するばかりでなく手を結んでいく協業的な手法もありなのではないか、と考えました。スキーを例にとりますと、リフト券付きスキーパックや、リフト券を買った客に対してのレストランの割引は実際やられています。それを拡大することによって、おのずと面が出来上がってくると考えるのは短絡的でしょうか?

 それと現在ではインターネットの活用は必須です。楽天で売り上げを伸ばしているお店はいくらでもあります。しかしながら、ネットでの風評も侮れなくなってきていますので、難しい世の中です。