その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

通院に纏わる話

2014年05月31日 | 雑記
 3日前ぐらいから右脇腹に痛みが走り、ポツポツと赤い水ぶくれ状のものが現れたので、ほぼ帯状疱疹と自己判断。でも場所が場所だけに、盲腸も一応疑ってかかりました。仮に盲腸だとすると、断続的な痛みでは済まされないはずですが、手術となると土曜のウォークに行けなくなるのが痛いなーとかシミュレートしてみたり。。結局痛みに耐えきれず通院したら、やはり帯状疱疹でした。カミサンはヘルペスと言うんですが、この言葉はいやらしい響きがしてどうもイヤですね。というのも性器ヘルペスがヘルペスを代表する言葉として定着しているからなんでしょう。 その他ヘルペス性口内炎なんかもあります。帯状疱疹は今回でたしか3回目(忘れた頃にきます)だと思うんですが、何が痛いって高額な薬代です。たぶんアズノールという軟膏が一番高いんでしょう。飲み薬も2種類出ましたし、もしもの痛み止めも入って、計6,030円。診察料は430円と安かったんです。だいたいねー、20gもいらんでしょ。言ってはみたものの、非ステロイド系なので重宝といえば重宝なんですけども。

 昨日は、通院前の段階から躓いてました。阿仁支所には市民病院の予約機があるんですが、開始時刻の7:40を待ってカードを入れたら、メニューに診療科目がないのですよ。回りにいた人に聞いたら、診察を受けたことがない科は表示されないんですと。冷静に考えると当然なんですけど、タイムロスしてる関係もあり、煮立った頭でぶっ飛ばしましたよ。新規受け付けを済まし、もらった番号は29番。まずまずの順番でしたが、待つこと2時間。薄暗いので本も読めません。読もうとするなら、山用のLEDヘッドランプが必要かも。でもそんなことしてたら、間違いなく追ん出されるわな。ここ数日、痛みでろくに寝れてなかったので、2時間座ったままでグラグラしてましたが、入れ替わり立ち代わりせわしないものですなぁ。新しい人が座ると、どんな人かつい確認してしまいましたが、ばーさんばかりなので目の開け損。健康体が病院くるわけないですよねー。しかしながら、その後サプライズが。前回の内科の弘大からの美人派遣医に引き続き、今回の皮膚科も相当若い女医。腹出しだったのでパンツ丸見え。だったら一番いいパンツ穿いてくるんだったよ。診察を受けてたら何と「シャワーもいい」と。舞い上がってた私は「シャワー」に鋭く反応したものの、帯状疱疹を気にせず浴びていい、ってことだったんですね。束の間の Joy のあと、また会計と薬局で待たされ、こりゃ縦走だわ。縦走にはアップダウンがつきものですから。
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ヤマケイ&ワンゲル6月号

2014年05月30日 | 本・雑誌

 久々にヤマケイとワンゲル6月号を買ってみました。ヤマケイもファミリーに媚びる時代になったんですね。日本百名山奮登記は面白かったですし、春を背負ってのインタビュー記事もよかったです。マツケンは山にはまった感がありますね。DEATH NOTE、GANTZなどヘンと言ってはなんですが、奇妙な役どころが多かったですからね。今回はナチュラルな彼を見れそうです。それからなんと、岳人がモンベル傘下に入り9月から再発行されるんですと。広告はモンベル一色だったりしてね。そうそう最近ノルウェーのアウトドアブランドで、昨年日本上陸したNORRONA(ノローナ)というのがスゴイ勢いです。TNFのスターライトジャケットもトップ紙面で紹介されてましたが、値段は45,360円。雑誌では渋い黄土色でしたが、ネットで見ると明るい黄色で安っぽく見えてしまいました。なので、実物を見ないで買うのは危険なんですよねー。

 ワンゲルの「歩こう。北アルプス」は、地図がちょっと見にくいのが難点ですけど、内容は充実してます。縦走路のバイブルとして一冊持っておきたいですね。工程表-計画の要点-装備はさらっと書いてるんですが、エスケープルートと食糧計画は紙面を割いてる分とても参考になります。縦走といっても、複数泊のは年に2回もできれば御の字って人が、私も含めてほとんどかもしれませんけど。今シーズンは無理ですが、栂海新道と奥秩父の主脈はぜひ歩いてみたいコースです。
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きみにコケコッコー

2014年05月29日 | らーめん



 先日映画の帰りに立ち寄った、佐々木屋グループの鶏白湯拉麺専門店です。鶏白湯は東京では新規オープン店が増えて、トレンドになりつつあるようです。場所は以前「まると東通店」だったところで、決して立地はいいとはいえません。ちゃんと店名が入った写真を撮ってるのに、「ところで店名は何でしたっけ?」とボケかまし。「きみにコケコッコーです」と臆せず店員さん。店名を言うたびに、かんだりテレたりしてたらシャレになりませんからね。注文は、期間限定の白神ネギらーめん896円と鶏めし216円、計1,112円。税抜き表示でしたが、ラーメン屋だったら830円とか200円にのせるなよ、と言いたくなりますね。トッピングは水菜、レンコン揚、かぶ、ネギ、そして鶏チャーシューといったところでしたが、個人的な感想ではレンコン揚はラーメンには合わないですな。食感も妙な感じがしました。白神ネギも意外と「しねがった」。そんでもって味もしねがった、ってがw そんなダジャレは、もう沢山って言わないでね。「きみに結構」とは言われたくないですから。ところで鶏白湯は、砕いた鶏ガラを強火で煮込んだスープということですが、特徴をつかめないうちに食べ終わってました。でも鶏めしは旨かったですよ。付け合せのきゅうり漬も何気によろしい。紅しょうがも私の中では高評価でした。注文をつけるとしたら、万人受けを狙うより「こってり」「あっさり」を選べるようにしたらいいんじゃないでしょうか?

【きみにコケコッコー】
秋田市東通5-1-5
050-5872-9669 (予約専用番号)
018-853-0029 (お問い合わせ専用番号)
(営)11:00~21:00
無休
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なんちゃって現代用語(24)

2014年05月28日 | なんちゃって現代用語
グリーンパラドックス…先日NHKスペシャル「エネルギーの奔流」で出てた言葉です。太陽光、風力、バイオマス、水力、地熱などの自然エネルギー(グリーンエネルギー)、再生可能エネルギーによる発電量を増加しようとすると、工場が電力の安い国へ海外移転し、地球規模でみた場合火力や原子力による発電量が増加すること。番組では、ドイツの電力高騰(グリーンエネルギーが高いため)により、石炭火力発電が中心で電気料金の安いお隣のチェコへ移転する工場が増えてる実態を紹介してました。そうなると炭素税は1国で推し進めたって、何の意味もないような気がします。近い将来をみても、世界的に原発が増加するのは避けられません。2050年に世界人口が90~100億人に達するのも、今のところ抑制する手立てがないようですし。

CCS (carbon dioxide capture and storage)…これも同番組で紹介してました。二酸化炭素の回収・貯蔵という意味で、火力発電所や工場から出た二酸化炭素を即回収するにしても、封入するのは地下です。原発による核のゴミも、世界最終処分場の建設を巡ってもめてるみたいですが、結局は地中なんですよね。電気自動車が普及してくれば、かなりの部分CO2は抑制されますが、それでも電力イノベーションへの期待は大きいと思います。

新ドメイン….tokyo 始め、700種類以上のドメインが誕生しました。早い者勝ちですから、転売目的でのドメイン取得がありそうですね。他には.nagoya .ninja .estate .camera .bike .みんな .gonbei .web .shop 等々。.earth .moe ももうすぐ認可が下るようです。

MOOC(ムーク)…Massive Open Online Courseの略。またはMassive Open Online Courses (MOOCs、ムークス)。インターネットを使った大規模で無料のオンライン講座のこと。日本版JMOOCである“gacco”を覗いてみましたら、まだ公開してる大学の数が少ないですね。秋田の国際教養大学でも今秋開講予定の講座があります。

CT3 (community, crowdsourced and collaborative translation)…Wiki方式で、プロでない人々(翻訳支援ツールを使ったり)の共同作業での翻訳。ネットが発達してきた結果、研究開発やデザインなど世界規模での共同作業が行われつつあります。

qwerty nosedive…訳しようがないですが、面白い言葉だと思います。qwerty はPCの Tab キーの右に一並びになってるキー列です。nosedive は急降下とか暴落、急落という意味ですから、疲れがたまって無意識のうちにキーボードへ撃沈といったところでしょうか。

新冷戦…クリミア半島のロシア編入によってクローズアップされましたが、ロシアはアメリカの一極支配体制に対抗すべく10年以上も前から対立の構図を明らかにしてます。もっともアメリカは財政難から、かつてほどの力がないのを見透かされてるわけですけども。日本の右傾化、中露、中韓の歩み寄りも気になるところです。
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五の宮岳(4)

2014年05月27日 | 登山・トレッキング


 だんだん晴れてきて、下山時には木漏れ日が降り注ぎ、気持ちのいい森林浴となりました。


 ブナの発芽は、最初子葉というフタバをつけてます。


 この時期、新芽も伸びてますね。


 昨シーズンは、ブナが豊作で残雪の上にも大量に落ちてました。落葉は、セルロースが含まれていて固いので、分解はキノコなどの菌類が担当します。自分で葉を落としてそれを養分にするんですから、究極のリサイクルといえます。


 ブナに生えてるのは、ゼニゴケです。斑紋は、1本1本に違いがみられます。よく見ると前世は、ヤマメだったのでは、と思えてきます。


 立ち姿は、アマドコロかナルコユリのような感じですが、詳細不明。


 【アカネ科クルマバソウ属クルマバソウ】アカネ科の花は可愛らしいです。


 【アブラナ科タネツケバナ属コンロンソウ】道端にも咲いてる花です。


 ムラサキケマンは、新体系ではケシ科からケマンソウ科に分類されてます。キケマン(右上)はよく見るんですが、ムラサキケマンは今シーズン初です。14,976歩12.26km、4時間半かかりました。
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