ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

ニュース (5/17)

2011-05-17 14:48:59 | Weblog

■NTTドコモが2011年夏モデル24機種を発表、Androidスマホが主役
NTTドコモは2011年5月16日、スマートフォンやLTE対応モバイルルーターを含む2011年夏商戦向けモデル24機種を発表した。最大の目玉はAndroidスマートフォンで、一気に8機種を投入する(BlackBerry端末を含めるとスマートフォン全体では9機種)。

■Windows 7とiモードの1台2役を実現したLOOX「F-07C」
「F-07C」は、パソコン向けOS「Windows 7」を搭載した富士通製のiモード端末。富士通のモバイル向けパソコン「LOOX」シリーズの端末となる。発売時期は6月~7月の予定。

■バッファロー、LTEサービス「Xi」対応の軽量モバイルWi-Fiルータ
バッファロー、NTTドコモ提供のLTEサービス「Xi」(クロッシィ)に対応したモバイルWi-Fiルータ「BF-01C」を発売する。

■「冬モデルはスマートフォンがiモード機を機種数で逆転」---NTTドコモの山田社長
NTTドコモは2011年5月16日に、夏モデル端末を発表した。この発表では、同社の端末発表で史上最多となるスマートフォン9機種を一気に投入。春モデルとして発売したスマートフォンおよびタブレットの3機種を加えると合計12機種となり、今回発表したiモード端末12機種と肩を並べる。発表会場で記者団の囲み取材に答えたNTTドコモの山田隆持社長に、スマートフォンへ大きく舵を切る同社の戦略について聞いた。

■無線充電の「おくだけ充電」、今後2~3年で全機種サポートへ
NTTドコモは、シャープ製のAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE f SH-13C」において、国内で初めて無接点充電対応のスマートフォンを提供する。ドコモでは「おくだけ充電」の名称で普及拡大を目指していく。

ウィトラコメント: いわゆるホルダーに置くのとそれほど違わないような気もしますが、接点がないのが錆びたりしなくて良いようです。

■「Wi-Fi CERTIFIED Hotspot」認証制度が2012年中ごろスタート
Wi-Fi Allianceが16日、報道関係者向けの説明会を開催し、マーケティングディレクターのケリー・デイヴィス・フェルナー氏が、新たな認証制度として準備を進めている「Wi-Fi CERTIFIED Hotspot」プログラムを紹介した。

■「Ovi」の看板を下ろすノキア - Windows Phone採用で「Nokia」ブランドに統一
フィンランドのNokiaは現地時間16日、同社がモバイル向けサービスに使用しているブランド名「Ovi」を、2012年末までに「Nokia」に変更する計画を自社のブログで明らかにした。

ウィトラコメント: 前CEOが肝いりで始めたOviですが、手を引いていくようですね。名前を変えるだけではなくマイクロソフト色が強くなっていくのでしょう

■米アマゾンがタブレット端末参入か 低価格競争加速も
米アマゾン・ドット・コムが「タブレット型」と呼ばれる多機能携帯端末に参入するとの観測が広がっている。同社のジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は米誌の取材で、タブレット端末事業について「注目していて下さい」と話した。アマゾンは電子書籍端末「キンドル」で成功を収めており、タブレットでも台風の目になる可能性が高い。

■パナソニック、台湾に携帯向け多層基板の新工場
パナソニックは16日、台湾・桃園県に携帯端末向け多層プリント基板の新工場を建設すると発表した。投資額は100億円で、10月に生産を始める。既存工場の増強と合わせ、海外での多層基板の生産能力は現状の4倍となる月600万台(携帯電話台数換算)に増える。高度な情報処理が必要なスマートフォンの普及が加速しており、多層基板の需要拡大に対応する。

■NEC、インドで通信装置生産へ
NECの遠藤信博社長は18日、携帯電話の基地局間を無線で結ぶ通信装置をインドで生産する準備を進めていることを明らかにした。また、東日本大震災で大きな被害を受けた持ち分法適用会社のルネサスエレクトロニクスについては、半導体工場の早期再開に向け「必要なノウハウを持つ人材を送り込んでいる」と、協力を続ける考えを示した。

■サムスン子会社、タブレット向けの高解像度LCDを発表--高輝度で鮮明な表示可能に
サムスンの子会社Nouvoyanceは、タブレットPCへの搭載を念頭に置いた画期的な10.1インチ液晶ディスプレイ(LCD)を5月第3週に発表する予定だ。

■次期「iPhone」、NFCチップの搭載なしか--米報道
調査会社Bernstein Researchの新しいレポートによると、Appleの次期「iPhone」には、近距離無線通信(NFC)チップは搭載されない見通しであるという。

ウィトラコメント: 理由が理解しにくいですね。決済方法でVisaなどと対立しているのでしょうか

■MicrosoftとFacebookが連携強化、Bingの表示順位に「いいね」を反映
米Microsoftは米国時間2011年5月16日、同社検索事業における米Facebookとの連携強化を発表した。Microsoftの検索エンジン「Bing」の検索結果リストの中で、SNSサイト「Facebook」の友だちが「like(いいね)」を付けたWebサイトは表示順位を上げる。

ウィトラコメント: Microsoftは対Google包囲網を強化していますね。果たしてどうなるか

■ニューヨーク市はソーシャルメディア都市を目指す―Facebook等有力IT企業多数と提携
ニューヨーク市はFacebook、Twitterに加えてニューヨークに本拠を置くFoursquareやTumblrと公式に提携し、アメリカでもっともデジタル化された都市を目指そうとしている。

■GW前後の注目すべき電子書籍市場動向
「電子書籍ってどこを押さえておけばいいの?」――忙しくて電子書籍市場の最新動向をチェックできない方のために最新動向を分かりやすくナビゲートする「eBook Forecast」。今回は、戦後最悪の自然災害となった東北関東大震災の前後で起こったトピックスを中心にお届けします。


平成22年版 情報通信白書

2011-05-16 14:54:31 | Weblog

■■■第2部 情報通信の現況と政策動向
■■第4章 情報通信の現況
◆第6節 研究開発
1 情報通信産業の研究
(1)研究開発費
図表4-6-1-1 企業等の研究費の産業別割合(平成20年度) 

図表4-6-1-2 重点推進4分野に分類した研究費の推移

ウィトラコメント: 図は平成20年度までですが、21年、22年とどうなっているかですね。減っているように思います


ニュース (5/16)

2011-05-16 14:42:09 | Weblog

■イー・モバイルの携帯電話やデータ端末、今後はすべてSIMフリーに
イー・アクセスは、イー・モバイルの携帯電話やデータ端末などの全機種について、今後新たに発売するモデルはすべてSIMロックを解除した状態で販売する。

■2011年4月の携帯電話ランキング、ドコモの「Xperia arc」が2か月連続トップ
2011年4月の携帯電話ランキングは、前月に続き、3月24日発売の「Xperia arc」が1位を獲得した。しかし、「iPhone 4」の2モデルの合計販売台数には及ばず、実質的には2位にとどまった。携帯電話全体の販売台数に占めるスマートフォンの割合は、前月の47.1%から46.2%へとやや低下。昨年12月、新製品ラッシュで48.1%と一気に5割近くまで高まったものの、その後は40%台で推移し、5割を超えそうで超えない状況が続いている。

ウィトラコメント: そろそろスマートフォンの踊り場かもしれません。もっと低価格の機種が出ないと・・

■NTT東がフレッツ・スポットを大幅拡充、国内最多の5万局へ
NTT東日本は2011年5月13日、公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」を拡充する方針を発表した。コンビニエンスストアの建物にアンテナを設置するなどして、アクセスポイント数を現行の約5000局から10倍の約5万局と、国内の商用の公衆無線LANサービスで最多の規模に増やす。増設分については、既存のアクセスポイントがユーザー認証で用いているPPPoE方式を採用せず、普及が進んでいるスマートフォンやタブレット端末でも直接接続できるようにする。同日開催された決算会見で明らかにした。

■NTT東日本が光ポータブルの新機種、11n対応でクレードルに無線LAN機能
NTT東日本は、ポータブル無線LANルーター「光ポータブル」の新機種を、2011年度第2四半期に提供開始する。新機種は「IEEE 802.11n」に対応し、より高速に無線LANで接続できる。携帯回線は現行機種と同じ3G接続で、LTE接続には対応しない。2011年5月13日の決算会見で明らかにした。

■KDDI、au端末でより快適な通信を利用できる通信技術「EV-DO Advanced」を導入へ
KDDIが2010年秋冬モデルから、従来の「CDMA2000 1x EV-DO Rev.A」の3倍にあたる、下り最大9.2Mbps、上り最大5.5Mbpsの通信速度を実現する「EVDOマルチキャリア」と呼ばれる通信方式を導入することで、下り7.2Mbpsの「HSDPA」サービスを展開するNTTドコモやソフトバンクモバイルに対抗していますが、スマートフォンの普及を受けて通信量が膨れ上がることが懸念される中、さらにより快適な通信が可能になる「EV-DO Advanced」と呼ばれる通信技術を導入する方針であることが明らかになりました。

■アップル、次期iPhoneで対応通信キャリア拡大/LTE対応は先送りの可能性 - 米証券アナリスト予想
Appleが次に投入する新型iPhoneで、米国のスプリント・ネクステル(Sprint Nextel)やT-モバイルUSA(T-Mobile USA)など新たな携帯通信事業者にも製品を提供するほか、今後12ヶ月以内に中国最大手のチャイナモバイルとも契約を結ぶのではないかという見方を、ある米証券アナリストが示している。

ウィトラコメント: 私はiPhone5でのLTEはまず無いと思っていたのですが、発売が遅れるのならあるかもしれないと思い始めています。China Mobile向けに出すと言うならTD-LTE対応の可能性が高いと思います。

■サムスン、第1四半期は世界で約7000万台の端末を販売
韓国のサムスン電子は、2011年度第1四半期の決算を発表した。同四半期の業績は、連結売上高が36兆9900億ウォン(2兆7400億円)、営業利益が2兆9500億ウォン(2185億円)、当期純利益が2兆7800億ウォン(2059億円)になった。

■AT&T、T-Mobile買収不成立ならドイツテレコムに60億ドル--Reuters報道
Reutersによると、AT&TによるT-Mobile USA買収が米国規制当局に棄却された場合、AT&TはDeutsche Telekomに対しかなりの大金を支払う必要が生じるという。

■「iPad」と「iPhone」の生産、部品と人材不足で打撃か--海外報道
Appleの「iPad 2」および「iPhone 4」の生産に打撃を与えているのは、Foxconn Electronicsの主要工場のうち1工場における部品および人材不足と、東日本大震災の影響による業界全体での部品枯渇問題が重なっていることが原因ではないかとDigiTimesが伝えている。

■ビザ、NFC技術を使ったモバイル決済サービスを提供へ - 「最も包括的な取り組み」とアナリスト
クレジットカード米最大手のビザ(Visa)は米国時間11日、スマートフォンなどの携帯端末を利用した決済サービスを、今年秋に米国およびカナダで開始すると発表した。サービスの提供国は順次広げていくという。

■緊急地震速報 大震災以降73回 外れ6割超も改善は困難
東日本大震災以降、気象庁が発表した「緊急地震速報」は、地震発生から2カ月の11日に73回に達した。2007年10月の運用開始から大震災前までの3年余で出た17回の4倍以上。想定外の余震の多さに「外れ」が6割を超えており、抜本的な解決策も見いだせないのが実情だ。

■電子書籍 会員やコンテンツ数拡大 KDDIなど独自サービス急ぐ
「元年」と呼ばれた2010年を経て、電子書籍が浸透しつつある。携帯電話各社や電機メーカーが昨年12月に相次いで書籍配信サービスを始め、今年に入って会員やコンテンツ数も拡大。KDDIは、電子書籍を閲覧できるauのスマートフォンの機種を5月中にも大幅に拡充する予定で、本格普及に向けて各社は独自サービスの展開を急いでいる。

■NTTドコモがTwitterと提携、携帯電話をタッチするだけで相互フォローやアプリのプリインストールも
日本でも普及した感のあるマイクロブログサービス「Twitter」ですが、NTTドコモが同サービスを運営するTwitter社と提携することを発表しました。

■グーグルに対する批判キャンペーン、依頼主はFacebook--請負PR会社が明らかに
ソーシャルネットワーキングの領域において、FacebookとGoogleの間でいまさら仲たがいを気にかける必要性は残っていない。Googleをライバルと見なすFacebookが、競争相手への反感をさらに広めようとしていたことが明らかになった。

■「スマートフォン+4G」競争が激化の一途
スマートフォンが生活の基盤になりつつある韓国では、スマートフォンから利用できる高速モバイルネットワークである4Gへの関心が何よりも高まっている。


平成22年版 情報通信白書

2011-05-13 14:29:07 | Weblog

■■■第2部 情報通信の現況と政策動向
■■第4章 情報通信の現況
◆第5節 コンテンツ市場の動向
4 家計におけるコンテンツ利用状況
図表4-5-4-1 コンテンツ関連の年間消費支出額 

図表4-5-4-2 インターネットによるデジタルコンテンツの購入経験者の割合 

図表4-5-4-3 インターネットによるデジタルコンテンツの購入金額(平成21年末) 


ニュース (5/13)

2011-05-13 14:19:44 | Weblog

■スマートフォンユーザーの84.1%が「就活に有利」と回答
人材採用支援サービスのHRソリューションズは5月12日、「大学生の就職活動におけるスマートフォン・携帯利用の実態アンケート調査」の結果を公表した。

ウィトラコメント: 84%はすごいですね。たくさん試験を受けるからだろうな

■ルネサスモバイル、2012年までに売上高倍増へ=副社長
ルネサスエレクトロニクス傘下のルネサスモバイルは、スマートフォン需要の拡大を背景に、2012年までに売上高を現在の2倍の約20億ドルまで伸ばす見通しだ。また、タブレット市場への参入も計画していることを明らかにした。吉岡真一取締役副社長がロイターに対して語った。

ウィトラコメント: ルネサスモバイルに相当期待しているようですね。LTEのチップセットは厳しいと思います。GSMのチップセットで台湾のMediatekと戦ってどうか?

■イー・アクセス決算会見、2011年度の新機種投入計画も
イー・アクセスは、2010年度の決算を発表した。12日には同社において会見が開催され、代表取締役社長のエリック・ガン氏から説明が行われた。

■加賀デバイス、半導体販社:8月にも、3年で10億円目標[商業]
半導体など電子部品の販売を手がける加賀デバイスが、8月中に南部カルナタカ州バンガロールに現地法人を設立することが、12日までに分かった。資本金は1,500万ルピー(約2,700万円)。電力の効率性を高めるパワー半導体を三菱電機から調達し、インド地場企業に販売する。設立から3年後の2014年度に売上高10億円を目指す。

■半導体市場で新技術開発競争:サムスン、シェア首位維持なるか[IT]
エルピーダメモリが、今年7月から25ナノ(ナノは10億分の1)メートル級DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)を量産すると発表したのに続き、米インテルは3次元立体(3D)半導体チップ「Ivy Bridge(コードネーム)」を開発、本格的にモバイル端末用のアプリケーションプロセッサー(AP)市場に進出する見通しだ。半導体分野で激しい新技術開発競争が展開される中、サムスン電子が、同社の主力事業であるDRAM市場やAP市場で、トップを維持できるかが注目される。

ウィトラコメント:トップを維持というのは韓国市場ですよね。韓国でトップでなくなったら世界では大変なことになっているでしょう

■Appleの1~3月期決算は記録尽くし、MSの利益も初めて抜く
米IT主要企業の1~3月期決算が出そろった。米Googleと米Intelの売上高は四半期ベースで過去最高となり、米Apple、米Microsoftを含めた4社の純利益は1年前から大きく増加した。中には米Amazon.comなど、コストが膨らんで利益を減らした企業もあったが、全般的に景気回復の恩恵を受け、各社の業績は好調だった。そうした中、Appleの業績がいくつもの記録的数値を出し、話題を呼んでいる。

■サムスン、世界最速NANDフラッシュ初量産
サムスン電子は12日、超高速データ転送を実現するNAND型フラッシュメモリのインターフェース仕様「Toggle DDR 2.0」を適用した、20ナノクラス工程(1ナノは10億分の1メートル)64ギガビットのマルチレベルセル(MLC)NANDフラッシュ製品を、業界で初めて量産すると明らかにした。

■ST、次世代携帯基地局用ICシリーズを発表
STMicroelectronicsは、ワイヤレス・インフラストラクチャ機器メーカーが、高い柔軟性かつコンパクトな次世代モバイル・ネットワーク用基地局を低コストで実現することを可能にする次世代無線基地局用IC「STW82100B」シリーズを発表した。

ウィトラコメント: 1チップ基地局かと思いましたが、高周波回路のようです。

■パナソニック、携帯型カーナビを三洋と共同開発
パナソニックは12日、携帯型カーナビゲーションシステムの新製品13機種を6月順次発売すると発表した。4月に完全子会社化した三洋電機との共同開発製品で、同社の携帯型カーナビで知名度の高い「ゴリラ」をベースに開発。新製品の商品名もゴリラを採用する。

■アフリカで普及する革新的モバイル電子マネーサービス「M-PESA」
ケニアではなかなか見慣れないロゴを街のどこでも見掛けることができました。スラム街にいってもそのロゴは存在していました。それが『M-PESA』です。M=モバイル、PESA=現地語でお金を意味しています。サービス自体は2007年から開始されたようで、僕が訪れた頃にはケニアでは誰もが利用するサービスとなっていました。

ウィトラコメント: Edyなど、日本の電子マネーと似たおサイフケータイ的コンセプトのようです。Vodafoneがやっているとすると世界的に広まってくるかも

■米国で携帯電話に緊急警報システム搭載へ
米連邦通信委員会の Julius Genachowski 委員長は現地時間10日、米国の携帯電話に災害や非常時を知らせる緊急警報システムを搭載することを発表したそうだ。

ウィトラコメント: FCCは言っていたPublic Safetyのデータ版ですね。動き始めましたね。日本のように気象庁が出す地震情報だけ、というような縦割りになっていない点が評価できます。

■災害対策、LTE、おサイフケータイ、スマートフォン――辻村氏が語るドコモの未来像 (1/2)
スマートフォンの普及やモバイルのブロードバンド化が進む中、ドコモの携帯事業は今後、どのような道を歩んでいくのだろうか。同社代表取締役副社長の辻村清行氏が、「ケータイの今とこれから」というテーマで語った。

■「Google TV」の新版は2011年夏後半,ポインティング・デバイスは廃止の方向
Google社は2011年5月11日、米国サンフランシスコで開催した開発者向け会議「Google I/O」のセッション「Building Android Apps for Google TV」で、インターネット・テレビ向けソフトウエア基盤「Google TV」の新版を2011年夏後半(later this summer)に公開すると発表した。また、Google TVではポインティング・デバイスを原則廃止することも明らかにし、Google TV向けアプリケーション・ソフトウエア(以下、アプリ)を開発する際の注意点を解説した。


ニュース (5/12)

2011-05-12 14:27:00 | Weblog

■春商戦が一段落して伸びは鈍化、ソフトバンクは引き続き1位[TCA・携帯電話契約数4月]
電気通信事業者協会(TCA)は7日、2011年4月末現在における携帯電話・PHSの事業者別契約数を発表した。

■4月の携帯純増数、東北で増 電波復旧に応じ乗り換えも
東北地方で4月の携帯電話の契約純増数(新規契約分から解約分を引いた数)が、前年に比べて大幅に伸びた。東日本大震災で3月分の契約がずれ込んだほか、携帯が壊れたりなくなったりして新たに契約した人が多かったという。

ウィトラコメント: 全国ではソフトバンクがトップですが東北ではソフトbランクはずいぶん少ないですね。やはりライフラインとしては貧弱なのでしょうか?

■Google、Chromeベースのノートパソコン「Chromebook」を6月15日発売
米Googleは現地時間2011年5月11日、同社のOS「Chrome OS」を搭載するノートパソコン「Chromebook」を6月15日に発売すると発表した。米国など7カ国で、韓国Samsung Electronicsと台湾Acerによる製品を投入する。

ウィトラコメント: チップセットがIntelのAtomですね。タブレット端末とどう違うのだろう

■AT&T、Ciscoの企業向けタブレット端末「Cius」を2011年秋に投入
米AT&Tは現地時間2011年5月11日、米Cisco Systemsの企業向けタブレット端末「Cisco Cius」を今秋に投入すると発表した。AT&TのHSPA+ネットワークを利用した通信が可能。

■NTTドコモが3D機能強化したAndroid 2.3端末「SH-12C」を発表、テザリングにも対応
NTTドコモは2011年5月11日、2つの背面カメラにより3D画像を手軽に撮影できるAndroidスマートフォン「AQUOS PHONE SH-12C」(シャープ製)を発表した。5月14日から全国のドコモショップで予約受付を開始し、20日から発売する予定である。

■UQ WiMAX、国内最長の9時間駆動を実現した軽量タイプのモバイルWiMAXルーター「Uroad-8000」などを発売
携帯電話各社がさまざまな無線LAN対応機器でインターネット接続を利用できるモバイルルーターを発売する中、「WiMAX Speed Wi-Fi」というネーミングでモバイルWiMAXルーターを積極展開しているのが下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの高速通信サービス「UQ WiMAX」。

■Google、Android新版「Ice Cream Sandwich」を2011年内に提供
米Googleは2011年5月10日、米国サンフランシスコで開催している開発者向け会議「Google I/O 2011」において、タブレット端末向けのソフトウエア・プラットフォーム「Honeycomb」の新版「Android 3.1」を発表した。タブレット端末だけでなく、テレビ向けソフトウエア・プラットフォーム「Google TV」の新版もAndroid 3.1を搭載するという。さらに同社は、Honeycombの機能をスマートフォンでも利用できるようにするAndroid新版「Ice Cream Sandwich」を2011年内に提供することを明らかにした。

ウィトラコメント: これはスマートフォン向けですね。それにしてもAndroidはお菓子の名前を使っていて名前が長くなりますね

■Googleが家庭内の機器をすべてAndroidで制御するコンセプト「Android@Home」を発表
米Google社は2011年5月10日、米国サンフランシスコで開催している開発者向け会議「Google I/O」の基調講演で、家庭内の機器をAndroidで統一的に制御するコンセプトである「Android@Home」を発表した。

■3G携帯、中国携帯市場の販売量を引き上げる
IT分析機構の易観国際が発表したデータによりますと、今年第一四半期、中国国内の携帯販売台数は6674万台で、去年の第四四半期より4.7%増加しました。中でも、3G携帯の成長が著しいということです。

■Android端末を狙うマルウェアが400%の激増――携帯セキュリティ報告書
アプリケーションストアを通じてマルウェアや不正アプリをダウンロードさせるなど、携帯端末を狙った攻撃が激化しているという。

■「Android OS」のバージョンアップへの対応を保証へ、携帯電話メーカーや通信会社各社が正式発表
Android端末が1日あたり40万台というペースで普及するなど、高い人気を博していますが、ユーザーにとって非常に気になるのが「最新バージョンのAndroid OSがリリースされた場合、既存の端末にアップデートが提供されるか」という点。

■「タブレット機使い始めたらパソコンは……」米タブレット端末保有者の利用性向をグラフ化してみる
携帯電話・スマートフォンを超えた性能を有し、ノートパソコンよりも機動性に優れ、スマートフォンのような簡易なインターフェイスを有するタブレット端末。日本でのシェアはまだ多いとはいえないが、注目度、伸び率では注目に値するものを示している。特にiPadシリーズなどで市場展開の度合いでは日本よりも先に進んでいるアメリカでは、新機種が次々に登場し、スマートフォン同様に競争が激化している。【電子書籍リーダー5%、タブレットパソコンは4%…アメリカのデジタル機器の普及率をグラフ化してみる】では「4%」という数字が出ているが、現在ではもう何ポイントか上乗せされているはずだ。ニールセンではこのような状況のアメリカ市場における、タブレット端末の使用に関する調査レポートのダイジェスト版を公開した。日本の今後の動向もすけて見える有益な資料でもあり、今回はこれにスポットライトを当てることにする。

■スマートフォンEXPO開幕、ドコモとソフトバンクの将来戦略とは?
モバイル分野の専門展示会「第1回スマートフォン&モバイルEXPO」が東京ビッグサイトで開幕した。11日から13日までの会期中、オンラインサービス提供会社やサーバー機器メーカーなどが最新製品のデモンストレーションを行っている。
初日の11日には、NTTドコモ 代表取締役副社長の辻村清行氏とソフトバンクモバイル 代表取締役副社長兼COOの宮内謙氏による特別講演が行われた。両社それぞれの立場から、独自のスマートフォン・タブレット戦略が語られた。

ウィトラコメント: ドコモは技術寄り、ソフトバンクはアプリ寄りですね。こういうプレゼンは技術よりもアプリのほうが聞きたい人が多いように思います。


ニュース (5/11)

2011-05-11 14:30:23 | Weblog

■米MS:スカイプ買収を発表 総額85億ドル
ソフトウエア世界最大手の米マイクロソフト(MS)は10日、インターネット通信大手スカイプ・テクノロジーズ(ルクセンブルク)を総額85億ドル(約6880億円)で買収すると発表した。年内には買収手続きを終えたいとしており、全額現金で買収する方針。MSの買収案件としては、最終的に買収を断念した米ネットサービス大手ヤフー買収の案件を除くと過去最大規模になる。

ウィトラコメント: マイクロソフトの戦略は良く分かりませんが大きなインパクトがありそうです。

■NECは125億円の最終赤字、携帯電話やパソリンクなど不振
NECは2011年5月10日、2011年3月期(2010年4月~2011年3月)の連結決算(日本基準)を発表した。半導体部門子会社だったNECエレクトロニクスをルネサステクノロジと統合し連結対象から外したことなどを受け、売上高は対前年度比13%減の3兆1154億円、営業利益は同14%増の578億円の減収増益となった。当期純損益は前年度の114億円の黒字から、125億円の赤字へ転落した。

ウィトラコメント: 震災の影響があるのである程度仕方が無いのでしょうが、来年度は黒字というのが「しなければならない」という精神論ではなく見込みのある数字であることを祈ります。

■総務省、iPhoneの自動通信でソフトバンクを指導--不適正な広告表現で
総務省は5月10日、iPhoneに適用される2段階パケット定額プランに関して不適正な広告表示があったとして、ソフトバンクモバイルに行政指導をしたと発表した。

■AndroidがiPhone逆転 国内スマートフォン出荷3.7倍に・10年度
MM総研の2010年度国内携帯電話出荷調査によると、スマートフォン出荷は855万台と前年度比約3.7倍に拡大。各社からAndroid端末の発売が相次ぎ、OS別シェアでiOSを逆転した。

ウィトラコメント:日本でもAndroidが抜きましたか。後は差がつくだけですね

■携帯も「070」使用へ=番号枯渇で、来年度にも-総務省
総務省が、「070」で始まるPHS専用の電話番号を携帯電話でも使用できるよう、関連規則を改正することが11日、分かった。月内に情報通信審議会(総務相の諮問機関)に諮り、2012年度にも実施する。携帯利用者の急増で、新規契約者などに割り振る空き番号が14年ごろには枯渇する懸念があるためだ。

■Google I/O、モバイル関連は「Android@Home」など盛りだくさん
Google I/O初日のキーノートでは、Honeycombのアップデート、次期OS「Ice Cream Sandwich」の披露、クラウド音楽サービス、Android Marketでの映画レンタル、Android端末をリモコン化するためのフレームワークなどが発表された。

■グーグル、参加者5000人に「Samsung Galaxy 10.1」を配布--Google I/Oカンファレンス
サンフランシスコ発--Googleとサムスンが米国時間5月10日、開発者向けカンファレンスGoogle I/Oで、「Android」タブレット「Samsung Galaxy 10.1」を参加者全員に配布し、会場を沸かせた。

■ファーウェイ、英国で初の大型受注 - エブリシング・エブリウェアから
中国の大手通信機器メーカーのファーウェイ・テクノロジーズ(Huawei Technologies:以下、ファーウェイ)は9日、英最大手の携帯通信事業者エブリシング・エブリウェア(Everything Everywhere)から、同社ネットワークのアップグレードに関わる契約を受注したことを発表した。4年間にわたるこの契約の受注額は明らかにされていないが、ファーウェイにとってこの受注は、欧米市場への進出を本格化させるきっかけになる可能性があるという。

ウィトラコメント: Everything-Everywhereは聞きなれない名前ですが、フランステレコムとドイツテレコムが合体して(イギリス市場で)できた会社でトップシェアですが、最近は良くないようですね。やはり頭が二つは良くないのだろうか?

■ソフトバンク利用者の56%「電波悪い」
MMD研究所は10日、東日本大震災時に携帯電話キャリアーへの不満を調べた「携帯電話・スマートフォンのキャリア別満足度調査」の結果を発表し、ソフトバンクは「電波状況の悪さ」、ドコモ、auは「バッテリーの消耗の早さ」だということがわかった。

ウィトラコメント:これでソフトバンクはネットワークを強化しているのですね。果たしてどの程度だろう

■通信料金、世界7都市で最低:個人用電話は「突出」[IT]
電気通信管理局(OFTA)はこのほど、香港の通信コストがコペンハーゲン(デンマーク)、ロンドン、ニューヨーク、上海、シンガポール、東京に比べ、一部を除いて著しく安いとの調査結果を発表した。個人ユーザー向けの固定電話(音声通話)と携帯電話(同)の安さが特に際立っている。OFTAは「通信業における競争奨励の政策と市場主導の方針が効果を上げていることが証明された」と強調している。

■楽天がAdSenseを導入 Googleと提携
楽天がGoogleと提携し、AdSenseを楽天ツールバー、インフォシーク、前略プロフィールに導入する。

■アップル「位置情報」で弁明 下院議員に書簡「顧客が求めている」
米アップルは米下院議員に書簡を送り、顧客の位置情報をどのように収集・利用しているかについて弁明した。同社は10日の上院公聴会で携帯端末のプライバシーに関して証言する。

■ソニー・エリクソンCEO:米国での成長が鍵-アンドロイド戦略で
携帯電話メーカー、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズのバート・ノルドベリ最高経営責任者(CEO)は、同社が米グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載した携帯端末の販売で最大手となるには、米国市場で成長する必要があると述べた。米経済専門局CNBCのインタビューに答えた。