ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-05-04 10:09:26 | Weblog
図表1-2-2-8 技術別世界のテレビ販売金額

ウィトラコメント: 世界のテレビの出荷の金額ベースの比較です。ブラウン管のテレビは価格が下がっているので液晶の優位が一層明らかです。プラズマも2007年には若干下がっているので液晶よりも値崩れがひどいということでしょう。

ニュース (5/4)

2009-05-04 10:02:11 | Weblog

■携帯コンテンツ、中国進出を支援 総務省

総務省はゲームや音楽など携帯電話向けコンテンツ事業の中国進出を支援する体制を整える。中国が日本と同じ第三世代携帯電話(3G)に移行し始めたことをにらみ、国費を使って新たな技術開発や採用に向けた交渉環境を整える。中国の携帯電話市場は契約件数ベースで約6億5000万件。日本の携帯電話市場に頭打ち感が漂うなかで、海外進出で活性化を目指す。

 

■携帯電話世界出荷、09年は10%減へ 日米欧落ち込む

調査会社の富士キメラ総研は1日、携帯電話市場に関する調査の結果を発表した。2008年の携帯電話の世界出荷台数は推計12億台で、07年に比べ5.2%増えた。09年は10億8000万台となり、10%の減少に転じる見通しだ。同社は「世界的な景気低迷の影響で、欧米での需要が急減している」という。増加に転じるのは10年からと予測している。

 

■次世代携帯に1兆円投資、4社が5年で 基地局や基幹通信網

NTTドコモなど携帯電話4社は高速データ通信を主用途とする「第3.9世代携帯電話」のインフラ整備に、5年間で総額約1兆円を投資する。過去5兆円をかけて整備してきた現行の第3世代携帯電話のインフラを一部活用しながら、新サービスに必要な基地局などを新規導入する。消費者への浸透が進む2010年代前半にかけて、設備のほか通信端末、サービスなどにも関連需要が広がりそうだ。

 ウィトラコメント: 5年間で1兆円とはずいぶん少ないですね。現在の3Gの投資と比べるとかなり少ないと思います。

■最薄コンデンサー、福井村田開発 携帯小型化へ期待

福井村田製作所は、世界最薄となる回路基板内蔵用の薄型積層セラミックコンデンサーを商品化した。7月から本格生産する。

 

■『Android』商標をめぐり Google と OHA 参加企業が提訴される

Google の携帯電話用アプリケーション プラットフォームおよび開発環境『Android』が自社の商標名を侵害しているとして、ソフトウェア開発者が、Google および同社が主宰する業界コンソーシアム Open Handset Alliance (OHA) の参加企業に対し損害賠償を求める裁判を起こした。

 

■携帯電話「圏外」人口、縮小計画1年前倒し 総務省

総務省は日常生活で携帯電話が使えない地域を縮小する計画を1年前倒しし、2009年度中に実現する。基地局の整備などの負担増に難色を示す民間事業者向けの支援策も準備。ブロードバンド(高速大容量)通信網の整備とあわせ、デジタルデバイド(情報格差)解消に向けた対策を加速する。

 ウィトラコメント: これは大切なことだと思います。日本は普及率の割に先進諸国の中では圏外地域が大きいと思います。また、登山などをするときに携帯電話が通じると遭難などはずいぶん少なくなると思うのですが、現在は登山者が高感度アンテナを持ち歩くのは違法です。このあたりの法整備も必要だと思います。

■米Motorola、2009年第4四半期以降はAndroid端末に主力をシフトか

米Motorolaは4月30日(現地時間)に2009年第1四半期(1-3月期)決算を発表したが、この際の同社トップのコメントから「Motorolaは今後Windows MobileよりもAndroidに注力していくのではないか」という推測が出始めている。

 

■エリクソンの1-3月期は35%減益、ソニーとの合弁が重し

ストックホルム(ウォール・ストリート・ジャーナル)スウェーデンの通信機器大手エリクソンが4月30日発表した1-3月期決算は、合弁会社の英ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが引き続き赤字を計上したことやリストラ費用が響き、35%減益となった。

 

■ソフトバンク通期決算は減収増益、2015年まで大規模投資はせず

ソフトバンクは4月30日、2009年3月期の通期連結決算を発表した。また、約2兆円の純有利子負債を2015年3月期までにゼロとし、それまでは大規模投資をしない考えも明らかにしている。