ウィトラの眼

無線業界のニュースについての意見・感想を書きます

平成20年版 情報通信白書

2009-05-25 10:21:17 | Weblog
図表1-2-2-22 世界地域別携帯電話機市場における地域別企業シェア(2006年)

ウィトラコメント: ソニーエリクソンは別とすると、アメリカ以外では日本企業は存在感がありませんね。逆に、アメリカではAU端末がそこそこ売れているということですね。これはAUのほうが国際標準に近い端末であるということでしょう。

ニュース (5/25)

2009-05-25 10:13:57 | Weblog

■日の丸携帯 海外へ再挑戦 NEC「高速化」欧米に来年投入

NECは22日、携帯電話端末で海外市場に再参入する方針を明らかにした。2010年中にも「LTE」と呼ばれる次世代の高速通信サービスが日米欧などで始まるのに合わせ、端末を欧米市場に投入する方向だ。

 

■ドコモ、NEC製携帯電話機を初日に販売停止

NTTドコモは22日、同日発売したばかりのNEC製携帯電話機「N-06A」の販売を一時停止すると発表した。ソフトウエアの不具合が原因で「詳細は調査中」(広報部)としている。同じソフトを搭載しているNEC製の別の携帯電話1機種についても発売を延期する。発売初日に販売を停止するのは異例で、ドコモの夏商戦は出足でつまずいた。

 

■総務省、電波利用の規制を緩和し無線技術普及へ

総務省は、電源コードなしに無線で家電製品に電気を供給できる技術など次世代の無線技術を普及させるため、電波利用の規制を緩和し、免許不要で開設できる無線局の範囲を拡大する方針だ。

 

■携帯電話:リサイクル、環境省などが回収実験

環境省、総務省、経済産業省などは6月から、横浜市と京都市で使用済み携帯電話の回収実験を始める。金など貴重な金属が使われており、実験で効率的な回収方法を検討し、リサイクルの仕組み作りにつなげる狙いだ。

ウィトラコメント: 壊して金属を取り出す前に中古市場を作れないものかと思いますがどうなんでしょうね。メーカーとしては中古市場があると好ましくないのでしょうか?

 

■KDDI研究所、統合的な評価が可能なLTEシステムシミュレーターを開発

株式会社KDDI研究所は、LTE標準仕様に基づいた、アプリケーションから無線までの統合的な評価が可能なLTEシステムシミュレータを開発したとのこと。

 

■【台湾】Sony Ericsson、Android 携帯開発を明らかに

Sony Ericsson、アジアマーケティング副総裁の Peter Ang 氏は5月21日、同社がすでに Android プラットフォームベースの製品開発を進めていることを明らかにした。しかし、製品投入時期については、マルチメディア機能がより強化されると見られている「Android 2.0」の発表を待って投入される見通しだ。「経済日報」が報じた。

 

■800MHz帯/2GHz帯の携帯電話の電波中継機,ペースメーカーなどに影響なし

総務省は2009年5月22日,800MHz帯および2GHz帯CDMA2000方式の携帯電話の電波中継/増幅に使う小電力レピータは,心臓ペースメーカーなどの医療機器に影響を与えないと発表した。総務省は2000年度から,携帯電話機や関連装置,非接触ICカード/システムなどの電子機器の電波が医療機器に与える影響について調査を続けている。2008年度は800MHz帯/2GHz帯CDMA2000方式(CDMA2000 1X,CDMA2000 1xEV-DO方式を含む)の携帯電話用小電力レピータから発射される電波が植え込み型の医療機器(植え込み型心臓ペースメーカー,植え込み型除細動器)に及ぼす影響を調べた。

 ウィトラコメント: CDMAはもともと影響がないはずです。もっと前からこのような検討があって良いはずだと思います。

■風と太陽で充電できるモバイルバッテリーが販売中

風力や太陽光などで発電、USB機器や携帯電話などに充電できるMINIWIZの充電器「HYmini」がパソコンハウス東映で販売中だ。代理店のプレアデスシステムデザインによる日本語パッケージ品で、実売価格は8,980円。

 

■ドコモの最新、大画面スマートフォンを試す!

今回は、ドコモから新登場の東芝製スマートフォン「T-01A」(6月から7月発売予定)を取り上げる。スマートフォンと言えば、iPhoneが人気だが、仕事向きには若干機能が不足している点も否めない。特に、Microsoft Officeファイルの編集ができないのは痛い。もちろん、個人的に購入してちょっと仕事に使う程度なら、大活躍するだろう。