京セラは28日、「iBurst(アイバースト)」と呼ばれる高速無線技術がインドに採用されたことを明らかにした。これをうけて、同通信に必要な基地局や通信端末などの付帯設備の供給を開始する。人口12億人のインドでは携帯電話が普及している半面で、データ通信インフラの整備に遅れが目立ち、今後、整備の進展に合わせ膨大な設備需要が発生するとみられている。アイバーストの売り込みに成功したことで、日本製機器が相当数使われることになり、優れた通信規格を保有している日本企業の新たなビジネスモデルとして注目されそうだ。
ウィトラコメント: ほとんど京セラの独自技術ですが、標準も作ってここまでこぎつけました。大したエネルギーだと思います。
■Palmが新OS「webOS」の詳細を公表,iTunesとの同期が可能に
米Palmは米国時間2009年5月28日,モバイル機器向けの新OS「Palm webOS」を搭載する携帯電話機「Palm Pre」の発売を翌月に控え,メディアの同期機能や検索機能など,webOSの新しい機能について発表した。
Microsoftの最高経営責任者(CEO)であるSteve Ballmer氏は、同社が開発を進めた、検索エンジンの改良版となり、オンライン戦略の中核を成すことになる、「Bing」の発表を行った。
米AT&Tは5月27日、携帯向け3Gネットワークをアップグレードする計画を発表した。2010年までに、現在使用しているUMTS回線を、下り通信速度がUMTSの2倍である「HSDPA 7.2Mbps」に切り替える。さらに2010年にLTEのトライアルを開始し、2011年には導入を始めるという。
ウィトラコメント: やはりAT&TはUMTSの高速化に力点があるようです。LTEは競合相手のVerizonの出方を見ながら、ということになると思います。
■Microsoft が『Zune HD』を発表、Zune HD 携帯電話の可能性は?
Microsoft の次期ポータブル メディア プレーヤーについて、愛好者やガジェット好きの間で数週間前から噂が飛び交っていたが、同社は26日遅く、ようやく公式に『Zune HD』を発表した。Zune HD は Apple の『iPod touch』に直接対抗するべく投入する製品で、今秋から販売を開始する。
■AT&T、『Android』携帯電話や BlackBerry 新機種などを準備中か
AT&T には、売上好調な Apple の『iPhone』という成長の重要な牽引役があるが、米国第2位のワイヤレス ネットワークである同社はそれで安閑としているわけではない。
競合他社が iPhone のシェアを奪うために目新しい最新携帯電話を用意する中、AT&T も一連の新しいスマートフォンを繰り出そうとしている。こうした製品には、オープンソースのモバイル OS『Android』をベースとした Motorola の携帯電話や、『BlackBerry』の新機種、HTC 製の携帯電話2機種などが含まれるとみられる。