ウィトラコメント: アジア以外の発展途上地域の2005-2007年の成長率です。モバイル通信サービス、つまり携帯電話のオペレータ事業が最も伸びていることが分かります。この分野は従来は国営が殆どだったのが民営化されてヨーロッパ資本がどんどん入り込んでいます。アメリカ勢、アジア勢が国内の戦いに終始している間にヨーロッパが新天地を開拓した大航海時代を思わされます。
中南米でどうして携帯電話端末市場が縮小しているのかは謎です。
■ワイヤレス・テクノロジー・パーク2009 - LTEへの取り組みや3Dディスプレイを展示
5月12日と13日の2日間、横浜市のパシフィコ横浜で無線通信技術・研究開発の専門展示会「ワイヤレス・テクノロジー・パーク 2009」が開催された。NTTドコモは同展示会で、LTEへの取り組みや、サラウンド音声伝送技術、3Dディスプレイ技術などを紹介した。
【ワイヤレス・テクノロジー・パーク2009】
5月12日と13日にわたって横浜で開催されている無線技術の展示会「ワイヤレス・テクノロジー・パーク2009」のセミナープログラム「ブロードバンド モバイル-次世代通信システムの最新技術動向」
■ドコモ尾上氏、「先頭集団として2010年にLTEを導入する」
NTTドコモの執行役員 研究開発推進部 部長の尾上 誠蔵氏は、「LTEとその後の発展シナリオ」と題した講演を行った。
KDDIのコンシューマ技術統括本部 モバイルネットワーク開発本部 本部長 理事の湯本 敏彦氏は、「KDDIのLTE導入に向けた取り組み」と題した講演を行った。
UQコミュニケーションズ 技術部門長の渡辺 文夫氏は、「WiMAXが拓くワイヤレスブロードバンドの世界」と題した講演を行った。
ウィルコムの執行役員常務 ネットワーク技術本部長の平澤 弘樹氏が「WILLCOM COREサービスで実用化へ。XGP。」と題した講演を行った。
国内携帯電話の大手、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの3社がオリジナル動画の配信に力を入れ始めている。ここ数年でのインフラ向上もあり、利用ユーザーは各社増加傾向にある。そうした中で、ゲーム、電子書籍・コミック、音楽配信の次のコンテンツとして、オリジナル動画が主役となってきている。
■日本の第3世代携帯電話加入者数が1億人を突破―クアルコムが祝意
Qualcomm は、2009年5月13日、前日12日の社団法人電気通信事業者協会による発表に基づき、2009年4月現在の第3世代 CDMA 加入者数が1億を超えた事に祝意を表明した。
■IntelとNokia、オープンソースの携帯電話プロジェクト「oFono」
米IntelとフィンランドのNokiaは5月11日(米国時間)、オープンソースの電話通信ソリューションを開発する「oFono」プロジェクトの設立を発表した。oFonoはGSM/UMTSといった携帯電話インフラを構築するために必要なコンポーネントの設計を主眼に置いており、GPLv2をベースにソースコードが公開されている。同プロジェクトは2社の共同運営となり、今後も広く参加メンバーを募集していくという。
ウィトラコメント: oFonoというのは初めて聞きましたが、Nokiaが大金を払ってSymbianを統合しているのとどういう関係になるのでしょうね。機能的にはSymbianと重なっていると思います。
Symbianはライセンスフリーだがオープンソースではない、つまり中身を作りかえられるのはNokiaだけ、というのに対してこちらはLinuxのように色々な人が書き換えられる。GoogleのAndroidに対抗するためにこういうのにも唾をつけたのでしょうか?
Androidには加わらないぞ、というNokiaの意思表示かもしれませんね
■富士通研究所、世界初カメラ付き携帯電話で印刷物を閲覧できる技術を開発
富士通研究所は5月12日、暗号化された印刷物をカメラ付き携帯電話で閲覧できる技術の開発に世界で初めて成功したと発表した。印刷物の情報を暗号化することで情報漏えいを防ぎ、PCがない環境や外出先などで機密文書の閲覧ができる。2009年度中に実用化し、10年度中の製品化を目指す。