「携帯電話の開発は行わない」と、マイクロソフトのモバイル担当上級副社長が言明
米国Microsoftのモバイル・コミュニケーション・ビジネス担当上級副社長、アンディ・リーズ(Andy Lees)氏は2月16日、携帯電話を自社開発する意思がないと断言した。関連サービスは展開するが、ハードウェアの提供はすべてパートナー企業に任せるという。
[MWC2009]LTEと複数の3G規格に対応する統合型チップセット,Qualcomm社が発表
米Qualcomm Inc.はスペインのバルセロナで開催中の「Mobile World Congress 2009」において,LTEと複数の3G規格に対応する統合型チップセット「MSM8960」を発表した。LTEおよびCDMA2000 1xEV-DO Rev. B,DC-HSDPAに対応する送受信用モデムと,1GHzで動作するアプリケーション・プロセサや1080p映像の符号化/復号化回路などを統合した。2010年中ごろにサンプル出荷を開始する予定である。
クアルコムとノキア、3Gスマートフォンの開発で提携
携帯機器向けチップメーカーのQualcommと携帯電話機メーカーのNokiaは、ついに和解したようだ。かつて法廷で厳しく対立した両社だが、バルセロナで開催中のGSMA Mobile World Congress 2009において現地時間2月17日、北米市場向けの3Gスマートフォンの技術開発で提携することを発表した。
ウィトラコメント: ビッグニュースですね。これはNokiaが推進しているSymbian OSがQualcommのチップの上で動くようにするというのもですが、NokiaのCEOがこれを発表しているということはNokiaがQualcommのチップを採用する可能性を示唆しているものでQualcommにとっては朗報です。両者の特許紛争の和解の時にこの取引があったのかもしれません。
Qualcommにとっては朗報ですが競合となる最近できたばかりのST-Ericssonにとってはショッキングな話です。
またGoogleの押しているAndroidにとっても脅威でしょう。品質改善を急いで2010年に出てくる新Symbianベースの端末に負けないものに仕上げることが不可欠です。これまでGoogleは無線の経験がないのでどこの会社がGoogleを助けるか、業界地図が動きそうです。
Mobile World Congress 2009 - Skypeがモバイル事業強化、Nokia・ソニエリと提携
米eBay傘下のSkypeは2月18日(現地時間)、スペイン・バルセロナで開催されているモバイル業界のイベント「Mobile World Congress 2009」で、モバイル戦略を明らかにした。その一部として、Nokia(フィンランド)と提携し、同社端末のNシリーズにSkypeを統合することを発表した。
TI、デュアルコアプロセッサ採用の「OMAP4」を発表
米Texas Instrumentsは2月17日、同社の携帯電話向けアプリケーションプロセッサの最新版となる「OMAP4」を発表した。サンプル出荷は2009年後半、量産出荷は2010年後半を予定している。
Android向けMicrosoft Office閲覧ソフトが登場
携帯向けにプロダクティビティソフトを提供する米Quickofficeは2月17日、Android携帯向けのMicrosoft Officeビューワー「Quickoffice for Android」をリリースした。
【GSMA Mobile World Congress 2009】「Touch Diamond2」やAndroidケータイが人気のHTCブース
HTCブースでは、Windows Mobile 6.5に対応した新端末「Touch Diamond2」や、Googleが中心となって開発が進められている端末プラットフォーム「Android」を採用した「T-MOBILE G1」などが展示されていた。
ドコモやauが啓発教材 学校の“携帯排除”食い止め
携帯電話各社が啓発活動に力を入れ始めた。NTTドコモがドラマ仕立ての映像教材などを作り、全国の教育機関に無料で配布する計画のほか、ソフトバンクモバイル、KDDI(au)も独自の啓発教材の提供を進めている。