静聴雨読

歴史文化を読み解く

ドイツ:絵と音楽の旅 3

2014-03-26 07:42:33 | 異文化紀行

 

(3)暖かい!

ベルリンに着いて驚いた。暖かいのだ。

「ミスター、ずいぶん暖かいね!」

「へい、クレイジーなほどです。」

「昨年3月に来た時には、雪が積もっていたよ。」

「へい、昨年はいつまで経っても冬が終わりませんでした。」

 

ベルリンは、日本の地域に例えれば、青森に近い寒さであるはずだ。

ところが、最低気温2℃、最高気温8℃で推移しているらしいのだ。これは、出発前の首都圏の気温に等しい。ずいぶん暖かい気候だ。これで、私の「冬の旅」という被虐的な思惑は吹き飛んだ。

ベルリンのホテルの選択については、事前に研究した。昨年はSバーンのティア・ガルテンに近いホテルを選んだ。ベルリン・ドイツ・オペラに通いやすく、それはそれで、まずまず合格だった。

今年は、シラー劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ(ともにビスマルク通り)のほかにフィルハーモニー(ポツダム広場)にも通う予定なので、さらに良い立地が必要だと考えた。それで、ツォー駅近くのホテルを探した。ツォー駅からは、UバーンのU2で、シラー劇場(エルンスト・ロイター広場駅)、ベルリン・ドイツ・オペラ(ベルリン・ドイツ・オペラ駅)、フィルハーモニー(ポツダム広場駅)に一本で行ける。また、Sバーンで、ベルリン中央駅やフリートリッヒ・シュトラーセ駅にも行ける。

そして、私の選んだのは「 alletto Kudamm 」だ。ホテルに着く前は、正確な場所はわからなったが、タクシーで行ってみると、何とツォー駅のすぐ近くだった。立地は満点だ。

初日はホテルに夜10時半に入り、そのまま寝に着いた。 (2014-03)