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静かなパラダイス

ライブ・イン・ボストン…

2011年04月13日 | Weblog
フリートウッド・マックのライブ(2003年)。
参った!
近年観たライブDVDではピカ一!
こんなに良いとは…感動した!
不覚にも涙がジワーッとね、落ちました。
オッサンになるにつれ、面の皮が厚くなって
泣くなんてことは日頃ないのにね。



実はあまり期待はしてなかった。
理由は…
1.メンバーがかなり高齢
2.DVD2枚組+CD1枚入りで割高感
3.メンバー1人欠如で4人編成
4.US版でリージョンなんたらで観れるのか?
(Macで観れました)

アルバム「セイ・ユー・ウィル」が良いので
とりあえず観とこか、という程度の期待感。

しっかし演奏が上手いわ!
これが世界を極めた超一流バンドの実力やね、隙がない。
サポートの7人を含めた
メンバーのテンションがメッチャ高い!
アンコールでもう一山持ってくるあたり、
ステージ構成も素晴らしいですね。



歌姫スティーヴィー・ニックスは
相変わらずキレイですが、
かなり太ってもうすぐ上沼恵美子(?)状態。
しかし、声がレコードと遜色ないくらいよく出ている。
キュートで鼻にかかった低めの声はなんとも魅惑的。
成功した現在でもボイス・トレーニングは
しっかりやってるんですね→これぞプロ!(感心)
ギター/ヴォ-カルのリンジー・バッキンガムは
なんか吹っ切れたようにキレキレでしたね。

もともとタイトで強烈なリズムが売りのバンドでしたが、
凄腕サポート・ドラマーとパーカッションを入れて
リズムをギンギンに分厚くしている。
そしてフロントの2人が華麗に奔放にブチかます、という作戦。



ビビッたのがパーカッション!
これが日本人のタク・ヒラノ。
ハリウッド映画で最初に殺される東洋人のような風貌ですが
こいつが魅せる!大車輪の大活躍!
「スタンド・バック」イントロの長~いソロは鳥肌モノ!
こんな人もいるんだねぇ。嬉しくなりますね。
南米系サウスポーのサポート・ギタリスト、
カルロス・リオスのカッティング、
キーボード奏者のブレット・タグル…etc.
メンバーの技量が素晴らしい→見所が多いです。



やはり先入観はイカンね。
このライブを見逃す手はないわ。

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