in my room

静かなパラダイス

爽やかな風…

2008年07月11日 | Weblog
週末ですね。
そしてそろそろ梅雨明けでしょうか?
またまた太陽ギラギラの“日本の暑い夏”がやってきます。

暑くてグタグタなんだけど、
夕方になると心地良い風がカーテンを揺らしながら窓から入ってきたり…
本日はそんな「真夏の清涼剤」のようなサウンドを少々。



ハウディ・ムーンの「ハウディ・ムーン」。(1974年)
爽やかなアコースティック・サウンドとコーラスが心地良く絶妙です。
メロディアスなフォーク・ロック~ウェスト・コースト・サウンドですね。
メンバーにフィフス・アヴェニュー・バンドのジョン・リンドがいたり…
プロデュースがローウェル・ジョージ(リトル・フィート)でレコード会社がA&M。
70年代のA&Mなら悪いはずがない…いいんです!やっぱり!
バック・ミュージシャンも豪華なメンバーがズラリ。
しかしハウディ・ムーンはこのアルバム1枚のみで解散。



ボストンのグループ、アパルーザの「アパルーザ」。(1969年)
学生バンドがプロデューサーのアル・クーパーに売り込むと、
「君たち、いいねぇ!」とアルバム・デビュー。
ヴァイオリンにチェロが入った楽器編成~いかにもボストンらしくて知的です。
良いですよ、このアプローチは…しかしアパルーザもアルバムはこの1枚のみ。
ちょっとシブ過ぎ?10曲目のジャズなんてスイング感が鳥肌ものなのに…
アル・クーパーといえばブラッド・スウェット&ティアーズのメンバー。
ブルース~サザン・ロック系のプロデューサーとしても一流ですね。
ちなみにボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」の
オルガンはこの人が弾いています。



最後にイギリスものを1枚。
ホワイト・プレインズの「マイ・ベイビー・ラヴズ・ラヴィン」。
これは1970年の1stアルバムにシングル・ヒットを加えて全24曲入り、お徳です!
ロジャー・グリナウェイとロジャー・クックの楽曲が何とも素晴らしい。
そしてトニー・バロウズのボーカルが…「胸キューーーン」ハート直撃です!
美しいメロディとコーラス・ワーク。ソフト・ロックの名盤ですね。
真夏の午後を駆け抜ける爽やかな一陣の風~とても心地よいサウンドです。
元気が出てきますよ!

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