14日は、広島大学・サタケメモリアルホ-ルで、歌劇”椿姫“全三幕の公演。村田孝高バリトンのジェルモン役での、出演に、愛媛在の柏原姉妹と誘い合わせて会場で落ち合う予定を 早くから組んでいました。
広島迄行くのなら、山口県の実家のお墓参りをしたいと、急遽思い立っての13日土曜日の行動となりました。7年ぶりの実家訪問です。
その昔の“小郡”の駅名が”新山口”に変わっていることを、今の今まで知りませんでした。22歳まで育った地を後にして60年弱。最近、しきりと気にかかる故郷です。
妹に自動車で迎えに来てもらって、土砂降りの中、国分寺のお墓へ直行する。両親の入っているお墓、戦死した叔父や本家の墓へ手を合わせる。
胸がいっぱいになる。私の冥途が近づいている所為かもしれない。
足元が定まらなくなった昨今、実家のお墓参りは、今回が最後になるかもしれない。過ぎし青春時代のあれこれの出来事が過る。
亡き父がシナ事変に参戦して、シナから持ち帰った書が、かかっている。
実家の手入れの行き届いた庭。この辺りは、関東ローム層と違って、白い砂地の土。清々と明るい雰囲気は、遠い昔の馴染の景色。
一泊して、早々に広島大学のある西条へ向かう。
理代子さん、孝高バリトンのお母さん、柏原姉妹と一緒に舞台を楽しむ。
私たち夫婦は、3幕を残して、急ぎ帰路の新幹線に走る。自宅着は、11:30pm.。
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