更なる ときめきを求めて!

「七色唐辛子+一味唐辛子の会」は、卒業しました。

初春歌舞伎公演 豪華絢爛!

2017年01月26日 | 日記

 今日は、この数日の厳しい少し寒さが緩みました。久し振りの歌舞伎のご招待を樂しみました。 国立劇場は開場50周年記念とお正月公演ということで、華やかな通し狂言「しらぬい譚(ものがたり)」が一本、3時間30分。ダイナミックな斬新な演出には圧倒されました。

 大劇場の左右の壁面いっぱいに、ストリ-のキ-ワ-ドの一つ”蜘蛛の巣”の映像。上手と下手の対角線上に分かれての二人の袴姿の男性の尺八と三味線の響きに併せて、尾上菊之助のハリのある声と天井一杯筋交いの宙のりでの所作は、見事の一言に尽きました。私の席は9列30番。ほとんど頭スレスレの近さで、菊之助の手から何度となく観客席に繰り出される何百本もの紙テ-プ。これは、”蜘蛛の糸”をイメ-ジしているのでしょう。華麗に優美に宙で舞うしなやかな動きに見惚れました。幻想的な空間でした。

 

 後一週間で2月、節分間近と言うのに、劇場は、まだまだお正月の雰囲気に満ち溢れていました。贅沢な豊潤な時間が持てました。

  

  

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