おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

行ってみたいな、下の寺。

2008-03-20 21:39:54 | 我思う、故に書くなりよ。
下。しも…である…。

長年気にかけてはいたが、そのまま放置プレイが続いていて、それはそれでこの場合は良いと思うんだが、意を決して調べてみたんである…。

実は、家の便所(汲取り式…ぽっとん便所とも言う)に御札が貼ってある…。しかも、2枚も…。

お寺の名前や、神様の名前らしきモノも御札に書いてあるので、調べるのはさほど難しくないのだが、家の中、外を見回しても、こんなモノは便所にしか無い…。

「なぜに便所なのだろう?」

甚だしく疑問だ。しかも、もう何年も貼りっぱなしである…。

「御札はそれでいいのか?」

やはり疑問だ…。

とまぁ、諸般の事情もあって、調べてみると…。

下。しも…なんである。

いわゆる「下半身」。ちんこ、まんこ、うんこ、おしっこ…。そうした「下」。日本には八百万の神様がいると言われるのは知っていたが、「下の神様」までいるとは知らなかったんである…。

正しくは「東司」の神様で、東司とは便所のコトを指すらしい。まぁ、そこから下半身の病、下の病から救ってくれたり、災いを遠ざけてくれる…と言う御利益をもたらして頂けるとのコト…。烏彗沙摩明王(うすさまみょうおう)が神様のお名前である。

明王なので、怒っていらっしゃる。穏やかなお顔ではない…。
得意技は何でも焼き尽くす「炎」。ここから不浄のモノを全て焼き尽くす…ってコトで、東司から入り込む災厄をも焼き尽くして頂ける…らしい。

また、裏技としては女児の胎児を男児に変えるという変わった技をお持ちである。
昔の武家社会では男児出生が好まれたコトから、そうした面でも信仰が厚かったと、どこかに書いてあった…。

でまぁ、この御札の出所を探すと、伊豆半島のほぼ真ん中にある「明徳寺」であると、御札に書いてある…。

それほど遠くも無いが、なんせ場所が場所なので、足を確保しないと不便そうである。まぁこの辺は後でなんとかするとして、頼むよ、物欲の貴公子…。

このお寺の祭日と縁日は例年8月29日とも書いてある。どこぞのHPには「伊豆半島3大奇祭」とも書いてあった。まぁ、寺で祭りで下と来たら、相応に想像は出来るので、それはそれは楽しい奇祭なんであろう…。

さて、御札だが、これは貼りっぱ…でよろしいものかどうなんだか?

亡き父は、初詣の際に新しい御札なり、なんなりを買い求めると、今までのを持参して返していたのをみた記憶がある…。つまり、有効期限は1年と思われる寺社グッズと認識していた。

下の神様の御札は、おそらく家主が持ち込んだものと思われるが、有効期限は無期限な感じで貼りっぱ…である…。この辺は正しくはどうなのか? ってコトも謎なので、やはり出向いて尋ねて来なければならぬな…。

あまり詳しく調べてしまうと、行く気が無くなるので調べていない。寺社マニアでは無いので、全くの未知との遭遇である。その方が、ブログ的にも面白そう…。

そんなワケで、物欲の貴公子。ガス代は持つからミニ・クーパー(もどき)で来い。
たまにはドライブもよかろう…。

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