おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

えのきマタンゴの恐怖。

2005-02-17 00:02:48 | 我思う、故に書くなりよ。
うむむ。成長しとる…。

もうだいぶ以前だが「えのきバター」を食べた。えのきを1袋使い切るほどの量でもなかったので、半部を使い、半分を袋に戻して冷蔵庫にしまっておいた。

で、久しぶりに、冷蔵庫を覗くと、えのきが増えている。

「あれ、また買って来て入れられたのかな?」

母がちょくちょくと食材を仕入れては冷蔵庫にしまい込むので、新しい物かと思い、そのままにしておいた。どうせ、鍋かバター炒め位にしか使わないし。

それから暫く経って、久々に冷蔵庫を探索し、いつぞやかのえのきを見つけた。

「あー。そろそろ食べないとなぁ…。」

冷蔵庫で長期保存出来る食材ならいいのだが、入れておいても痛んでしまう食材も多い。もったいないから、適当に処分と称して食べてしまうのだが、そんな順番がえのきに回ってきたワケである。

「あれ…」

それは、なんだかグロテスクにまるで「ブナピー」の様な大きさになりビニールの袋の中で行き場を失いながらも、僅かな明るさを求めて同じ方向を目指して頭を向けていた。

「うわぁぁ…ずいぶん前のえのきだぁ…」

忘れ去られた随分と前の残りのえのきは、冷蔵庫の中で少しずつ成長していたのであった…。

行き場を失う程に成長したえのきは、袋の中でぱんぱんに大きくなり、もはやスルリ…と出て来る様子もない。見なかった事にするワケにも行かず、一通り眺めて、記念写真を撮った後、また冷蔵庫に戻しておいた。

次の瞬間、私は凍り付く。

記念写真を撮ったばかりのカメラの電池蓋が壊れ、4本の乾電池が飛び出たのだ。静かに置いて、えのきをしまっている間に。

「これは封印されたえのきマタンゴの呪いかもしれない!」

大事に使ってきたメインのデジカメが壊れた事がとてつもなく痛い。うむむ…。恐るべしえのきマタンゴ。

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