おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

昔の携帯電話。

2005-02-10 22:21:00 | 我思う、故に書くなりよ。
が、ごろごろ出て来た。

どれもが思い入れのある物だから、出来るだけ大事に使ってきたし、とっておいたワケ。
とは言え、今更使おうかと言う気にはなかなかなれない。端末としては良い物があるんだけれど、ケータイって言うサービスがそれぞれにあって、そこに善し悪しもあるし、今の自分に合っているか否かって事も含めて「携帯電話」なんだから。

そうと判っていても、なかなか処分する気にはなれない。こうなると「コレクション」的な意味合いが強くなるが、ノキアとエリクソン以外はその価値も無いと思う。どちらも北欧の携帯先進国のデザインだけあって、使っていて「なるほど…」という感じが多々あった。特殊な機能とかはそれぞれのニーズによって変わるが、基本的な通話の機能が疎かにされていない所と全体のデザインが良かったなぁ。

特殊な機能としてはパルディオ611s。PHSだが、CFスロットがあるPCならば、そこに差し込んで通信端末として使える。まぁこれは一番ストレートな形なんだけれど、実はISDNのモデムの子機にも登録出来たりするんである。そんなワケで、現在でも親機共々復活可能だが、ADSLの基では普通の電話としての生き方が残されているってだけだが。

やっぱり、最初に手にしたTU-KAのTH151は「お気に入り」の中でも「お気に入り」。でかくて、重くて、今時の携帯と比較するのは厳しいけれど、電話そのもの…ってデザインは捨てがたい。高齢者向けに出た「ツーカーS」は、電話するって基本機能に絞られて、好評だと言う。まぁ、あれよりは機能が充実しているので、ちょっとは便利だけれど、基本的な事は変わっていない。

電話はどこまで変わるのか興味深い。高機能の弊害として、使われなくなるって事も始まりつつあるかに思える。人が携帯電話の機能に追いつけなくなっているから。人の想像する便利の全てが、人の望む便利の全てでは無い事が、少しずつ判ってきて、それが機能やデザインに反映されるとなると、また、変わっていく形が楽しみでもある。まだまだ、メーカーの実験場的な市場だから、落ち着かないけれど市場が落ち着いて、望む物の形が決まると、もっと楽しいデザインの電話が増えて面白くなるんだろうなぁ。

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