おじたん。的ぶろぐ生活。

おじたん。である。語るんである。

Zippoハンディウォーマー その18。

2005-02-23 09:19:47 | お主もハクキンよのぉ…。
んー。立ち消えが多くなってきたんだなぁ…。

Zippo版の方なんだけど、急に立ち消えが多くなって来た。燃料切れかと思って、注油すると半カップほど残っている事になってる。それでもまぁ、注油して点火し直してはいるのだが、気が付くと冷たくなっている。

うむむ…。以前は持てない程の熱さをも保っていたのだが、とてもぬるいままの状態が続いている。同じ燃料を使っているスポーツの方は無問題なんだが、以前発覚した触媒のスケスケ状態が原因なのかもしれない。

となると、換えの火口の登場となるのだが、シーズン途中だから何だか気が引ける。1シーズンは持って頂かないと困るんだが、毎日使うと3ヶ月で駄目になるのかなぁ…。

と、2日ほど我慢していたが、辛抱成らない状態になったので、交換。11月6日からほぼ毎日の使用だったので、3ヶ月とちょいの付き合いだった事になる。触媒の状態を観察してみると、真ん中あたりでは反応がされていない様で、赤い反応が無い。端の方で点状に赤く反応している部分がある。

まぁ、裏から見たらスカスカのまるで変異性クロイツフェルド・ヤコブ病にかかった脳の断面みたいだから、真ん中で反応してないのも納得出来る。指でつまんで、ごにょごにょ…ってやれば、また使えそうな感じなんだけどねぇ。これはちょっと試して見ようかと思う。

んで、真新しい火口はどーよ? ってのは点けたばかりなのでまだ、わからん。刻印の違いはあるけれど、それ以外に違いの無さそうなハクキンの火口だから問題は無いだろうと。とか、書いてたら外が騒がしい。「春一番」の暴風状態になりつつあるみたいだ。1シーズンをどう捉えるか? まだまだ寒いんだけど、どうやら春の訪れに準拠したものみたいであった、Zippo版の火口だった。

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ポラロイドSX-70 その4だったらしい。

2005-02-23 01:13:11 | ポラロイドーシス。
修理から戻って来た。

届けられた箱が、サイコロみたいな立方体だったので、ひょっとしたら「カメラ状態」で届いたのかと思ったのだが、畳んだ状態で斜めに入っていただけだった。ちゃんと緩衝材にくるまれて。

正直なところ、カメラの修理をこうした形で頼んだ事が1度も無かった。大きく壊した事はないし、不調と言う不調の出たカメラも無かった。ちょいとおかしければ、報道機材課とか言うメーカーのサービスに立ち寄って預ければ、お茶している間に直ってたりする。まぁ、これは仕事でカメラを道具として使っていた時の事だけれど。

デジカメは人に貸して落とされたのを修理に出した事はある。でも、カメラを修理に出すと言う気分よりは、電化製品を修理に出している気分と言うのが正しい感じ。外装が傷だらけになったのを修理したので、機能的にどうのこうのって事も無かったからかもしれない。

んで、ポラロイドだが、どこを直したのか、外見からはあまり判らない。赤いシャッターボタンはゴムで出来ており、これが劣化して丸く切れ掛かっていたのだが、これは交換してもらったからきれいだけど、元を知らないと判らない。なんとなく、カメラ状態に変形する時に動きが「渋く」感じるくらいが修理に出す前と違うかなと言う点である。

しかし、良く見ると、複雑なボディーの隅々にちりやホコリが全く無い。使わない時に折りたためる構造なので、掃除しようと思っても届かない部分がかなりある。そこに溜まっていたちりやホコリがきれいに消えて無くなっている。一応はユニット構造だろうと思うので、分解清掃と言ってもブロックごとにエアーで吹き飛ばす位だと思っていたのだが、関節みたいな部分が割と多く、油分を含んだ細かいちりなんかはなかなか取れないのだが、それすらも見あたらない。どこぞのPCの修理部門にでも見習って頂きたい位の丁寧な仕事だと思う。

さて、早速写り具合を…と行きたい所だが、フィルムが無いので何も出来ない。フィルムにバッテリーが含まれているので、これがないと何も出来ない。まぁ、覗いて見てみるなんて事は出来るが、撮れてんだかどーなんだかはフィルムが鍵を握るのだ。カメラ側に電力が供給出来るとか、機械式だとかであれば、シャッターが切れるとか切れないとか判るのだけれど、それが出来ないカメラなんである。

久しぶりにファインダーを覗くと、その明るさにちょっと驚いた。本当はこんなに明るい像を見られるんだ…って事。シャッターは無事かと思っていたのだが、どうやらそうでは無かったらしい。

んまぁ、再修理は180日と納品書に謳ってあるので、後日フィルムを手に入れてじっくり確かめる事にするほか無い。従って、ストロボのテストもお預けである。

ちなみに修理費用だが、ケースバイケースなので細かくは書かない。意外と重要な部品を複数修理交換してあるので、ちょっとした金額は覚悟していたのだが、ヤフオクで同じ機種を選んだ場合の落札金額と同等かちょいと安いくらいの値段だった。送料を考えると私の場合は「割安感」が高い事になる。

あまり費用が掛かるならば、ヤフオクで程度の良さそうな物を入手しようと思っていた。んで、オクを眺めてはいろいろ考えてはいたのだが、ちゃんと動作の確認が行われている物が意外に少ない。フィルムに電源があるので、空のパックで動作を確認している…と言う場合も多く、これだと故障は見抜けない。私のがそういう状態だったワケで、それで撮影出来た写真でも一緒に示してくれないと、本当はどうだか判らないのだ。そういう状態で「ジャンク扱い」という出品者もいれば「完動品」としている出品者もいる。丁寧にこの事を指摘した上で「完動品」として出品している人もいたので、単に値段だけでははかれない物がある。玉石混淆だからオークションなワケでもあるので、トラブルを避けたいなら慎重にならざるを得ない。

ちゃんと動作確認を実写して確かめた上で、状態のランクによって金額を設定している専門店もある。玉数はそれほど多くないので、売り切れゴメン的な所もあるけれど、現行品ではないから致し方ない。だけれども、ちゃんと売る側が使っていて、このカメラの事を知っているって事がハッキリと判るショップなんてのもあるので、これからって人には救いだと思う。また、そういうショップの手がけるサイトは、このカメラの情報の宝庫にもなっていたりする。

こうした情報は、このカメラに限らず、古いPCなんかでもネットの隅々に転がっている場合が多い。すでに過去の商品と成ってしまった場合、メーカーでさえ詳しい事はネットからは消えてしまう。かつてこんなのがありました…って事が載っていれば良い方。そんなのを補うがごとく、ユーザーのホームページなりブログなりに貴重な情報が転がっているのだ。

まぁ、紹介するまでもなく、ググれば出て来る所を一通り目を通しておけば、大方の情報は掴めると思うけれど、入門書から専門書・解説書まで網羅しているワケでは無いので、常に探して回らないと、欲しい物は手に入れられない。私の手元には購入当初の取り扱い説明書があるのだが、肝心な事はあまり書かれていない。トラブルに関しての記述は少ないのだ。

「こうした状態で畳むと壊れる…」とか「こうしてこうすると、こうなってああなる…」的な記述が本当は大事な事であって、書いておいてくれると非常に助かると思うのだが、そーでない。

使い込まないと判らない事などは、こうした情報源の方が圧倒的に参考になる場合が多いのである。そうした物へも目を向けながらじゃないと、ややこしい事になるって所がまた「味のある」カメラでもあるんだと思う。

また、そうした情報の全てが自分のカメラに当てはまると思い込んでもいけない。あくまでも「参考」だから、絶対は無い。「機械だからそんな事は…」とか「同じ機種だから…」って事は、判る。だけれども、使っている人が違うなら、それはもう、同じとも言えるし、全く違うとも言えると思う。同じ部分が多い事は確かだけれど、機嫌の良さは中古なら特に違って来る所じゃないかと。先人達の話を参考に、自分のカメラであれこれ考えて、試してみて初めて「失敗」も「成功」も「新しい発見」も出て来るものだと思っている。

そうでないと楽しめないって所も、得てして古い機械の場合は多いと思う。だから、私も「こうしたらこうなった…」「こんな事しでかしたらこんなになってしまった…」的な事をメインに書いて行こうと考えている。それは他人のためと言うよりは、これから先、使い込んで行く自分のためかもしれない。

と、偉そうな事書いてはいるが、今やれる事は本体の革部分の手入れくらい。ほったらかすと、遠慮無くカビが生えるし、酷いと割れてくるみたいだ。合皮でも良い部分だけれど、そう思っていたら実は本物の革で、ミンクオイル塗ってお肌の手入れが出来るのである。社外オプション品で換えの革パーツが売られてもいるので、もう少し高級な革にでもしちゃおーかと考えてはいるのだが、それほど大きな痛みが無いので当面はオリジナル(?)で行こうかね。でも、手に触れる部分だから、この辺の感触の違いって意外と大きいんだよ。良いカメラなんだけれど、握りがなぁ…って物も多いんだよなぁ。

これで、まるっきり写らなかったら書く事が全く違うんだろうと思うけど、そこは使う方が「人間」だからであって「大人」だとか「子供」だとかって事も大きく関与してくるとは思うんだけど、次回に続くのである…。

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