・・・私は日本の古代史に興味を持っているので、新聞等もそれらの記事は関心をもって選び、読んでいる。
昨日の新聞には、群馬県渋川市の埋蔵センターの古墳時代の金井東裏遺跡の発掘展示会の記事が載っていた。
この遺跡は何年か前に発掘された時に、日本のボンベ遺跡として報道された、有名な遺跡です。
6世紀の初めころ榛名山噴火に伴う火砕流に、古墳時代の人々の暮らしが、生活していた、水田、村、人と馬の足跡などが、そのまま埋もれたのが発掘されたので、発掘調査が今も続いていて、其の後に、発掘された遺物も含めて、展示会をしたらしい。
当時、生きた人の骨が発掘され、人の顔なども再現されて展示されているようです。
とても興味深くて、自宅の近くなら、すぐにでも行きたいところですが・・・。
私が住んでいる市の古代の遺跡の話に変わりますが、
その時代、自宅のあるあたりは、継体朝と関係のあった尾張氏の支配地域で、日本武尊の奥さんの宮須姫の生まれた場所で、考古学的には、塩の生産をしていた遺跡で有名であるが、当市の郷土資料館に行っても、何もありません。
もっと、市は故郷の遠い昔や伝説に思いをはせてほしいものです。
今日散歩の途中に寄って、郷土館を見学しましたが、製塩遺跡についての展示は、展示室の50㎝ほどの幅のガラス棚に、何の説明もない、塩の土器が三点置いてあるだけで、昨年見た時より、この遺跡の展示は、年々さびしくなっていくようです。