・・・三菱自動車をはじめ自動車メーカー各社の品質検査の不正問題が報道されている。
今のところ、新聞にこの不正問題で関係がないとされているメーカーはトヨタ・ホンダ・日野・いすゞ・ダイハツなどである。
新聞報道では、各社がこの不正問題の理由として揚げているのは、システムや教育や組織の問題などとしているが、私が思うには、この問題の根本は、長く培われてきた会社の風土の問題であるように思う。
働いている人が、会社にはいって、育っている中で、仕事をするときに、どう思って、どう感じて仕事をしているかである。
考え、判断する時に、何が、その人の考えの基本にあるかである。
その時、上司の顔が頭に浮かんできたり、過去に、不具合があった時にどう言う考えが基本で、処理するべきと先輩から教えられた来たかである。
そう簡単に、会社に働く人、全員のそういう考えを、今から一斉に、変えれるものではない。
したがって、今、その企業で働く人の考えを変えていくには、これから相当の時間がかかりそうである。