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ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

日本がおかしくなったこと

2024年01月10日 22時53分09秒 | 暮らしの出来事

町内会の役員をやっていて感じたのは、三十年前に比べて、市役所の下請けの仕事がものすごく多くなったことです。
そして、逆に、町内会独自の行事が少なくなり、市内全体や、各町内会をまたぐ行事が多くなっている。
つまり、町内会の独自性がなくなり、行政が町内会を支配している状態である。
もっと簡潔に言えば行政がやるべき仕事を町内会が下請けでやっているようなことが多い。
つまり、業務伝達や、清掃をするような仕事を町内会がしている。

こんな変化が始まった三十年前というと、政府主導のもとに、日本の企業の労働者の雇用形態が、直接雇用から、間接雇用に代わっていった時代です。

これによって、三十年前は経営者と社員が一心同体で働いていたのが、賃金だけのつながりの会社なり、企業に力がなくなっていった

このころから、市などの行政組織も人件費の削減をはじめ、それによって、町内会も、社会の変化で、行政の人件費削減の一翼を担うような組織に変わっていったように思う。

日本の社会の三十年の停滞は、町内会の変化を通して感じる、政治主導の間違った政策が生んだ社会の構造変化による失政だと私は思います。