ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

「記憶にない」という言葉

2017年08月11日 05時52分07秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

・・・今、防衛省の日報問題について衆議院の閉会中審査が行われている。

  最近、官僚の答弁で、目立つのが、都合が悪くなると「記憶にない」と云う言葉を言って黙秘権の行使の様な使い方をする。

  日本語本来の使い方としては、近い過去に、おきた事実を思い出せない・・・、つまり、記憶喪失ではないかという。
  しかし、この人が、役所で仕事をするときに、人と会っても、文書を受け取って読んでも、記憶にないと云う事が起こり得るなら、即刻、医者にかかるべきだと思う。
  仕事の仕方に関するなら、忘れるようだったら、全て、忘れないように、記録を残すなどの対策をとると思う。そうでないと仕事の遂行は出来ない。

  学者の論理的な説明によれば、ある部分だけ記憶が無いと云う事は、記憶が無いと云う認識するために、その前後の事を記憶していないと、そんな認識は出来ないそうだ。
  つまり、生活のすべてで忘れることがなく、普通に生活して、部分的に、ごくまれに、「記憶が無い」などはありえないことなのです。

  「記憶にない」と云う言葉を使う事については、使う人によって、都合の良い解釈が出来る言葉のままにしないで、言語学者、脳科学者などの研究で、裁判にも使える、キチンとした、現在、国会で使っている言葉 、「記憶にない」の用法の論理的、解釈を作るべきだと思う。

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