・・・NHKのアナウンサーが「話して伝えるために」と云う内容の話を、ラジオでしていました。
話の概要は、「人の前で自分の考えを伝えようとすると、日常の話し言葉で心を伝えないと、相手に伝わらない」と云う話でした。
内容を箇条書きにすると
①普段、使っていない言葉は使わない。 「本日は・・・・」 ⇒ 「今日は・・・・」のように。
②役割を考える。
③自分にしか言えないことを言う。
④日常の言葉を使う。
⑤自分の言葉で話す。
更に、視点を変えて云うと
①書き言葉を使わない。
②熟語を使わない。
③形式的なことは云わない。
④心を開かないと通じない。
⑤前置きが長いとダメ。
⑥言い訳が長いと聞けない。
⑦接続詞を使わないこと。
更に、喋り方から、云うと、
①言いたいことは一息に相当する時間で述べる。
一息は約6秒で、字数にすると30文字です。
②アクセント、イントネーションに注意すること。
使い方で違う意味にとられる可能性がある。
最後に言いたいことを、表しているのが、宇野重吉の言葉に、
「心に思えば (人に通じる言葉が) 出る 」 だそうです。