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ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

めいめい視線

2013年01月27日 08時08分18秒 | 新聞・ラジオ・テレビ

・・・毎日の生活の中で、「なんでもないこと」でも改めて見つめなおすと、「なるほど面白い」と思う事がある。

  

  上の写真は朝日新聞の地方版に乗っていた写真で「津島」と云う地名の町で、明治38年に撮られた津島女子高等小学校の卒業写真ですが、写っている14歳の少女の表情が、改めて面白いと感じたことです。
  今の社会では、卒業写真は撮られている学生はすべてカメラ目線で姿勢を正しているのが当たり前と、我々は感じているが、明治のこのころは、撮られている人のほとんどが、ばらばらの方向に向いていて、姿勢もあっちこっちを向いて、目線は「めいめい視線」で写っている。
  最近は、自由な姿勢で写真を撮るようになりつつあるようですが、それでも目線は、カメラ目線が我々にとって当たり前で、上の写真の「めいめい視線」はかなり新鮮に感じる。
  因みに上の写真でカメラ目線で移っているのは31人中5人にすぎない。