・・・掛け算の九九が云えない芸能人が、そのことを堂々とカミングアウトしているのを聞いた。
日本人としては小さいころに強制的に覚えさされる掛け算の九九を知らないと云う事はある意味、かなりの物覚えが悪いという証明ではある。
実のところは覚えられなかった、なんかの理由があったのだとは思うが…・。
その話はさておき、家人と掛け算の九九について、しばし話題に花が咲いた。
掛け算の九九は今は小2で覚えるようになっているらしい、昔は小3だったと家人は記憶している。
ところで、私の場合、掛け算の九九はそろばん塾で覚えた、私の実家の大阪の近辺では小学校に入るとそろばん塾に通うのことが一般だったように思う。
そろばん塾では掛け算のやり方を教えるのに、掛け算の九九は必須だったので、塾に入るとすぐに掛け算の九九を覚えさされたような記憶がある。
従って、塾に通っている人は、小学校の算数の時間は計算だけは余裕だったように思う。
考えてみるに、算数の時間の余裕が大学では理科系を選び、会社では技術者の道を歩む、人生の道を決めたのかもしれません。
子供のころに好きな道を進ませることが、その道がその人に向いていれば、一生の仕事になり、好きなことをしながら生きていける、人生を歩む手助けになるのかもしれません。
子供を育てる大事な要点のように感じました。
話は別ですが、算盤塾似通っていた五年間ほどの間、塾が終わる冬の夜はいつも、家までの五分ほどの道のりを空を見上げながら歩いて、冬空の天の川やオリオン星座などを覚えたことが懐かしい思い出です。
あのころは、都会の空でも満天の星が普通に見られました。