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加須TTレース チームTT:他人の褌借りて5年ぶりの優勝なるか?

2015年07月12日 | レース


まず、お断り申し上げます。
今回のレース、チームTTの部は登録者の部のチームエントリーが一チームでした。
というわけで、既に登録者の部TTTではスタート前から優勝が決まっていたのです。
それを、スタートラインで告げられまして、モチベーションテンサゲw

しかし、未登録の部とはいえ実業団E1の実力者を擁す湾岸UNITED様もいました。過去同様のコースを走った強豪チームのタイムを仮想敵として、戦うことにしました。
表彰台に平均45km、一位を盤石にするために46㎞台でゴールできれば・・・という皮算用。
過去の参考タイムはこんなところです。

2015春のTTT(爆風) 14km
イナーメ信濃山形 Av 46.76
なるしまフレンドレーシングチーム Av 45.66
ウォークライド Av 45.66

2014夏のTTT (TTJ:スタート台あり) 14.6km
なるしまフレンド Av 48.33
synerzy Av 46.02
竹芝サイクルR Av 45.81

さてさて、今年初の優勝!をニンジンに、皮算用に前夜から鼻息荒い3人、どうなることやら・・・

その前に、反省材料ばかりの個人TTの反省から

ITT

14km 19:46 Av 42.5km/h 11位
173bpm/180bpm

ひと言:ビビりすぎ
序盤からアグレッシブに攻めて、折り返しから耐えに耐え、苦しみをなんとかやり過ごして最後はペースアップ、それができれば理想なのだが・・・折り返しからはほぼ計算通りだが、序盤は全体のペースメーキングに気を使いすぎて、またしてもスローペース。後半で借金を返済するほどの快走はなくズブズブでゴール。全く成長のないタイムでした。
折り返しの手前6kmで早くも15秒後にスタートしたキャプテンに追い抜かれ、そこから後は遠方に捉えたまま追いつくこともせず。結局キャプテンや笹目さんには30秒以上離されてしまいました。

後半部を振り返ってもわかるように、TT高負荷に耐えるベースの心拍はできているが、45㎞以上を長時間保つ中時間のインターバルをしていないので、ある意味短い時間のバーストを思いきってできない。そのため、いつも序盤セーブして後半垂れる。

この記録と速度は、平凡の中の平凡。永遠にTier 2を抜け出せませんな。
今日いきなり5位にはいったキャプテンの練習方法をまねれば、序盤もエンジンをHigh Revで回せるようなヒントをつかんだ。後二カ月がんばろうっと。


フォーム的には、もうこれ以上は前傾は稼げない。いきついた。
そのかわり、ぺダリングが非常にきゅうくつに見え、パワーがかけられていない。これは、サドルを後ろに下げるかしてもうすこし窮屈でない可動域を広げたほうがよいかもしれん。




大魔神(=内房のS目さん。今回勝手に命名。)も、キャプテンもパワーがしっかりかけられているが、おいらは脚が窮屈そうじゃ。

TTT
優勝!
14km 18:03 Av 46.4km/h 1位
172bpm/185bpm


使用前


使用後

ITTのタイムを踏まえ、速い人順に5:3:2の割合で牽くことに。私は序盤セーブして後半出番があったら貢献する作戦。スピードをあげる役はS目さん。全体のコントロールと中盤はキャプテン。老獪に立ちまわって序盤からセーブし、最後の局面でペースアップに加わってゴールラインでドヤ顔をするのが私の役目w

スタート!約束通りS目さんがジワワワーッと速度を上げていく。気がつけば48㎞後半に。ここからローテが回りだすが、私は前日の荒川練で30秒で交代して最後に千切れてしまったので、今回は25秒交代に。この5秒の積み重ねが最後の局面で効いてくるのでアール。

一番手出走なので前方に先導バイク(スーパーカブ)が先導するのだが、これが最高のぺーサー役。
スプリント一踏みで追いつけそうな距離を、後方をチラチラ見ながら走って行く。奴に追いつくペースで走ると、簡単に50㎞とかにあがってしまそうなので少し自制。

快調に推移し、心拍は170台前半。
ここでS目さんが「あと1~2km上げますよーん」と行って先頭に出る。
「待ちい!待ち~!1kmにしといてな~。」
このアドバイスも後半になって効いてきた。

前日に結成されたチームとは思えないチームワーク。とにかくよく声がでる(うるさいw)
わたしとキャプテンは目つぶっても一緒に走れるし。

キャプテンの後ろでDHバーを握って上体を沈めて、前を見るとお尻を見上げるくらい自分の視線が低い。
この特等席は、無風。速い速い速い。

折り返し。ここまで平均46㎞。折り返したら向かい風だから、後は垂れるだけ・・・
と思ったら、意外とスピードが上がってる。先頭に出て少し踏むと、49kmで巡航できた。そして、平均スピードが少しづつ上がって行く。(ただし、この区間心拍はレッドにはいりっぱなし)

折り返しからゴールまでの平均速度は47.9㎞。うっへ。


そして「残り4キロ!」と声がかかる。ここにきて今まで長めに牽いて機関車をしてきた大魔神様、キャプテンにも疲れが、少しスピードが落ちる。といっても、45, 46に。自分はというともう一絞り働けそう。もう一回先頭にでて、交代に加わる。橋の手前を50㎞で引っ張る。牽き終えたら3番手に下がって、やがてくる苦痛に備える。ゴール前では53kmでていた(DHバー握ったまま)。もうスプリントする体力は残っていなかった。久しぶりの絶叫ゴール。ちらっとメータを見るとAv 46.5km
なんじゃそりゃ~

しかし3人ともメーターでAv 46超えているので、ウソではないみたいだ。


チームでは女子でもよっしーが10km Av 38.8㎞で優勝。これならAv 40km女子も夢ではないなw
こわい・・・ひひひ

冒頭にも述べたように、裏レース的なところで優勝してしまったわけですが、このタイムなら納得でしょう!というわけで2009年以来、約5年ぶりの優勝。

同じくウン年ぶりの優勝をしたキャプテンの終始ご機嫌な顔が印象的な日曜日でした。
来週は山岳ロードレースで悲しい思いをすると思うので、最後の夢を見させていただきました。

あ、渡良瀬に向けて頑張る。

++++++

そして帰宅後・・・
まだまだ続くチビ太誕生日週間。


おじいちゃんが製作日数5日でスペースシャトルを作ってくれました。破壊には5秒かかりました。


これで我が家にはエンタープライズ、コロンビア、チャレンジャー、ディスカバリー、アトランティス、エンデバーの内、4機のオービターがそろったことになります。

++++++

加須うどん
お店の名前は『子亀うどん』


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