Velo-city

"It never gets easier, you just go faster."

JBCF石川 E3-2

2015年07月20日 | レース

いいコースだった。遠いけど。

E3-2 完走
44/217名 Ave 34.94km
先頭から4分遅れ(悲)
34.8km/82.4km
166bpm/193bpm

注:本記事は先頭集団に生き残ったエリートではなく、戦いに敗れた敗残兵の書き殴りメモです。あまり参考にならない、筆者による、筆者のための備忘録としてお許しください。m(。。)m

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2015年実業団第二戦(自分にとっては)、前回の富士山はヒルクライムだったの、マスドは今年はじめて、というか2012年下総以来。練習量、集団走行スキル、インターバル対応能力、下りスキル、すべてにおいて未知数。本来であれば実業団石川のコースは屈指の山岳コース、重量級はふつうエントリーはしないところ。しかし、今年の前半まったく実業団レースを消化できなかったので、頑張って挑戦してみました。

前日夜遅く家を出て、いわきの健康センターで一泊してから会場入りすることにしました。都内の渋滞を避けて東関道から行きましたが、遠かった…3時間半かかりました。

今回E3クラスはエントリーが200人を超えてしまったため、100人のクラスに分割。その影響で2周27kmのショートコースに。これだと号砲とともにインターバルの地獄に突入すること必定、考えるだけで心拍が上がります。スタートが最終の14時だったので午前中はE1のサポートをしたりしてました。スタートラインにチームメイトがいるといろいろ助かりますね。直前でいろいろアイテムがほしくなったりしますし。


チームメイトの奮闘を見つつ、アップをして14時にはいざスタートラインへ。

レース

前3列目くらいでスタート。予想通り号砲と同時にアタックがかかって一列棒状。スピードに乗らず、20-30位をうろちょろ。カーブを右に曲がって急斜面に入ると更にペースがあがり、どんどん順位が落ちていきます。あれよあれよと中位から後方へ。下りのハイスピードダウンヒル区間に入ると、速度ががつんとあがるのでこの速度域ではなかなか順位をあげることはできません。気が付くとツールドフランスの “Arriere du peloton”でおなじみの、集団が伸びに伸びた映像を後方から拝むことになりました。前に50人は少なくともいる長―い集団。ここからポジションアップなんてどうやってするのか、絶望。

ポジションアップスキル、完全に忘れてました。

ちょこちょこインをノーブレでついたり、勢いで登れる坂で一気に前に出たりをすると足を使わずにポジションアップが出来ると気づいたときはすでに遅し、最初の4km坂の手前で全力走の連続によりすっかりダメージを受けてしまっていました。登りの最初の区間でじわじわと遅れはじめ、気が付くと単独走に。ここからペース走に切り替えて登ってゆくと、前方でおなじく戦いに敗れレッドに入った連中が次々に落ちてきます。


注1:既に千切れています。


注2:既に千切れています。

彼らをパスしながら一周目のゴールラインを通過、最高標高地点まで個人TT状態が続きます。抜く時に声をかけて回していこうと伝えると、数名のグルペットが形成。下りに入ると更に集団が増えて5人くらいで走れました。前方に見える小集団はちぎれた集団なので、追いつきそうな感じ。彼らを人参に最後の4 kmも耐えに耐えて、最後だけ頑張って終了。登りに入る前に先頭と2分差と聞いたので、どこまで離されるかビクビクでしたが、最終的には先頭から4分遅れでした。

今回の反省は特に最初のペースアップにまったく対応できなかったこと。これはビビりもありますし、集団スキルもありますし、絶対的な重さもあります。徐々に改善を積み重ねて、少なくとも短時間は展開に絡めるようにしたいですね~。4時間もドライブして個人TTするわけにはいけません・・・

収穫は、体重76kgにも関わらず最低限の走りはできたこと。なんとなくロードレースの走り方を思い出せそうなきっかけをつかんだこと。そして、完走したこと。とにかくエクストリームにえぐくていいコースです、石川ロード。しいたけ村から平地をとっぱらって、登りを長くしたイメージですかね。

次は一か月後、みやだ>渡良瀬の連戦となります。


白河ラーメン旨かった!