~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

しずかちゃんよりは・・・

2010年08月20日 22時00分01秒 | バイオリン
娘のバイオリンの練習にはできる限りつきあってますが、
最近ほんとに「ただつきあってるだけ」になり、先生のご注意もなにもかも反映させられず・・・・・・・・要するに、私ついていけなくなりました(涙)。
ならば昔とったなんとかでダンナが見てやればいいものを、これは時間がないのと、娘の拒絶に遭うことが多く、ほぼ断念。
小学2年なので、自分でやれる子はやれるのかもしれませんけど、うちの場合、自分で勝手にやらせていると姿勢はぐずぐず、音程てげてげ(←鹿児島弁)、弓はかすかす・・・というわけで、レッスンのとき先生「いったい何から手をつければ・・・」状態になられるので、とりあえずつきあっているわけです。・・・が正直なんの役にもたってません。

楽譜どおりの音を出しているかどうか、くらいはわかります、さすがに。
それから、スラーを見て、弓の返しもわかります。
なにがわかんないかというと・・・・・ポジション移動がさっぱりわかりません(泣)。
娘はそれほど音程は悪くないので、一本指スライド奏法(???)でも、けっこう探り当てて弾いてしまう。私楽譜だけ見て聴いているとごまかされてしまい、レッスンに行ってみると、とんでもないことになっているわけでございます。
ポジションの書き込みしても、目に入らないのか、無視してるのか、しれ~っと弾き易いところで弾いてたりする。
で、さすがにこっちも叱るわけです。何見て弾いてる?その書き込みが目に入らぬか、と。

叱ると、ふくれる・・・もうイヤじゃという・・・

ピアノについてはですね、こっちも似たようなものではあるのですけど、こちら(私)に多少余裕がある。なんとなく少しずつこう動かしていけばいいであろう、というカンが多少は働きます。
バイオリンは、私自身がわかってないんですね。なのでレッスンを毎回ノートに書き留めても注意事項の軽重、優先順位がピンとこない。大事なことなんだろうなあ・・と思いつつも、なんとなくボケーっときいてしまいます。

はあ、困りました・・・・

最初の頃は私も、同じように練習していたんですね。
子どもが学校に行ってる間にけっこうがんばったりして。でも早々に落ちました。
時間がかかりすぎます・・・・ほかのことができません。

さて、どうしたもんか・・・・

数日前より、娘が練習するときに、私もとりあえずフルサイズの楽器を出しておくことにしました。
もちろん弾けるわけはないです。
ただ、移動や指使いが難しそうなところを、ゆっくり娘に「教わる」ことにしました。
「先生、なんていってたっけ?教えて。こう言ってたと思うけど、お母さん、さっぱりわからない」と。
娘、あまりにド下手な私のバイオリンにあきれ、爆笑しながら、教えてくれます。
ただやらされてたときにはグチャグチャだったくせに、「そうじゃなくて」と言いたいがために、気をつけながらちゃんと弾こうとしてる(笑)。

やってみるとマジ難しいです。
こんなことできてるなんて、娘、えらいじゃないか(爆)。
うちは幸か不幸なのか、バイオリンに関しては他に比較できる年齢の近いお子さんがほぼいないのですけど、
相対評価無しの、絶対評価(by 親バカ)によると、それなりに進歩はしている。

人間、「良い評価を得る」「誰かに頼りにされる」ということで、かなりの推進力がつきます。
たぶん・・なんですが、なにかをした結果そういうことになったという場合だけでなくて、期待といいますか先物買いといいましょうか、「できるよ」「頼りにしているよ」ということでも同じような結果がでるような気がします。
それをプレッシャーとして、嫌うむきもあるにはあるのですけど、だいたいはプラスに働くんじゃないかなあ、と思います。


それにしても、いやあ、ド下手です、私(笑)。
娘からは「(ドラえもんの)しずかちゃんよりは3レベルくらい上だよ」といってもらいましたが・・・。
これって、ほめてもらえてるのか????うーん・・・・


暑い・圧い(?)・熱い

2010年08月19日 19時48分22秒 | 雑感
午前、娘の短期スイミングに寄り、炎天下、娘と帰り道をテクテク歩く・・・
電停まできたら娘はピアノへ、私は歯医者へと分かれ、また炎天下テクテク歩く・・・
なんの因果でこの暑い中、毎日毎日急坂を上り下りして歯医者に行かねばならないのかと思いますけど、泣く子と虫歯には勝てず(←誰も泣いてないけど)。

歯医者は異様に冷房効いてまして、着けば都でございます。
相変わらず、部分的に麻酔の効き難い箇所があるようで、ピキピキっときますし、相変わらず「ああ~曲がっとる~、固いなあ~、先だけでもひらけば楽になるんだが」と先生ブチブチおっしゃってますけど、まあ先は見えてまいりました。

歯医者の帰りに思い立って、美容院寄ってきました。
歯医者の数軒先で以前よく行っていたところなのですが、最近はごぶさた。でも、この暑いなか他へ回る気力もなく・・・・・

たぶん以前も担当してくださった美容師さんだと思うのですけど、いやなんだか、すごい指力でして(体はスマートな方なんですけど)、
首周りにタオル入れるときも、軽くやっているように見えるのにぎゅうっと絞まり、
シャンプーしてくれるときも、頭皮マッサージというか、それってアザできるってというくらいの圧力、
肩揉んでくれるのもなかなかの気合、・・・・でした。
加えて、カラーリング後に熱を当てるときも、頭バーベキュー状態で、さすがにこれは熱いと訴えましたが。。。。

前もこんなんだったかな??~と思いつつ、そんなS〇プレイのような施術(?)にも関わらず、睡魔に襲われる自分をほめてみたくなったり(殴)。
歯医者で痛い思いするから、同じすわって何かされるんなら美容院の方が・・・と思ったのは、甘かったですね。

・・・一方でなんだかクセになりそうな予感も・・・・



神経ありました

2010年08月17日 21時52分33秒 | 家族・友人等
日中はいろいろ用があったので忘れていたのですが、夕方18時前になって「やはり歯医者行っとくか~」と、かかりつけクリニック(といってもここ2年はごぶさた)に電話。
「いいですよ」とのことですぐ行ってきました。

ここは私が広島に来て間もないころから通っているところで、初回の「首、むずかしくないですか?」の衝撃の問いかけが忘れられません。
今にしてみれば普通の方言ですけど、「むずかしい?なにが?どういう意味?」と焦ったものです。

で、そのひさしぶりの歯医者さん・・・・
「(左上一番奥の)詰め物がとれたですか?」
「はい」
「詰め物と言うより、・・・中が虫歯になって歯が欠けとるよ」
「あ・・・そうですか」
「痛うはないんですか?」
「はい」
「(ゴリゴリ・・・)」
「あ゛~~~~~~」
「痛い??神経出とるもん」

・・・・神経むきだしなのに、痛くなかったってどういうこと??そりゃたまーに超冷たい水飲んだら沁みたけど、ふつうに食べ飲みしてたのに・・・・(泣)

「こりゃ、虫歯が深いけえ、麻酔せんと何もできん」

注射じゃなくて、ジジーってやる麻酔、あれを「ジーーーーー」とされました。こんなに長く打ってたらどうにかなったりしない?
そのあと、チュルルルル~~ゴゴゴゴ~~~~と削りまた削り、「やっとこれで虫歯はなくなった。」
次は、根っこの治療ですね。針状のものを入れてゴリゴリやるという。これ気持ち良かったりということもなきにしもあらずですけど、今日のは全然そんなことなく、ときどき「ぴきっ」と神経にくる。
「え?痛い?あんだけ打ったのになあ。麻酔の届かんとこあるんじゃね。なんせ根っこが曲がっとって、むずかしい。一番奥だし。手打ちの麻酔持ってきて!」
お手打ちですか・・・つまり注射ですね。これをまた2本ほど。

先生、「こりゃ曲がっとる~、こりゃ固い~、ああ曲がっとる~」と必死で作業していらっしゃいます。
根っこが曲がってるって連発されると、なんだか「根性曲がってる」て言われてるような気がしますが・・・(笑)。
神経むきだしなのに感じない、根っこ曲がってる、麻酔効かない・・・・いったいどういう人間ですか、これ(汗)。


というわけで、30分以上かかりました。
根の治療は慎重に、神経も少しずつ抜いていかないと、なんせ「曲がってる」から途中で針が折れたりするかもしれないからね、と。
これから8回近くかかるそうな・・・・・・うへえ・・・(涙)



キンチョーの夏

2010年08月16日 23時07分42秒 | 家族・友人等
ここ数日、いや、ここ二ヶ月弱ほど、時々歯の調子がおかしかったのです。
これは虫歯進行中なのか・・と思っていると、急になんともなくなったり、
なんともないと思っていると、沁みたり。

ストレスと関係があるのかないのか、
フロスの使いかたがいけないのか、
いろいろ考えていたのですけど、先日船の中でもあまり調子が良くなかった。
でも帰ってきたらそうでもなかったので、ほっときました。
ですが、左上一番奥の詰め物があやしい、浮いてるようだ、ということは薄々わかっておりました。
わかっているのに、そこ、神経を取ってしまっていたのか、天然で鈍くなってしまったのか、若いころほど痛くもなんともない(汗)。

今朝、パンを食べたのですが・・・

気がついたら、くだんの場所(左上奥)がホラ穴になってました(爆)。
口の中のどこにもブツがないので、食べてしまったことは確実・・・・

心あたりの歯医者さんを当たりましたが、お盆休みでございました。
普通に食べ飲みできるので救急で駆け込む必要は感じないのですけど、
これだけ「ホラ穴」になっているのに、なんともないとは如何に??・・・・・

かつて神経を抜いてなかったとしたら、
鈍い、鈍い・・鈍すぎる・・orz・・
最近あまり喉渇かないし、
汗かかないし、
ひっくり返るほどびっくりしないし、
緊張していると思ってはいても脈はたいして変わらないし(殴)、
自分でも気づかないうちに、(テレビ見て)涙腺だけ緩んでるって・・・


・・・・戦後65年、私、生後46年目の夏・・・・
・・・・コンペや突然の代演でキンチョーの夏だった・・・・はずなのに・・・


舞台「おくりびと」

2010年08月16日 00時24分33秒 | 見る・読む
8月15日ということで、新聞もテレビも重く辛い内容のものの多い日でした。
出来る限り目を通したつもりでおります。


直接戦争とは関係ありませんが、wowowで舞台「おくりびと」が放映されました。
なぜこの舞台のことを知っていたかというと、5月に室内楽の研修&終了演奏会でお世話になったヴィオラの生野氏が、生演奏で出演(ステージから一段高い暗所での、弦五重奏&クラリネット)されていたことをブログに書かれていたからです。
私てっきり、映画版と同じ内容だと思っておりましたら、なんと「7年後の物語」ということでびっくりでした。
しかも・・・予想だにしなかった展開・・・
ストーリーについては詳しく書くわけにはいかないのですが、映画版とは違う生の臨場感、アドリブを含めての「生きた感じ」というものを強く感じました。
「生きた感じ」といってもテレビを通してなわけですが、役者さんの「振り切ってしまいそう」な限界すれすれの気持ちが伝わってくるわけです。
最後にインタビューがついていましたけど、監督さん(だったかな?)が、「一舞台終わったときの役者さんの消耗の仕方が物凄くて、こんなに命を削るようにして演じているんだ、と思いました」というようなことをおっしゃっていました。

そういう感情面についてはもちろんなのですけど、私がほーっと見とれたのは、中村勘太郎さんの所作の美しさ。
歌舞伎役者さんなので当然といえば当然なのかもしれませんが、納棺の作業をされるときのひとつひとつ、そしてその全体が凛と気高く、また優雅に哀しく、セリフの何倍もの表情をもっているわけです。
その動きだけで泣けました・・・・

この舞台そのものは新しい作品であるわけなのですけど、伝統のなかで磨きぬかれた所作というものに支えられた部分も大きいのではなかろうか・・・・それはおそらく納棺という儀式にも通じる普遍のもの、見ているものがどこか安心感を得るもの・・・・
そんなことを思ったりもしました。

生の舞台を見てみたかったです。



船内コンサート(その4)

2010年08月14日 12時48分42秒 | ピアノ
<13日(金)>本番

15時20分くらいから、ティータイムで宣伝かねて1曲。
けっこうお客さまがいらしたのと、BGMでなくちゃんと紹介があってちゃんと聴いてくださる感じだったので、クラシック曲に変更。・・・ヘンデルの「ラルゴ」。

お客様はいったん15時半に外に出られて、会場セット。
私の方は、練習もですけど、譜面の順番、開け方を確認。あとはしゃべりの内容。
司会の方との事前打ち合わせでは、からみはなく、司会の方が私の(本当の?!)プロフィールを読み上げたあとはそのまま私に渡し、あとは私がすべて進行する、ということに決めていました。

演奏前にぱーっと見たところでは50人くらいでしたでしょうか?(MAXで70くらい入っていたらしいです)
司会の方がご紹介くださったあと、すぐ1曲演奏。

1.<夏の思い出>

弾いたあとトーク。まずは「Mちゃんでもなく、昨夜配布されたようなプロフィールの人間でもないので、もし、そこであまりにもがっかりされたなら、お引取り願っても・・(笑)」というようなことから始めました。・・・誰も帰られませんでしたけど(笑)。
で、さっきのはご存知<夏の思い出>という曲ですが、思い出といえば・・という話から、今夜の花火・・・花火の曲は残念ながら用意できなくて、映画「HANABI」から連想して、北野武監督の「菊次郎の夏」から1曲。

2.<Summer>

映画つながりで・・最近放映された「剣岳」の中ではヴィヴァルディの四季などクラシックが流れていましたが、そのなかにヘンデルの「サラバンド」がありました。これはもともとクラブサン組曲のなかの1曲で・・・ということなどなどで、ヘンデルから2曲。

3.<サラバンドと変奏(ヘンデル)>
4.<ラルゴ(ヘンデル)>

ラルゴが遅いテンポであるという話から、同じく遅いほうのテンポにアダージョというのがあり、どちらも「ゆるやかに」といわれますけど、ラルゴは「幅広い」、アダージョは「くつろぐ」という意味もあるそうです。・・でひとつおくつろぎいただけると幸いです。次の曲は表示にアダージョ・カンタービレ(ゆるやかに歌って)とある曲です。

5.<悲愴ソナタ第2楽章(ベートーヴェン)>

ここで、Mちゃんとのエピソードを。
・・・小さい頃からずば抜けた才能の持ち主という噂はきいていたけど、実際に会ったのは彼女は小6のとき。そして演奏をきいたのは中1のとき、その衝撃は凄かった。
その後、数々の国際コンクールに入賞、今回もそういうことで来られなくなってしまったわけなのだけれど・・・。
ときには一緒に練習したり、ご飯食べたり、メールしたり、年齢を超えた交際をさせていただいています(笑)。

さて、今年は、ショパン&シューマンの生誕200周年ということで、数々の演奏会が開かれています。ショパンは1810年3月1日生まれ、シューマンは6月8日生まれなので、ショパンの方が若干お兄さん。
まずはシューマンの方から演奏します。

6.<「子どもの情景」より、見知らぬ国より、大変なこと、トロイメライ、詩人のお話>
次にショパンから1曲

7.<雨だれ>

クラシックが続きましたので、ポピュラーな曲を2曲。

8.少年時代
9.千の風になって

これで、終わろうと思ったのですけど、さきほど紹介いただいたときに子どものころ作曲をしていたということを言っていただいたのと、朝門司港を歩いていて、ちょっと思い出した曲がありまして。自作曲ですが聴いてください(←曲目言うの忘れた・・・・汗)

10.ひとり浜辺で

私、10年くらい前から真面目にピアノを再開したというものなんですが、いろんな方に励まされ、またこうして10年目にみなさんに聴いていただく機会を得て、ありがたいことだと思っております。またどこかでお会いできましたらうれしいです。



というわけで、最後に司会の方にしめていただきました。
曲はゆるいのが多かったし、ポピュラー曲はアブナイとこもなきにしもあらずでしたが、まあなんとか穴を埋めたかな~という感じです(大汗)。


それにしてもデッキから見る花火ってすごかったですねえ。
どう表現しようもなく・・・・


この機会をほんとに楽しみにしていたMちゃん、・・・ほんとに残念だったけど、また来年でもいつでも、ね。
そしてなぜかこんな私に代演を依頼してくださった方々、契約違反と怒らずに聴いてくださったお客様、ほんとうにありがとうございました。
また直接お声をかけてくださった方、重ねて御礼申し上げます。


船内コンサート(その3)

2010年08月14日 12時24分04秒 | ピアノ
<13日(金)>

朝食の間も、プログラムが決定せず時々思いついてはメモ。
私は和食を頼んでいたので、ホールスタッフさん(もちろんガイジンさん)が注文をとりにきてくれました。
「オカユあります。シロガーとチェルミンガーどちがいいですか?」
「チェルミンガー?」
「はーい、チェルミンガーです」
「じゃ、チェルミンガーください」

それをきいてた息子、「・・とんでもないのが出てきたらどうすんだよ???」

で、きました、チェルミンガー。
・・・「ちりめん粥」でございました(爆)。

その後下船して、門司の町をふらふら。
ほんとはふらふらしたくなかったですけど、子どもだけで行かすわけにもいかず・・・。
途中旅行会社某氏からメール、「練習1時からでいいですか?」
4時からだからなんとかなるであろう・・(汗)

だいたい歩き回るというのは良いことが多いんですが、このころにはプログラム決定してました。主催からのリクエストで、Mちゃんとのなれそめ、じゃないこれまでのエピソードとかもお願いします、と言われてましたし、時間も稼がなくちゃいけないし、トークするぞ~の方向で。
食事途中でサークル仲間にメールいれて「〇〇を調べてください、3時までに!」とお願いしたりしてましたので、ネタもなんとか揃い、後は練習だ(笑)、ということで。

昼食終えてから早めにラウンジで練習始めたのですが、鍵盤のクセやらこちらの練習不足やらで、「やめたほうがいいかも・・」的な曲もあり。
練習途中で照明さんが入ってこられて、スポットを当てられたりしたのですが、ど真ん中からだとまぶしかったり、暗くしてカラーの照明をグルグル当てたりとか、一度はスモーク出てきたり。いったいこれはなんのショーですか?(爆)
娘はだんだん飽きてきて「ねえ、外でシャボン玉してきていい?」としきりにきくんですが、さすがに甲板にひとりで出すわけにはいかず・・・。子守りは息子に丸投げ。
ずっと練習できるかと思ってたら、司会の打ち合わせがあったり、3時過ぎからのティータイムで宣伝がてら1曲弾いてください、になったりで、思ったほどできず。
ポピュラーの楽譜って、1カッコ2カッコ、あとダルセーニョや、コーダ記号が鬼のようについていて、目がウロウロしているうちに手が詰まってしまったりするんですが、もし詰まったら即興、もう知らん・・・と腹くくり(笑)。

船内コンサート(その2)

2010年08月14日 11時56分41秒 | ピアノ
<12日(木)>
客船は大きいということはきいてましたけど、内部に入ってみたらなんと8階建て。
600人収容のホールもあるし、ラウンジやバーもあります。
明日弾く予定の場所は380㎡(250席)のラウンジで、行ってみたらピアノ調律中。
今回乗船のお客様は300人を超えているということですが、明日の夕方16~17時、夕食前にどのくらいの方が船に戻っておられるかはわからないし、どのくらいが聴きにこられるかも予想つかない、ということでした。
船内の従業員はなぜかほとんどが外国の方で、こちらが気をつけてしっかり発音しないといけなかったりもする・・・(汗)。
お客様は、バスの中では高齢の方が多いなあ~と思っていましたが、船に乗ってみると意外と若い人や子どもも多く、この方々対象にどういうプログラムで・・・・と思案。
船内をひととおり見学したあと夕食。和会席。
食事後は娘と大浴場に行き、部屋に帰ったあとはひたすら譜読みとプログラムの組み立て。
・・・どうも完全なBGMってわけでもなさそう。でも、プログラムは作ってないわけだし、1時間もあるわけだし、これはトークいれないともたないっていうか、わけわかんないんじゃないだろうか・・・・

で、睡魔に襲われながら譜読みしていて、午前1時ごろふとドアのところを見ると船内新聞が。
そこに「明日の催し」として、Mちゃんが出られなくなったお知らせとともに私のプロフィールが掲載されてましたが・・・・・別人!!
いや名前はあってるんです。あっているのですが、音楽大学を出て、留学し、すばらしいキャリアをお持ちのどなたかのプロフィールが載っている(汗)。
で、深夜でしたが、旅行会社某氏(乗船中)にメールしました。そしたら某氏もびっくり。
某氏は私に出演が変更になった時点で、私のプロフィールをちゃんと新聞担当に送ってくださっていたんですね。ですが、なにかの手違いでこうなってしまった・・・おそらくはネット検索で同姓同名のピアニストをピックアップしてしまったのではなかろうか・・・
いやそうでしょう、そうだと思います。私もたまたま検索でその方に行き当たったことあります・・・・
いやあ、それにしても、もう訂正の時間はないわけですから、このプロフィールみてお客様は集まられるわけですかあ・・・手違いとはいえサギ?(殴)

考えてもしかたないです、寝よ。。。。。。



船内コンサート(その1)

2010年08月14日 11時22分12秒 | ピアノ
今朝(14日)の9時過ぎに帰宅いたしました。
ここ3日ほどの日記はわからない方にはさっぱりわからなかったかと・・・・(汗)。
11日あたりから思い返してみます。


<11日(水)>
街で友人ふたりと娘とランチ。10月のサークル発表会で連弾でもやりますか~ということで、楽譜を見ながらのんびり相談。そのなかで「Mちゃんがドイツのコンクールで日本時間で今日の16時半(あちら時間で9時半)に決勝なんだよ。頑張ってほしいよねえ」と世間話。
ふたりと別れて娘とデパートのおもちゃ売場あたりうろついていたところ、Mちゃんのお母さんからメール「・・・万が一・・万が一ですけど、上位に入賞したら残って受賞者演奏会に出なければならないそうです。そしたら、船に乗れなくなるかも。仮装さんそちらにいらっしゃいますよね?万が一の時はお願いします。」
・・・お、おりますけどね・・・
・・・弾くの?何を?・・・Mちゃんだからなあ、「万が一」というほどの確率の低さではないよね正直。どうしよう・・・・・
まああとあと役立つこともあるかもしれないから、ポピュラーの楽譜は買って帰るか、ということで、デパート内の楽器店で3冊それっぽい曲集を買って帰りました。
なんでも楽譜見ながらBGM風でかまわない、ということでしたから。
夜7時ごろ、友人の旅行会社某氏よりメールあり「電話してもいいですか?」
夜9時前に電話で「万が一・・ということなんですけど、明日の夜から乗船できますか?」
乗船はできますけどね、弾くのがねえ・・・・・とりあえず曲集めてみます。

で、その夜11時半、結果発表、Mちゃん3位。
これは残らなきゃならないんじゃないのかなあ・・・・
お母さんから正式に依頼があったのが、日付変わって1時52分。
この時間から、出る出ない言っても始まらないので、OKさせていただく。

<12日(木)>
起きたなり練習。この時点で曲は、
クラシックが8曲、ポピュラー6曲。時間にして45~47分。
昨日2時間くらい練習してみたとはいえ、本気ではなく「万が一」のための選曲だったので、明日の夕方これいきなり人前で弾けるのか・・・楽譜見ていいとはいえ・・・
ある程度で練習を切り上げ、楽譜コピー。ひとりでめくりながら弾けるように製本。
一方で、洗濯、ごちゃごちゃの片付け。衣装ほか旅行の準備。
17時半に出て、17時50分の五日市駅からのシャトルバスに乗る。18時乗船。
これはどういうクルーズかというと、五日市港から出て門司港へ行き、そこで関門大花火大会を見る・・というもの(ちなみに、Mちゃんは時間の関係上、翌日からの参加の予定でした)。



終わりました

2010年08月13日 17時13分47秒 | 雑感
ほぼ無事に一時間のトーク&演奏終わりました。
だいたい50~70人のお客さまが聴いてくださいました。

なんでこんなことになったのか?
なにを弾いたのかはまた追って。

一夜漬けの演奏会で力尽きた~(泣)
花火みてビール飲んで寝るっ!


写真はリハーサル