~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ショパンプレリュード レッスン

2010年02月12日 22時23分47秒 | レッスン&セミナー
午前中は、少し前に知り合った方(ピアノ関係)のお宅に転妻よしこさんと伺って、とても楽しいひとときを過ごしました。
出身大学は違うのですけど、ピアノサークルがらみで話の合う部分もあり、集合住宅でのピアノ事情などでも盛り上がり、2時近くまでお邪魔してしまいました。

帰ってから夕飯の用意をし、5時半から松本氏のレッスン。

「ショパン(その後)どうですか?」といわれ、「そうですね・・・はい・・まあ」みたいな冴えない返事しかできず(汗)。
プレリュードのレッスンに入る前に、チェロソナタの疑問部分を質問。やっぱりなにかとややこしい曲のようで(特に1&4楽章)、ほんとはちゃんと何回かに分けてみていただかないといけないのだろうなあ・・と思いつつも、時間がないのでポイントだけを。

プレリュードは「暗譜してますよね」と楽譜とられちゃいましたけど、下にもうひとつコピー譜持ってるもんね(殴)、「すみません、まだ完全じゃないのでコピー置いて弾きます」と始めましたけど、やっぱり暗譜はまだアヤシイです。
21~24番を続けて弾きまして、「だいぶ弾けるようになりましたね。22はいいんじゃないですか」ということでした。
24は、左手の弾きかたのチェック。重心の持って行き方、手と指の回転伸展方向を細かくやりましたけど、何回かに一回自分でも納得いく瞬間があって、それが身につけばなんとか間に合うかも、というところでしょうか?
24に関しては、あと、右手の長いフレーズの作り方、肩から入るような弾きかた、など。

21と23はスラーでいちいち切れないような、いや切れているんだけど切れ目を感じさせずにずーっと続いていくフレーズ感、呼吸の仕方を、横の師匠と一緒に呼吸しながら弾いていきましたけど、いやもう大変。呼吸のタイミングが合わなくてヘンなところで慌てて息するとバレますから(笑)。なんていうんですかね、水泳で息継ぎに失敗して慌てて水から顔だして「ハッ」と吸ったまま溺れる・・って感じ。

あとは、「ショパン独特の語法ってあるよね~」ということを、楽譜みたり、いろいろ弾いてくださったりしながら、雑談交じりに伺いました。
リサイタルやコンサートでここのところずーっとショパンを弾いておられて、つい最近も、ソナタ3番・幻想ポロネーズ・マズルカ作品59・舟歌のプログラムでコンサートされていたので、まさにショパン現役真っ最中。
24番の話のときでも、スケルツォの1番とか3番ソナタのフィナーレの冒頭を弾いてくださるので、迫力に飛ばされそうでした(笑)。冒頭だけでなくてできればもうちょっと弾いてくれないかな~・・・みたいな。


今日だけかもしれませんけど、ショパン、これを機会にまじでやってみるか・・・みたいな気持ちになりました。
「21番とか23番とか、私の中にはない要素ですもんねえ・・・。なんか似合わない服着せられてる感じもする・・」と言って笑ってしまったんですけど。好きは好きなんですけど、まずはこういう曲を弾く技術を持ち合わせてない。
「こういう曲弾くのは初めてだよねえ。簡単そうで実はすごく難しい、というタイプ。でも、だんだん身についてくるよ、たぶん。こういうものをやっていったら、またベートーヴェンなどを弾くときにも別のものが見えてくるかも」とも言われたので、せっかくの機会、とりあえずあと2週間集中してやってみたいと思います。


たぶん、ノクターンなんかを何曲かやってみるといいんだろうなあ・・と。
以前は、どの作曲家でも緩徐楽章系でだいたい引っかかって「なんか違う」といわれてたんですけど、今日はプレリュード21番を弾いてたら「なんかベートーヴェンの11番の2楽章を弾いてる姿を思い出した」と言われました(笑)。つまり・・まだ緩い曲ひとまとめ状態。
・・・難しいです・・・
ここで粘って風穴を開けたいとこです。ちょっと前向きになってきた(笑)。
緩い曲ではありませんけど、ポロ5とかいつか習ってみたいもんです・・・・思うのはタダなんで(逃)。