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~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

スケッチツアー本編

2008年05月31日 15時42分40秒 | 雑感
娘のスケッチについてきていて、キリンの事情ばかり書いていても仕方がないので、絵のことも少し。


朝、本日の注意が講師の方からあったのですが、その中に
「子どもがノッて描いてるときは、邪魔しない。それがたまたま集合時間にかかってもそんなことはかまいませんから、製作を優先してください。
逆に、行き詰まったときは、頻繁でもいいので休憩させてください」
ということがありました。

学校なんかだとこうはいかないのでしょうけど、本来、製作ってそんなものでしょう。誰にも止められない(笑)。


娘は最初、鉛筆でキリン2頭を描いてましたが、どうも余白が多い。で、私の熱心な勧めにより(笑)ダチョウを追加しました。

あとはアクリル絵の具で塗ったり描いたりしてましたが、いきなり「あ、そうだ。風も描こう」と言い出し、水気たっぷりの水色で「サー、サー」と風を描き出したのはいいのですが、調子に乗りすぎて下に描いた動物まで見えなくなった。

で、タイムアップ。

途中、講師の先生が二人来られて「いいじゃん」と上手に励ましてくださったのですが、本人としてもたぶん、「あれれ」な感じだったんだと思います。


最後に集合して、みんな描きかけの絵を並べたのですけど、幼稚園児でも、びっくりするようなデッサン力のある子はいるもので、そういうのを見ると、「なるほどこれがスケッチというものか」とあらためて感心します。
娘とは観察の精度が違う・・・


ところが、どういうわけか講評で一人の講師の方が、
「私が感心した絵があるんですが・・これです。
風も描いたということなんですが、動物だけでなくて、その場で感じたことまで表現してていいなあ、と思いました」
と言われました。
それって、娘の絵?

娘は
「あんなグチャグチャな絵なのにねえ。笑っちゃいけんと思ってきっと言ってくれたんよ」
と、なかなか冷静なコメントを言っておりました。

ほんと、何事もほめようはあるものです。
若い講師さんを見習わねば(笑)


というわけで、写真は、描きかけの、激仲良しのキリンです。

スケッチツアー

2008年05月31日 13時35分49秒 | 雑感
娘の造形教室のイベントで、動物園にスケッチに来てます。


娘はキリンを描くと言って、ずっとキリンに張り付くこと一時間半。
・・全然進んでない(泣)


その間、キリンさんは何をしていたかというと、どうも時期的に「醸して」おいでのようで、ずっとぴったり縦に並んでいる。

後ろは当然オスなのだが、人間なら即逮捕されそうな状態だ。

人間の目から見ると、すでに「合意」っぽいのだが、シュートはすべてすかされているし、メスはメスで何を考えてるだか・・

通りかかった男性方はだいたい「おっ!」とか、「リアル」とか「じれったいなもう!」と名残惜しそうに立ち去られる。


娘もさすがに、いくらたっても同じ並びなのを不思議に思ったのか、
「キリンさん仲良しだねえ。兄弟なのかな?」(・・兄弟はマズかろう・・)
とか、
「前、幼稚園の遠足で来たときは、キリンさんあんなにずっと一緒じゃなかったよ」
とか疑問に思い始めたもよう。


私としては、何よりも、キリンと同じスペースで飼育されているダチョウが気になって仕方なかった。

キリンのあんなことやこんなことを横目に、ゆうゆうと餌をついばんだり、
キリンのいよいよの時に、ごく近くで羽を膨らませて冷静な表情を見せたり、
なかなかあなどれないキャラクターなのだった。