備忘録

主に晩御飯を記しています。不味い物は作ってないつもりですが、問題点も多々…。ただ今、カテゴリー工事中です。

各種雑感

2006-06-25 | 
勧められたものアレコレ

【嫌われ松子の一生】小説

山田 宗樹 著
上下巻

著者からの内容紹介
30年前、中学教師だった松子はある事件で馘首され故郷から失踪する。そこから彼女の転落し続ける人生が始まった__。一人の女性の生涯を通して愛と人生の光と影を炙り出す感動ミステリ巨編。


友人の強い勧めで、読み始めた。
一体どんな嫌われ者なのかと手に取る。
冒頭でいきなりダメージが来て、上巻の半ばで読む気が失せる。
しかし、友人からは「是非KANAさんの感想を聞かせてね」と手渡された。

話が進むたび「なんでこ~なるのかなぁ~」と脱力し、更に気力減退。
優秀で真面目な人間が転落し、家族に嫌われ、苦悩しつつもけなげに生きたお話。

これに嫌悪感を持つということは、私自身が転落を恐れているのだろうか?
そう思っても、本当にイヤイヤ苦手な描写を極力飛ばして読む。
嫌悪するモノの奥には私の潜在意識が隠れている。
それを自覚させられる作業だった。

どこに居ても一生懸命。
甘える事を知らず、判断を誤る。

自分なりには一生懸命。
頼ることを屈辱とし、判断を誤る。
結果責任の重大さにおびえて逃げ出す。 

ごくありふれた人間の陥る罠。
それに共感したり、同情したり、嫌悪したり。
とにかく何かしら強い感情が呼び起こされる物語だった。

彼女に返却する時、感想を聞かれた。
どんな所でもトップになれる位優秀な人でも、道を踏み誤るのだから、人生は怖いね・・・
自分を愛する事の本質を見失うと、どんなに優秀な人でも道を踏み外すのだから、人生は怖い・・・

06.06.28. 訂正箇所追記

【のだめカンタービレ】マンガ

二ノ宮 知子
1~15巻

友人から頂いた。
とても面白かった。

久しぶりにピアノを弾いた。
口がとんがってないか気になった。
ギャボ♪
コメント
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