備忘録

主に晩御飯を記しています。不味い物は作ってないつもりですが、問題点も多々…。ただ今、カテゴリー工事中です。

塞翁が馬

2005-10-25 | 
本日、友人宅へ。
料理人の旦那様が、おもてなし下さる。
仲良しの女ばかりで、それぞれのお相手も巻き込んだ集まり。

メインディッシュは、「てっちり (ふぐ鍋)」に匹敵する「鱧(ハモ)と松茸のしゃぶしゃぶ」
今シーズン、多分、最初で最後の味覚を堪能。

その他のお料理も列挙。
鱧。 松茸。 生牡蠣。それぞれ炭火であぶり焼き。
鯛(タイ)のお造り。蕪(カブ)と昆布でそのアラを蒸し煮したもの。
秋刀魚(サンマ)の押し寿司。 寿司飯には、茗荷(ミョウガ)の甘酢漬けとゴマ入り。


!”!”! 美味~~~ !”!”!


マイアヒー♪
マイアフー♪
マイアホー♪
マイアハッハー♪


食材とは裏腹に、旬を逃した ルーマニア語が 唇に上る。
10年来の友人と10数名で堪能。
しゃーわせー♡


マイアヒー♪
マイアフー♪
マイアホー♪
マイアハッハー♪


いくらなんでも、材料代くらいは、請求してくれたまへ。
良識ある社会人として当然ですよ、はっはっは。

格好よく言い残し、三々五々と散る。


マイアヒー♪
マイアフー♪
マイアホー♪
マイアハッハー♪


私ってば、
なんてしゃーわせー♡


マイアヒー♪
マイアフー♪
マイアホー♪
マイアハッハー



こんなのお店で食べたら如何ほどするんでしょう?
朝のIRCでも自慢しまくりやがりましょう♪

しゃーわせなので、googleで検索。
ぽちっとな。








!"!"! ayuiogふぁw】:bv;lン、。!"!"!








お店で食べたら、こんなにお高いの



こんな金額が請求された 私たちは・・・ 

きっと、絶対
 
ふ し あ わ せ。。。。 滝涙 (T^T

でも、そこが塞翁が馬

とっても安くて、私たちは しゃーわせ~!"!"!



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盛り花

2005-10-20 | 
自由花

やぶさんざし
白菊
玉羊歯


傾斜型が一番落着く。
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全日本選手権

2005-10-15 | 
私は、バレエやミュージカルを鑑賞するのが好きだ。
昔から歌や踊りを見るのが好きだった。

それが高じて、フィギュアスケートや、新体操を見るのも好き。
バレエなんかに比べて、チケットがお安いのも嬉しい。

ということで、私は体育館に向かう。
器械体操の全日本選手権が開催されるのだ。

日本の男子体操は、先のオリンピックで一位だった。
世界一の演技を目にする機会はなかなかない。
だから、とりあえず観にいく。

そうは言うものの、私は男子にあまり興味はない。が、可愛い子ちゃんは大好きだ。
だから、女子の演技には、ミュージカルやフィギュアと同じくらい 感激できるかな、と 期待する。


さて、知人より入手した前売り券を手に、体育館へ入場。
1000円のパンフレットを入手し、着席。

程なく、女子競技より 開始。
同行した知人から、競技の見所を拝聴し観戦。
詳しくないので、詳細は省くが、一人目を引く選手がいた。

背番号75 和雪梅 

聞くところによると、中国の有名な選手で、日本人と結婚されたとのこと。
日体大のコーチをしつつ、長いブランクを経て今回の出場らしい。

技の技量は、若い選手には及ばないかも知れない。
だが、彼女の床の演技は素晴らしかった。

色々な競技を拝見して思うのだが、西洋の基本はアンドォールだ。
他にもアラベスクやピルエットなどなど、色々な所にバレエの要素が含まれている。

フィギュアスケートや新体操や体操も、それぞれ綺麗だと思うし、感動もする。
しかし、優雅さにおいては、クラッシックバレエを凌駕するものを見たことはない。

和雪梅選手の床の演技は、バレエを見るようだった。
1分30秒で終わったが、指先まで神経の行き届いた演技は素晴らしい。
人間の、それも女性だけが、かもし出せる美しさには、感嘆のため息がでた。

くるくる回ったり、ぴょんぴょん飛び跳ねるのが上手なお嬢さんは、たくさんいた。
最後には、そういった方々が、メダルや表彰状を手にしたようだ。
だが、私には「和雪梅」さんほどには印象に残らなかった。







女子の終盤にさしかかるころ、男子の競技が開始。
体操は班分けされていて、ある決まった順番で種目を移動する。
それぞれの第一班は、女子は 跳馬から始まり、男子は 床からはじまる。

第一班が、一番上手な人の集まりだと教えていただく。
で、男子の一班の床から注目し、選手の背番号とパンフレットを見比べる。

「塚原選手とか米田選手はどこかな?・・・おぉ、富田選手発見♪」
オリンピックで有名な選手が一班にいるとは限らない。
ミーハー気分でキョロキョロしていて気づく。

会場で 遠目に見ていても、すぐにそれと分かる人がいる。
何度目を離しても、もう一度みたら、「あ、さっきの人だ。」とわかるのだ。
それは、和雪梅さんと同じく、男性だけのもつ、力強くて美しい演技をしている選手。

最後まで見ていて、思った。
一班の最後の演技は、女子は床で、男子は鉄棒。
それは、各々のフィナーレを飾るにふさわしい、見ものの種目だ。

私の目を釘付けにしていた、ある選手の演技を日本体操協会のHPで見ることができる。
この中のギャラリーという項目で、新体操や体操競技の 名演技を鑑賞できる。

こちらの水鳥選手の鉄棒の演技を見てほしい。
私が見たのと、ほぼ同じ演技だ。

ご覧になりましたか?
すごいですよね?

感動しましたか?
しませんよね?



選手や関係者の方、ごめんなさい。
でも、とにかく人間離れした体の動きなのは間違いない。
こんなことができるようになるまで、どれほどの時間と労力を費やしただろう。

あの美しさや力強さを、帰宅して調べて、こうやって再び見ても感じられないのが不思議。
それでも会場では、水鳥選手は誰よりも、力強く優雅で美しい!と思ったのだ。

画面で見ていても、あの素晴らしさが、今ひとつ感じられない。。。。
きっと、和雪梅さんの演技をTVで見ても感動しないだろう。

バレエなんかの舞台芸術もそうだ。
モニターを通して見ても、感動なんてできない。
舞台や試合会場での臨場感っていうのは、すごいものがある。





水鳥選手に目がいったのは、跳馬のときだ。
走ってきて、タンって手を突いて、!?と思ったら着地。

中古車販売のユーポスのコマーシャルで有名になった、バレエの「海賊」がある。
売ったった~売ったった~♪ くるくる車を売ったった~♪
と くるくる回りながら飛び跳ねているアレ。

コマーシャルはお笑い風味だが、コンクールなんかで見たら、忘れられない感動を味わえる。
この人たちは、重力のない世界を生きているのだ、という錯覚を覚える。
きっと、彼らの背中には、目に見えない羽が生えているのだ。




素人の私でも注目するのだ。
水鳥選手が演技を始めると、ざわめいていた会場が静かになる。
先ほど紹介した鉄棒の演技では、鉄棒のしなる音まで聞こえそうな緊張した静寂。

静かな会場で、彼の技が成功するたびに、息を呑んで見守っていた観衆がどよめく。
思わずもれる「おおお」という声で、会場が震えるようだった。

彼が鉄棒の上を三回も跳び越した離れ業は、コバチという技らしい。
伸身のコバチ、捻りのコバチ、基本のコバチ、を行ったそうだ。

音楽ならば、「コバチ変奏曲」とでも名づけるのだろうか?
だとしたら、なんと美しい音色だろう。


素晴らしい技を支える肉体と、そこから美しさを表現する能力・・・
和雪梅さんと水鳥寿思さんは、本当に素敵でした。

体操競技の観戦記なのに、何の捻りもなく終了。
おやすみなさい。

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