once in a blue moon

.:♪*:・'゜♭.:*韓国で子育て.:♪*:・'゜♭.:*

『お・い・し・いソウル』へようこそ!


あんにょんはせよ

ロンドンで出会ったオトメン韓国人旦那と2014年12月生まれの娘と
ソウル西部でのんびり暮らしています。

小さな幸せを大切に、というのが家族のモットー。


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笑う男 SAC on Screen スクリーン版

2019-04-30 | ミュージカル・演劇・コンサート
 
韓国のミュージカル賞を総なめにした「笑う男」のスクリーン版が昨年12月から国内各地で無料上映しています。
 
 
現在、日本でも公演しておりますが…うーん…
動画を観たのと実際に韓国と日本で観劇した方の話を聞く限り
まったくの別物だなぁ、という印象です。
とりあえず歌のパワーは全くなさそうです^^;
 
あくまで好みなのでそれぞれの良さはあると思います。
韓国版はかなり強引に派手な歌で魅せていたのでそれが「微妙」でもありますが
俳優さんが辻褄の合わない部分を歌でねじ伏せるだけの力があったのは確かで
説明不足な設定や感情も歌をとおして伝えるそれだけのスキルがあったからある意味成立していました。
なので歌でカバー出来なきゃ、まぁ微妙にはなりますよねぇ………
 
 
今回観に行った劇場は光明市民会館
無料ですが光明文化財団のホームページから予約でした。
500席以上のホールの巨大なスクリーンであの美しい舞台と歌が聴ける贅沢…!
 
昨年、初演をむかえ来年の年明けから再演が決まっている作品を無料上映するなんて太っ腹です!^ ^
 
スクリーン版は生の舞台でははっきりと観られない俳優さん達の繊細な演技や表情がみられたり
少数回の観劇では気づかない物語の伏せんを映し出してるので2回しか観劇しなかった私は
「おお!」と気づく部分もあり、後半は涙、涙でした。
 
また初回観劇時に圧倒された絢爛豪華な舞台セットと鮮やかなお衣装が
美しく映し出されて信じられない映像美でした。
 
スクリーン版の主人公グウィンプレン役はパク・ガンヒョンさん。
韓ミュ界の期待の星です^ ^
可愛いらしい雰囲気と低く響く歌声は特異な存在です。
 
韓国の国宝歌手パク・ヒョシンさんで2回観た笑う男でしたが今回のスクリーン版を観て
グウィンプレン役としてはガンヒョンさんの初々しさ、若さ、すこし危なげな雰囲気が作品にマッチしていて
笑う男という作品がようやくわたしの中でストンと落ちました。
 
ヒョシンさんは本当にヒョ神様でしたが間違いなく大人だったんで…(笑)
 
ウルスス役もチョン・ソンファさんでしか観られなかったんですが
スクリーン版で念願のヤン・ジュンモさんが観られました^ ^
 
ジュンモさん…ジャン・バルジャン感つよめのウルススでした!
とても素敵でガンヒョンさんと歌う행복한 권리(幸せの利)の得力は凄まじかったです。
去年二回劇した時も非常に印象にったシーンでしたが
今回スクリーン版をてこのナンバーをきちんと歌ってえられる俳優さんじゃなきゃ
クライマックスの「幸せ」が客にわらないんだな、と思いました。
歌も難しいですが演技力と表現力を要する難しいナンバーだとつくづく感じました。
結末がモヤモヤとしてしまう原因はこの曲の意味がわらないのかなぁ、と。
 
ヒョシンさんの表現力も良かったんですが、ガンヒョンさんは上回って良かったです。
スクリーン版だからなのかは分かりませんが、とにかく凄い説得力でした。
 
再演にもガンヒョンさん、ジュンモさんは必ずキャスティングして欲しいです。
 
そして 눈을 (その目を開けて)から웃는 남자(笑う男)へのながれは際に劇した時も「へっ?」とびっくりしましたが
スクリーン版になるとより「グウィンプレンどうした?」とギョッとしてしまう展開です。
役者さんのパフォーマンスが素晴らしいだけにもう少しクッションあった方が「笑う男」の演技と歌が際立つと思います。
少なくとも韓国の俳優さんたちにはこの二曲を圧倒するだけの力はあるので
この流れをもう少し丁寧に描いてくれたら初演以上のインパクトになると期待してます。
 
クライマックス、デア役ミン・ギョンアさんの演技と表情が映像ではっきり観られて
生でお芝居を観たとき以上に泣きました。
 
そのあとのガンヒョンさんの歌と表情、ジュンモさんの頷き…舞台版では繊細な演技で表現されていた部分が
しっかり映し出されてスクリーン版の強みを感じました。
 
この為にスクリーン版があるのかな、というくらいに。
 
ただスクリーン版はジョシアナのシーンのカットがあり残念でした。
わたしは笑う男のなかではジョシアナが一番好きなキャラクターです。
 
ガーデンパーティーの女王とジョシアナの対決シーン、グウィンプレンが父母の肖像画を見つけるシーン
グウィンプレンが笑う男を歌ったあとのジョシアナのカッコいい歌シーン
気づいたのはこの3つでしたが、いずれもジョシアナを知る大事なシーンがカットされていたので悲しかったです。
 
ぜひフル映像でBlu-ray化して販売して欲しいです。
再演の会場で売らないかなぁ^ ^
 
今回のスクリーン版を幸運にも観られて幸せでした!
再演も期待します^ ^
 
スクリーン版ハイライト
 
おまけ。
パク・ガンヒョンさん千秋楽のカーテンコール映像
 
 
 
 
この作品は特にある一定以上の歌のスキルある俳優さんのキャスティングが望ましいと強く思います…アンサンブル含めた全キャスト。
 
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光明市場で食べあるき

2019-04-29 | 韓国 市場
 
あんにょんはせよ
 
前日は夜遅くまであそんだのでゆっくりスタートした連休2日目です。
 
わたしが光明へ笑う男のスクリーン版を観に行く予定だったので家族みんなで巨大な市場へ^ ^
 
まずは中華屋さんでタンスユッ(小)
確か3,000ウォンかな?
 
 
続いてジャジャンミョン
 
 
しょっぱかったけれど2,900ウォン!
市場価格すごい〜
 
 
食べあるきスタートまずはタッカンジョン2,000ウォン
순한맛(甘口)にしたけどピリッとした辛さはあります。
娘食べました。スパイシー英才育凄いわ…
 
とはいえお口ヒリヒリ辛いというのでシッケ購入
ふたつのお店で飲み比べ、いずれも1,000ウォン
 
シッケは透明度が高いほど上手に丁寧に作られているので味の差は歴然としています
シッケ購入の際は透明度を確認してみてください♪
 
義祖母がシッケの達人らしく義母や義叔母みーんな透明度の高い綺麗なシッケを作ってくれます^ ^←学ぶ気は無い
 
練り物屋さんでホットバー
パプリカ入りの練り物、2,000ウォン
 
 
最後は光明市場名物「クロレラ」さんのハンバーガー、2,000ウォン
パテがトッカルビなんです^ ^
なんともノスタルジックなハンバーガーで我が家みんな大好きです。
 
 
***
 
昨日は娘ひとりで幼稚園のお友達のお家に遊びに行きました。
親なしは初でしたがまーったく恋しがることもなく楽しんだようです(笑)
 
お父さんは見送る際に「さみしくなったらすぐに◯くんのママに電話してっていうんだよ?」と言い
娘がいない間も「心配〜さみしがってるよ〜」とグダグダ言ってましたが
帰宅した娘に「え、全然さみしくなかった!楽しかったよ?」とバッサリ言われて
部屋の隅で落ち込んでいました(笑)
 
4歳。
どんどんおねえちゃんになっていきます^ ^
 
 
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エバーランド

2019-04-28 | 韓国 自然・公園・遊園地
 
あんにょんはせよ
 
今年も春の連休ラッシュがはじまりました^ ^
初日の金曜日はエバーランドへ
 
雨の予報でしたがチューリップをみたくて決行!
前日に娘とクランベリーとクリームチーズの白パンを焼いていきました。
 
 
チューリップはとても綺麗でした^ ^
 
 
インスタみたら同じときに日本ビリーのはると君もいた?(笑)
 
 
滞在中は霧雨でしたがそのおかげか大人気のサファリツアー等すべて待機時間なく楽しめました^ ^
 
アマゾンエクスプレスというボートアトラクションに乗りました!
楽しかった〜!
 
 
身長110cm超えた娘は大抵のアトラクションに乗れるようになり落下系も!
全く怖がらないし楽しんでて凄かった(笑)
わたしは嫌だ…
 
 
ショーも見ました^ ^
 
 
身体が冷えたから私たちはコーヒー、娘はホットチョコレートで休憩。
ホットチョコレートの粉が溶けていなかった…
 
園内でポップコーンを買ったけどそれもひどく不味かったし
高いのにクオリティが低すぎる園内の食べもの…
 
そんな予感がしたからパンを焼いてゆでたまごやらお弁当を持参して正解でした^^;
園内ではポップコーンとドリンクのみ。
次回も必ずお弁当持参しよう。。。
 
 
夕方のパンダミュージカルを観ておしまい!
霧雨だったけと並ぶことがなかったから充実した1日でした^ ^
 
エバーランドを出発したのは19時
おなかぺこぺこだったけれどソウルまで移動して夕ごはんはお寿司^ ^
 
いっぱい遊んでいっぱい食べて楽しかったです!
 
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HOPE 読まれていない本と読まれていない人生(호프)

2019-04-23 | ミュージカル・演劇・コンサート
 
実際にあったカフカの遺作返還訴訟をモチーフにした韓国創作ミュージカルを観に行きました。
 
 
 
今年1月に2週間のみ短期公演したあと劇場をドゥサンアートセンターへうつし
3月末から5月末まで公演予定です。
 
わたしが観に行ったのは主演チャ・ジヨンさんの千秋楽でした。
たまたまHOPEのセールが出たので予約をしたら
10分後にジヨンさんの甲状腺がんが発表され来月から出演予定であったアンナ・カレーニナの降板を知りました。
HOPEもどうなるのかな、と思っていたら1週間だけ出演されたのち降板が発表されました。
 
こちらの作品は韓国芸術総合学校の卒業制作として2017年に生まれた作品だそうです。
脚本家カン・ナムさん、作曲家キム・ヒョウンさんの新人作品との事ですが凄い完成度です。
 
脚本家の方が作品の焦点にあてた部分はなぜ30年間も主人公エヴァ・ホープが原稿を手放さなかったのか
彼女と原稿をめぐる70年の物語をジリジリと丁寧に描いているのです。
過度な台詞どころか明確な表現すらなく曖昧な部分に様々な含みがあり
観ている側が好きに解釈できる、独特の物語の運びかたでした。
 
凄い作品が生まれました。
絶対に観なきゃならない凄い作品だと思います。
 
確かにまだ作品完成度としては粗削りの部分もあり手放しに完璧な作品と褒めちぎることは出来ませんが
とてつもなく良質で秀作が生まれたな、と感じる作品自体にパワーのあるミュージカルに出会いました。
 
 
 韓国創作ミュージカル初演作品なので簡単にあらすじを訳します。
 
現代文学の巨匠ヨゼフの未発表原稿をめぐるイスラエル図書館とホープの訴訟
 
ベストセラー作家だったベルトは何にも属されない絶望の奥底を書くヨゼフの才能に憧れる。ベルトは原稿を焼くように言い残し死亡したヨゼフの才能を守るためにヨゼフの原稿を大切に保管する。ある日第二次世界大戦が勃発しドイツがチェコを占領、ベルトは愛人マリーに再び会える日を約束し原稿を託し去る。マリーは避難の真っただ中でもベルトとの約束を守る為に原稿に執着し生きるようになり、マリーの娘ホープは原稿だけを見つめる母の横で銃声が飛び交う現実から抜け出そうと努める。新しい人生を探し出すホープが出会った一筋の光のような存在カデル。長く彷徨ったのち中年となったホープの前に再び残された原稿
 
ホープにとって原稿とは一体なんであったのか
 
非常に題材が興味深くさらに作品も良くできていました。
このお話は実話がベースで主人公エヴァ・ホープは実在の人物で名前はEva Hoffeさん去年亡くなった方だそうです。
興味ある方はこちらに記事もあります。
 
 
そのホープを演じたのがチャ・ジヨンさん。
マディソン郡の橋で主人公フランチェスカを演じられその熱演に魅せられすっかりファンになりました。
 
このホープ役はほぼ舞台に出ずっぱり。
過去のシーンでもじっと眺めているのですがその存在感たるや。
ライトすら当たってないのにジヨンさんがホープが常に「いる」んです。
 
ハッとさせられ目が離せないオーラを放ってます。
 
ホープのタイトル曲HOPEは壮絶でした。
 
 
原稿を擬人化したK役はチャン・ジフさん。
 
これまた舞台に出ずっぱりな上に不運なことに一度も読まれたことのない原稿という
非常に難しい役と難しいナンバーを演じ歌いこなす凄い方でした。
 
こちらの作品、演出家の方が「あえて演出は華やかにせず役者さんの力量にかけた」と仰っていたとおり
全キャストさんの表現力が全てでK役以外の方々は本当に強烈でまさに舞台の上で「生きている人たち」なんですが
ジフさんだけは何だか存在してないような薄く曖昧な雰囲気で「人じゃない」感があり
それにはほんと〜〜にびっくりしました。
 
ジフさん、何を演じてたのか
「紙」だったんですよね……
 
脚本家の方がホープを見守る存在として原稿のKをうみだし擬人化する段階で「若い男性」までは考えたけど
まさかイケメンが演じるとは…なんて仰ってましたが
ベルトはじめ、マリー、ホープが魅せられたり執着するのにイケメン俳優さん起用は十分な説得力だったかと思います。
K役お3方まったくタイプじゃありませんが(笑)
そこは残念←
 
 
ホープの母、マリー役にはユ・リアさん。
 
リアさんもマディソン郡の橋以来でしたが大好きな女優さんです。
リアさんは涙の粒すら計算されているかのような絶妙な泣き方なんです。
 
「家に帰る道さえ忘れなきゃいいのよ」
 
の台詞のうまさ。
各キャラクターに見せ場的な重要な台詞がありマリーはこの台詞だと思うのですが
声のトーン、話すスピードが完璧で涙腺を直撃させられました。
本当に凄かった…。
 
ホープの過去役には、ジヨンさんの実の妹チャ・エリヤさん。
 
がっしりした骨格や視線の送り方はやはりジヨンさんに似ていて
何より声がジヨンさんよりややハスキーだけどそっくり。
二人が交互に歌うシーンはどちらが歌っているのか分からなくなりました。
 
ベルト役はソン・ヨンジンさん。
 
原稿に魅せられホープ親子の人生を狂わす張本人のベルト役と裁判官役ですが
なんでしょう。
全く別人を演じているかと思うとグワッと近づくように見えたりして引き込まれました。
 
声が個性的でこれから「ゴッホとひまわり少年」に「ロッキーホラーショー」と出演作が続くので
いずれかでまた観たいなぁと思っています。
 
 
以下、ネタバレを書きます。
未見の方ご注意ください。
 
 
 
 
ホープが原稿をプレゼントと主張し執着した理由は
母マリーがホープの8歳の誕生日にベルトから預かった原稿に生涯取り憑かれたから。
それまで母から愛された居場所がこの日を境に原稿に奪われ、母マリーの愛のある場所が原稿であったから
愛されたかったホープが78歳まで母の愛だった原稿から離れられなかった、というトラウマが原因です。
 
そして原稿Kは生み出された時から「お前のせい」と言われ誰にも読んでもらえない悲しみを抱えつつ
誰よりホープの幸せを願い見守り続けます。
まるで母のように。
 
ホープと原稿が向かい合うクライマックスは会場全体が鼻水を拭うくらい泣きます。
 
原稿Kが「おつかれさん」という台詞は観客がすくわれたような気持ちになり会場中がフッと肩の力が抜けたような感覚になります。
またホープの最後の笑顔で人生をやり直せる希望HOPEを感じることが出来ました。
 
壮絶なミュージカルです。
観ていて精魂尽き果ててしまうくらいです。
 
でも、泣いて泣いて泣いてそして癒されます。
身近にあるもの家族、友人を大切にしようと改めて思える作品です。
 
実際のEva Hoffeさんがどうして原稿を抱えていたのかは知る由もありません。
ただ、一つの事柄をもとに創作されたミュージカルとしては秀逸でした。
 
副題、読まれていない本と読まれていない人生
原稿Kとホープの物語でした。
 
ジヨンさん、素晴らしかったです。
どうか完治してまた舞台に戻ってきてもらいたいです。
アンナもやりたかったんでしょうね。
ギリギリまでキャスト発表されなかった理由を思うと切なくなります。
 
また観たい作品だし、たくさんの方に観て頂きたい作品です。
 
ハイライト
 
 
 
 
 
 
 
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桃の花まつり

2019-04-23 | 韓国 自然・公園・遊園地
 
あんにょんはせよ
 
毎日ばたばたと楽しく過ごしています^ ^
 
 
週末、富平の桃の花まつりへいってきました。
山の方だからか桃の花だけじゃなく桜の花もちょうどハラハラと散っていてとても綺麗でした。
 
果物の蜜は甘いのかミツバチたくさん^ ^
 
 
梨のお花も可憐で可愛い!
 
 
 
お天気はいまいちでしたが気持ちいいトレッキング。
 
 
つくしんぼも見つけました。
 
 
お昼ごはんは海鮮カルグッス屋さんへ。
手打ち麺が美味しいとのことでしたが…まあ普通?^^;
 
昨日は初夏のような陽気で幼稚園バスから降りた娘は38度の発熱…
少し前までダウンを着ていたのにいきなり暑くなって身体が対応しきれなかったよう。
 
今週中には冬物は片付けて、夏服を出さなきゃいけませんね。
 
 
 
 
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