once in a blue moon

.:♪*:・'゜♭.:*韓国で子育て.:♪*:・'゜♭.:*

『お・い・し・いソウル』へようこそ!


あんにょんはせよ

ロンドンで出会ったオトメン韓国人旦那と2014年12月生まれの娘と
ソウル西部でのんびり暮らしています。

小さな幸せを大切に、というのが家族のモットー。


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アナと雪の女王 特別展

2018-08-29 | 韓国 美術館・博物館

あんにょんはせよ

雷雨の続く韓国です。
鉄原は歴代最高の降水量だとかで携帯電話に警報が鳴りっぱなしです。
台風よりよっぽどおそろしいです…。



日本から帰ってきてすぐにアナと雪の女王特別展へ行きました。
本当は日本へ帰省する前に行きたかったのですが
いろいろと忙しくタイミングを逃してしまったためようやくです。



映画の中にいるようなつくり。
(ちょっとしょぼめ)



可愛い小さなアナとエルサの絵や



初期段階のエルサ①



初期段階のエルサ②

など子供じゃなくても楽しめるコーナーもありました(でも子供向け)



この子の名前、マシュマロなの…?



ドレス!
キランキランで綺麗でした^ ^



Do you want to built a snowman?なエリアも
まるで物語の世界に自分が入ったようです^ ^



スケートコーナーもありました。
満5歳からと書いてましたがスケート靴のサイズがあれば大丈夫みたい(さすが韓国)
ひとり5,000ウォン、時間無制限
なかなか太っ腹!

娘、初めてのスケートたっぷり楽しみました^ ^

写真にはありませんがエルサのLet it goの名シーン、足でタン!とやると
氷がでてくるプロジェクションマッピングもあったり
アナ雪の世界が好きな女の子には夢のような特別展でした^ ^

ショボいと聞いていたから期待値低めで行ったかので
思ったより楽しめました^ ^

韓国のエルサ役の声の方パク・ヘミさん
先日観劇したフランケンシュタインでもど迫力のパフォーマンスをされていましたが
「わぁエルサ!」とはしゃいで観ていた観客は私だけだったろうな(笑)
娘に付き合って英日韓三ヶ国語のアナ雪観てるもの、わたし…

そうそう、ダサいしチープ感あるからやらせなかったけど
エルサのドレスにメイクするサービスもあり
会場にいる女の子はほぼみんなやってました…^^;
キャラものとかは安っぽくて苦手なのごめん、娘。。。



11月中旬くらいまでやっているようです^ ^



会場内のフォトスポットで写真を撮り5個だかためるとポップコーンが頂けます



ランチは近くの現代百貨店でタイごはん



スケートでカラダが冷えてたから辛い&温まるものが欲しくて(笑)

美味しかったです^ ^
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笑う男

2018-08-25 | ミュージカル・演劇・コンサート

ユゴー原作の「笑う男」を莫大な制作費をかけて作られた韓国創作ミュージカルで
2018年7月に芸術の殿堂で開幕、9月からはブルースクエアで上演が決まっています。

こちらの作品はもちろん、韓国ビリーからマイケル役ハン・ウジョンが出演するから
興味を持ち観に行こうと決めました。

しかしこの作品も子役のキャスケ出ておらず…運に任せていったら…



ウジョンだったー!!
二作連続、ビリー出演者観られたわたしはなんて幸せ者!

マイケルファン歴かれこれ12年になりますが
唯颯くんといいウジョンといいマイケル役の子たちのマイケル後の出演作まで観られるなんて幸せすぎます…。



さて、ウジョンと韓国ビリーからはジョージ役サンジュンさんも出演されているので
ビリーファンならそれだけでも楽しめる作品なんですが…

主役グウィンプレン役のトリプルキャストが凄まじかった…

唯一、オーディションで主役を勝ち取ったパク・ガンヒョンさん
そして芸能人に疎いのでわたしは知りませんが人気アイドルEXOのスホさん

そしてそして、芸歴はすでに20年近い?パク・ヒョシンさん。
このヒョシンさん、これまたわたしは知らない方だったんですが超有名な歌手らしく
笑う男のチケットの売れ方がえげつないほど差がありました…^^;

そこで旦那に「パク・ヒョシンって知ってる?観たいミュージカルに出演してるんだけど」って聞いたら
「パク・ヒョシンがミュージカルぅ⁉︎きゃー観たい!」ってキャーキャー言い始め…
とても有名な方でミーハーな旦那さえ観たくなる方だと言うのは分かりました(笑)

そして10年前、ロンドンで旦那から「韓国のとても上手なシンガーでいい曲だからプレゼントする」と貰った曲が

パク・ヒョシンさんの曲だった…!(驚愕)

その曲は中島美嘉さんの雪の華のカバー曲
いや元々は日本の曲だしぃ?フンフン鼻息しか聞こえないけどぉ?みたいな感じで
要は「別に」とリアクションしたおもひでの曲(笑)
(今聴いても鼻息としか思わない…)

10年経ってまさか再会するとは(笑)

で、そこから過去に出演したミュージカル作品やらを観ていったら…

ヤバイ、上手い…この世の声とは思えない…!
(鼻息とか言ってごめんなさい)
最初に観た動画には韓国マイケルのイアンもいたり
オク・ジュヒョンさんと歌うAll I ask of youは素敵すぎたり
と、ヒョシン沼にズブズブとハマっていき結局チケットをポチ。

今やヒョシンさんを神と崇めヒョシン様と呼ぶ程に…。

そんなこんなでヒョシンさんの歌を聴きに
芸術の殿堂前楽へ行ってきました(前置き長い)



四階席まであるオペラハウスは満席。
パク・ヒョシンの歌を聴きにきた人で溢れかえっていました。

この作品
尊敬する韓ミュ先輩から「芸術の殿堂で観るべし」と言われてチケット取ったわけですが納得。
ブルースクエアじゃこの荘厳さはない!
(フランケン昨日行ったばかりだしね)

劇場に足を踏み入れた瞬間に舞台セットにまず圧倒されます。
もうこれだけで「お・か・ね」←
お金かかってます感スゴイ。

そして韓国語と英語交互に

부자들은 낙원은 가난한 자들의 지옥으로 세워진 것이다
The paradise of the rich is made out of the hell of the poor.

がステージ中央に流れてくる。

富者の楽園は貧民の地獄により建てられたものだ

ユゴーの有名な一節が浮かび上がっては消えていくんですが
これも演出のひとつだと観終わって初めてちゃんと分かるんです。
マーベラスですよ。

さて、まずは作品について。

一曲、一曲自体は素晴らしいです。
ただ毎回、ドカン!ドカン!派手な花火が打ち上がり続け
いったいどこが見せ場なの?というくらいに
ずーーっと派手なんです。
全てのナンバーがメインディッシュのようで1幕でかなりお腹いっぱいになります。

歌は本当に全キャストさん凄いんですよ!
これでもかと聴かせてくれます。

ヒョシンさんにいたってはもはや人間じゃない。
この世のものとは思えない強く美しい歌声。
ヒョ神様なんです、音楽の神。
ヒョシンさんの歌を聴きに行くならこれほど魅力的な作品はないでしょう。

でも、それだけ。

舞台セットもお衣装も歌もオーケストラも
これでもかと最高品質をすべてメインディッシュで揃えられた感じ。

いいんです、美味しいんです。

でも、ちょっと食材変わったら…あれれになるのが分かるというか…。
そろそろちょっと素朴なお新香とかないかしら?になります。

キャストファンなら間違いなく大満足の作品です。
わたしもウジョンにヒョシンさん目当てでしたからスキップして帰りたくなるくらい大満足でした。

でも万人ウケじゃないでしょう…。

ヒョシンさんはグウィンプレン役はハマり役だと思います。
ちょっと影もあり、純粋で魅力的な男性。
おそらくスホさん、ガンヒョンさんも。
ファンなら悶絶ものです(観た方ならわかるはず)

でもファンじゃなきゃ…うーむ。。。

歌がね、全部メインディッシュな作品ですが
中でもジョシアナ役のチョン・ソナさんが観客丸ごと虜にしてました。
地響きのような歓声が上がりましたからね。
ある意味ヒョシンさん以上かと。
圧倒されたのはソナさんの歌でした。

デア役のミン・ギョンアさんがまた声が綺麗なんです!
デアの透明感が歌声から感じられました。

ガンヒョンさんとのMV最高に美しいです^ ^

この曲、ヒョシンさんの音源欲しいです。
もう本当に美しくて歌声を聴いて気持ちよく酔ったのは初めてです。

それからウルスス役チョン・ソンファさん!
旦那おススメのミュージカル俳優さんだったんですがソンファさんの存在なくして成立しない
凄い存在感と歌の説得力!

思い出しても鳥肌が…。

公開されたMVにはウジョンもたくさん映っています^ ^

ストーリーはフランス映画をそのまま大金かけてミュージカル化した感じです。
映画よりグウィンプレンがより魅力的になってますが。

来年、日本でも公演が決まっています。
果たしてこれだけのセットにお衣装が可能でしょうか…?

そしてバイオリニスト!
劇中に登場するバイオリニストの存在がストーリーのキーです。
このバイオリニスト、ちゃんといますよね…?(不安)

楽曲はヒョシンさんキャスティングを前提に作られたものだそうです。
いわばヒョシンさんの為のミュージカル。

う〜ん、日本でこれが受け入れられるかは疑問。

わたしはヒョシンさんの声に歌にハマったのでおそらくブルースクエアでもう一度観ます。
それまでに分からなかった単語等を勉強して行きたいな、と思います。


おまけ。

ヒョシンさんバージョンはないのですが
ガンヒョンさん
スホさん
それぞれ舞台映像が出ました。

ブルースクエアで一回くらいヒョシンさん舞台映像も出して欲しいです…。






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フランケンシュタイン

2018-08-24 | ミュージカル・演劇・コンサート

韓国ビリーを観て韓国ミュージカルの世界に興味を持ち
少しずつ作品や俳優さんを知るようになりました。
そこで驚いたのはミュージカル俳優さんの層の厚さ。
歌が上手いのは当たり前、そこに個性、カリスマ性が必要とされています。

歌のうまさならビリーの炭鉱夫やバレガから察していましたが(上手いから逆に変だった)
韓国ビリー終わって本格的に韓ミュ世界をのぞいてみたらかなりヤバイ世界でした(笑)

ビリーをきっかけに親しくさせて頂いている方が韓ミュ歴10年以上の大先輩でいろいろ教えてもらいました。

(内容も書いてるのでネタバレNGな方は読まないでくださいね)



そこで韓国ミュージカル入門に勧めて頂いたのが「フランケンシュタイン」
韓国創作ミュージカルで大成功をおさめた作品です。
昨年、日本でも公演あったようですね。

韓日両国共に絶大な人気を誇りリピーター続出とのことですが
どうも私は二の足を踏んでしまいました。

ストーリーがどうにも韓国臭!
これ在韓日本人で日本人ミョヌリなら避けたい要素だと思います。
そうじゃない方もいらっしゃるでしょうが
ためらいが理解出来る方も相当いると思います。

だから観なくていいかな、、と思っていたのですが
7月あたまに観たプレスコールの生中継を観たら「観たい!」とスイッチがはいりました^^;
日本帰省もあったりなかなかすぐの観劇ができず、行けたのはソウル千秋楽2日前です。



もともとは初演キャストのパク・ウンテさんの神々しいまでの美しさに興味をもち
ウンテさんで観たかったのですが
ウンテさんは8月から「マディソン郡の橋」に出演が決まっており7月中に楽…。

ウンテさんは諦めどなたでも…とたまたま予約できる日に予約したのは
今回の三演から出演のミン・ウヒョクさんとカイさんの日でした。

実はプレスコ映像で「あ、いいな」と思っていた御二方だったので
偶然予約したのですが嬉しかったです。

さて、このフランケンシュタイン。
韓国創作ミュージカルと先にも述べましたが有名なフランケンシュタインのお話とは別です。
有名なボルトがささってるようなビジュアルじゃありません。

あくまでメアリー・シェリー原作の「フランケンシュタイン」を基に描かれた別のお話です。

怪物を生み出す天才ビクター・フランケンシュタインはトリプルキャスト
親友に心酔し殺人の罪をかぶった末に怪物になってしまうアンリ・デュプレはクアトロキャストで
この三演は開幕しました。

このキャスティングがどのイケメンにしますか?的なキャスティングで
誰かしら好みがいるだろう的なものなのが笑えました。

ただ凄いのはただのイケメンじゃなく
超絶歌がうまい(劇中のサディスティックなまでの難しい音楽を歌いこなす技術のある)俳優さんを揃えているあたり
韓国ミュージカルの層の厚さに感嘆です。



ビクター役はミン・ウヒョクさん。
歌が好きで野球の才能もあり野球選手を目指していたけれど高校生の時に怪我をし挫折
その後歌手の道を目指しいろいろあってミュージカル俳優さんになった方(雑な説明…)

まず、デカイが最初の印象。
187cmの高身長にくわえ野球で鍛えたがっしり体型がものすごい存在感…。

体格デカイ!の次は声デカイ!

どこ、どんなシーン台詞もドーン!と爆音のように聞こえ
どこにいてもわかる…(笑)

で、プロフィール写真じゃいまいち伝わらないけど可愛い面立ち。
笑うと可愛い。

ビクターの凄惨な過去を背景にみていると体だけ大人の中身はまるで子供。
天才だけどおそろしく子供でワガママの甘ったれ。

ウヒョクさんの体格の良さがビクターという役に合っていたなぁと思いました。

단 하나의 미래(ただ一つの未来?)はプレスコで観たドンソクさんの高圧的で目がイっちゃってる歌い方が好きだったんですが
ウヒョクさんもかなり良かった…
低音は物足りなかったけどウヒョクさんは子供のように無邪気な天才のよう。



アンリ役はカイさん。
ソウル大の声楽科出身でオペラとポップスを融合させたポッペラ歌手という謎の括りな方。
旦那も知る有名な方らしいです。

カイさん、凄かったです…(語彙力…)

おそらくアンリ役を演られる方は皆さま凄いんでしょうね、何せ怪物役やりますから。

フランケンを観ようと決めて
韓国の方も日本の方もどなたの感想も目に入れないよう予習に努めてきましたが
まっさらな状態で観られて良かったです。

私にとって初見のアンリ/怪物はカイさんになり、きっとカイさんが今後も基本となります。

しかしながら、すでにYouTube上にあるウンテさんだったり、チサンさんだったり、ウヒョクさんだったり、ミンソンさんだったり
いろんなアンリ/怪物を観てそれぞれ異なる印象だというのは分かりました。

そういう中で私はカイさんのアンリ/怪物が好きだなぁ、と漠然と思いました。

眼鏡に短髪というビジュアルに生真面目で融通のきかなそうな話し方
人たらし的な他意のない無邪気なビクターの「チング(友達)」に
心つかまれちゃう感じも自然でその純粋さが可愛らしかったり。

そういうカイさんのビクターへの心酔ぶりが重い、重い…。
酒場シーンあたりから観てるだけで憂鬱になってきて「帰ろうかな…」と何度思ったことか…

プレスコで魅せられた有名なナンバー「너의 꿈속에서(君の夢の中で?)←日本語タイトルは調べてません」
イントロ流れてきただけで「うわぁー無理…」

で、これでもかとカイさんがまるで夢見心地に歌うんですよ。
うわぁー…うわぁー…
完全に中身ラブソング
これ!この濃い男の友情感!まさに韓国!苦手要素!←(笑)

ウヒョクさんはウヒョクさんで後ろでわんわん子供みたいに泣いてるし…

ドンび…(自粛)

カイさんヘンボッケ(幸せ)の歌詞は歌わなかったり他にも歌詞が抜けるのは
感情入りすぎていたのかしら…

ドン引きはしたけど凄まじく感情を揺さぶられはしました。
アンリの融通の利かなさの真骨頂でっせ!なまっすぐな想い…
いやいや、ちょっとみんな直情的過ぎないかい…って思う私は本当にダメな観客…^^;

一幕がもう耐えがたい終わり方をして、インターミッションのトイレで帰ろうか悩みました。
だって救いないもん、この先も。

でも観ました。
観たいんですよ、つらくても。

橋?の上で足を引きずりしゃがれ声で話す方
しばらくだれかわかりませんでしたが、カイさんでした…

会話内容でカイさん演じる怪物だと分かったけど
声も表情というか顔の造作までも別人でした…これにはびっくり。
誰?

そこにはアンリの影は微塵も無いんですね……

で、ドロドロの復讐劇が始まるんですが
怪物がどう過ごしてきたか、が描かれる過程でメインキャストさんが二役目を好演!

とにかくインパクトあったのは、エレン/エバ役のパク・ヘナさん。
かっこよかった…一番印象に残ってます。
ウィキッドにアナ雪の吹き替え…韓国のイディナ・メンゼルです!

怪物と虐げられ、闘かわされ傷だらけの怪物が出会ったのはカトリーヌ
「怪物は怖くない。怖いのは人間」という台詞が印象的でした。

カトリーヌと人間のいない北極を夢見るシーン
ちょっとほのぼのしてて怪物が可愛いシーンでした

たどたどしく「コム マシッソ(くま おいしい)」という台詞が可愛いかった…
2回くらい言ってましたね
周りはリピーターしかいない中、ひとりウケて声出して笑っちゃいましたが…

カイさん、体の使い方すら人間じゃなく
声の出し方から全てが怪物だったのが
少し人間みを帯びてくるながれが凄まじかったです。

すったもんだ()で「人間の怖さ」を目の当たりにして泣きながらカイさんが난 괴물(おれは怪物)を歌うんですが
目からは涙、鼻からは鼻水、口からはよだれが垂れ流し状態で壮絶でした…

わたし、マジ泣き。

歌詞が切なすぎる。
そしてカイさんの怪物としての感情がバァーンとぶつけられツライツライ…。

でいろいろあって…

北極のシーン
立ってる姿かっこよかったです

でも怪物の動きが人間…
まるでアンリのようにキビキビソツがない。

一方ビクターはヨレヨレ打ちのめされて可哀想…。
追い詰めれ、追い詰められ….

で、パーン。

怪物が「ビクター」と怪物になってから「想像主」としか呼ばなかったのに名前を呼ぶ

その声がね、アンリの声なんですよ!
はぁー?!とわけのわからない怒りと悲しみが私も最高潮。

その声にアンリが戻ったかと希望を見いだししがみつくウヒョクさんの目が凄まじかった…
そこからアンリの声で放たれた一言で絶望するその物哀しさたるや、圧巻でした。
ウヒョクさんのビクターの甘さなんだなーと感じました。

結局、怪物がアンリに戻ったか、は
はっきりしないまま終わりますのね。

すんごいモヤモヤ。

私が感じたのはアンリの声をした怪物だった、が結末かなぁ。
アンリがあそこまで復讐するとは思えず。

でも迷子の子供に話す(歌う)シーン
あれは一体…
とても美しく印象に残りました

うーん…とスッキリしない終わり方でした(わかってたけど)

カテコでは、ファンサービスらしく
ウヒョクさん、カイさんのいちゃいちゃもあり歓声が凄かった…(笑)

あれを救いとしてね、ってこと?^^;

作品全体としては実に韓国らしい勢いのある作品でした。
起伏が激しく粗があり、それが魅力的であり作品の未熟さでもあるようで。

背景とかてんこ盛りなんだけど具体性に欠けるし
全体的に想像して補填するかんじでした。
たぶんリピーター排出する要因は観客に想像させ補填させるところなんでしょうね。



フランケンシュタイン。
好きじゃないです。
でも嫌いでもない。

言葉にはならない不思議な気持ちが浮かんでは消え…心を抉られ放り出されたようです。

いまはまた観たいとは思えません。
ビクターにしろアンリにしろ傷だらけになるのを観る余力がないんです。
私にはトリプルキャストやクアトロキャスト全て観られる心の余裕がないようです。

でも、また四演あれば観たいです。

すごくつらかったけど、フランケンシュタイン観て良かった。


おまけ。



実はジュリア幼少時役のヒョンファが目当てで観に行きましたが
子役のキャスケは発表されておらず
本当に偶然に奇跡的に観られました!
(韓国ビリーでアリソンを演じた子です!)

ヒョンファ可愛かったー!

あとビクター幼少時役の男の子イ・ユヌくんは泣きの演技が凄かったです。

子役さんも層が厚いんだろうな…。

観劇続きます。
取り急ぎ、観劇レビューでした。









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ピーターパン

2018-08-21 | ミュージカル・演劇・コンサート




たまたま日本帰省中にビリー・エリオット出演者がたくさん出演する
ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」が観られると判明し観に行ってきました^ ^

3歳から観劇可能ということで
娘を連れて行くか迷いに迷いましたが長時間の上演時間が心配で私だけで行きました(笑)
結果的には周りの小さな子達のグズグズを見たら連れて行かなくて良かったかなぁ、と思いましたが
いい大人が一人で観に行くものではないとも思いました^^;

さて、このピーターパンにはジョン役に持田唯颯くん
迷子のスライトリーに小島亜莉沙さん、カーリーに出口稚子さん
海賊チェッコに森山大輔さんとビリーファミリーが4名も出演されていて
ビリーファンとしてとても楽しい作品でした。

ピーターパンという作品は子供の時から何度も小説を読み私なりにこだわりのある作品です。
あくまで小説の淡い世界観が好きなので
ミュージカルは別物としか思えませんでしたが
大事な台詞がキチンと使われていたのは嬉しかったです。

クライマックス
実際の台詞は曖昧な記憶ですが
フック船長が「パン、きさまは一体全体何者だ?」と問いかけたあと
「僕は喜びだ、若さだ」とピーターが答える
このシーンは作品の軸で答えなんですよね。
ピーターはデタラメに答えたけれど、でもこれが真実。
私がピーターパンという作品に惹かれ続ける核心部分です。

さらっと流されていますが大切なシーンです。
ピーターパン役の吉柳咲良ちゃん
この台詞の言い回しとても良かったです^ ^

ウェンディの父ダーリング氏とフック船長を今年はISSAさんが演じられてました。
あのファッサファッサなお衣装で軽やかに動くのは流石だな、と思いました。
時の人らしいですが日本のテレビを観てないためよくわかりませんが
カテコで話題のダンスを踊っていらっしゃいました。

さて目当ての唯颯くんはほぼ舞台に出ずっぱり。
可愛い可愛いジョン役を好演していました。
動きがマイケルより幼く見えるので本当に可愛いらしかったです。

唯颯くんはいるだけで舞台が明るく見える、と言うのが去年の感想でしたが
やはり唯颯くんの存在感は抜群。
声もよく通るし台詞も聞きやすいからこれからとても楽しみな俳優さんです。

小島さんは話すたびにレスリーの台詞を思い出させてくれてジーン。
声が印象的なので小島さんはどこにいても分かります^ ^
小島さんが一番「迷子」らしさを感じました。

稚子さんはシャロン以上に可愛かった…!
小柄なんだけど全身をつかって踊って歌って笑っていて
そのかわいさが際立っていたように思えました(バレガ好きだから贔屓目はありますがね^^;)

森山さんは超絶可愛かった…!
あいかわらず巨体を可愛らしく揺らしながらキレキレに踊っていました。
嗚呼、可愛い。

毎年、夏に小さな子供が観られるミュージカル上演はすごいですね。
羨ましいな、と思います。

妖精の粉が舞った瞬間の会場にいる子供たちのまばゆい笑顔
「妖精を信じるー!」と叫ぶ健気さ。
ハイタッチしたくて一所懸命に伸ばす手。

どの瞬間も愛しく、優しい時間でした

敬愛するバリーが書いたピーターパンという世界
ミュージカルはずっと避けてきましたが
母になった今ようやく観られて良かったです。

マニアックですが過去にピーターパンについて
簡単に書いた記事があるので
良かったら読んでみてください()

とても大切に想う作品
ただ唯颯くんのおかげで観る勇気が持てました

ビリー以降の観劇スタートが唯颯くん出演のピーターパンで幸せでした。
ありがとう^ ^

やっぱり私はマイケル役の子たちにいつも幸せをもらいます^ ^
日韓マイケルたち、ずっとずっと応援していきたいです。



おまけ



観劇前に牛タン。
韓国で食べられないから美味しかったです。



忘れちゃったけど何種類か入ってました。



フォーラムの下にあるカフェでアイスコーヒー。
日本はアイスコーヒーもあまり外れないね…羨ましいです。

今週からいよいよ韓国ミュージカル観劇スタート。
一気に三作観るので(何せ終わっちゃうとか色々…)ちょっと落ち着いて観られないのが残念ですが。

必要なかった舞台・ミュージカルカテゴリーが動くのがちょっと嬉しいです。
ビリーほどどっぷり観劇記録は書きませんが(気力も愛もない)少しずつ記録していきます。



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江戸体験

2018-08-19 | 徒然なるままに

あんにょんはせよ

ソウルへ戻りました。
機材変更で機内映画もなかったり不便はありましたが
飛行機慣れした娘はぐずる事なく楽しいフライトとなりました。



日本滞在中にやりたかった事のひとつが日本らしさを感じさせること。
両国の江戸東京博物館へ行き江戸文化を体験させました。



館内にあるひまわり寄席も楽しみました。



ランチは深川めし。



デザートに抹茶とほうじ茶のパフェを。
寒天がとても美味しかったです。

この夏は実家でたっぷり甘えて過ごした私と娘。
わいわい楽しく過ごしたから
ちょっと寂しくなりますが、ここソウルで家族3人また仲良く過ごしていきたいです。


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