once in a blue moon

.:♪*:・'゜♭.:*韓国で子育て.:♪*:・'゜♭.:*

『お・い・し・いソウル』へようこそ!


あんにょんはせよ

ロンドンで出会ったオトメン韓国人旦那と2014年12月生まれの娘と
ソウル西部でのんびり暮らしています。

小さな幸せを大切に、というのが家族のモットー。


copyright (C) 2010-2015 onceinabluemoon_2010 All Rights Reserved.
このブログは著作権を放棄しておりません。無断の文章・画像の持ち出しはご遠慮ください。

オリンピック公園

2018-09-28 | 韓国 自然・公園・遊園地

あんにょんはせよ

前回の記事で娘が手足口病っぽく秋夕はソウルで留守番なんて書いてましたが〜

やっぱり アレルギー でした!

足にも虫刺されのようなポチがあったから
先生は一応「手足口病」にしたらしいんですがその後も一切症状はなく
ひたすら私は元気な娘の相手をするのに疲れ
土曜日の朝、病院へ状態を見せに行ったら「秋夕は出かけて良いよ!アレルギーだし」って!^^;

しかし義実家には生まれて2か月の赤ちゃんもいるので悩みました…
私たちは病的に神経質な親なので(開き直ってる)手足口病かもしれない、むしろアレルギーだろうが
何かしら問題のある子を赤ちゃんのそばに行かせるのは嫌なんですが
赤ちゃんの親(義弟夫婦)が「名節なんだから集まろ!大丈夫!」と言い張るので
日曜日から一泊二日で行きました。

で、娘が原因じゃないと思うけど
娘のいとこちゃんは昨日から毛細気管支炎で入院……OMG...
だから連れ回すなって行ったのに…(泣)
連休中、一緒になってあちこち連れ回すんだもん。。。
2か月の赤ちゃんにはハードだわっ!
愚図りもひどかったしね…

しかもちょっと愚痴りますけど日曜日の夜9時くらいに義弟夫婦
義母に赤ちゃん預けて遊びに行ったんですよ…。
初めて預けて出かけたらしいんですが、私たちに一言の相談もなく!
甘ったれるのも大概にして欲しい。
結局、私たちが手伝わなきゃてんてこ舞いだったお義母さん。。。
親になって2か月、まだ自覚ないのはわかるけど酷すぎる…。
赤ちゃんが仰け反ってギャン泣きしてもいいくらい2人の時間必要なのかな?
私には理解が出来なかった…。

それで昨日入院したって聞いたら怒りがこみ上げてくるわ…。
赤ちゃんに罪はないのに。

娘が生まれる前から神経質だとバカにされてきた私たち夫婦だけど
今回の一件で見直されました^^;
どうやって乳児時代に育てたら病気がちにならないの?って聞かれました(笑)
私たちは24時間体制娘中心だったし、色々配慮してたもん。。。
それが出来ない人たちには無理だと思うけど…
入院を聞いて旦那は義実家へ空気清浄機をプレゼントしてました…嫌味だよ、旦那…嫌な男^^;

無事に回復し退院出来ますように。



秋夕連休は5日間だったんですが
4日目はオリンピック公園へ行きました。
お天気が良くて気持ちよかったです^ ^



イギリスにいるみたいな景色!



お昼ごはんはコンビニ弁当を食べてみました。
見事に辛いお肉料理ばかり!
韓国へ嫁いできた頃はコンビニ弁当は人が食べるものじゃなかったけどずいぶん進化しました。
まぁ、日本に帰るたび日本のコンビニクオリティに驚きますが…。



指輪物語のサウロンの塔とか悪口言われてるロッテタワーもこのお天気なら邪悪さ皆無!



公園内を走る列車にも乗りました^ ^
気持ちよかったし、楽しかったー!



翌日は明洞へ。
新世界百貨店に用事がありランチは中華。



XOソースの中華麺。
大好物^ ^

写真撮り忘れたけどあとはチャプチェごはん。
どれも味付け良かったです^ ^



南大門市場で娘用の秋冬用ヘアピンを購入。
ひとつ2,000ウォンかと思ったらふたつセットなんですって!
安い!!
きっと大量購入ならもっとお安くなるんでしょうね^ ^

秋用のエナメル靴も買いプリンセス病の娘は大満足。

韓国はずいぶん涼しくなり貴重な秋の時間です。
たくさん遊びに出かけたいな^ ^


Comment

劇的な9月

2018-09-20 | 徒然なるままに

あんにょんはせよ

ブログの存在を忘れていた9月です。
来週はいよいよ秋夕ですね。

9月あたまに義父の法事があり、そこから約2週間後が秋夕というのが例年ですが
今年の秋夕は義実家には行きません。
いえ、行けません^^;

娘が手足口病に罹ったっぽいんです。
ぽい、というのは噂に聞く壮絶な手足口病の症状がないからです…。

先週金曜日に咳き込んだので幼稚園の遠足を休ませて病院へいき週末には回復。
月曜日は登園し、午後薬をもらいに病院へ。

火曜日も元気で幼稚園後はクラスメイトみんなで3時間近く公園で遊びました。



水曜日の昨日、ほっぺたに蚊に刺されがあるなと思いつつ登園させたら
30分もしないうちに幼稚園から連絡があり
「手足口病の疑いがあります!すぐに病院へ!」といわれお迎えに。

腕にポツポツとあるものの蚊に刺されか
アレルギー反応にしか思えなかったけれどまた病院へ。
(私も秋はハウスダストアレルギーが酷く毎日薬飲んでいます)

かかりつけの先生が不在で別な先生に診てもらったら「アレルギーだね。幼稚園戻しな」とあっさり。
ちょっとおかしいなぁ、と思い足にある小さな赤い発疹を見せたら
「あ、手足口病だ」
と一瞬で診断が覆りました…。

で1週間の外出禁止令が出されたので秋夕に義実家に行けなくなりました…。
まぁ、日を改めて行きますけど!
行きますけど、そのタイミングが難しいから秋夕に行きたかったのにー!

娘は発疹はあるものの痒がったりもせず
口内炎すらないようで食事もモリモリ。
普段となぁんにも変わらずでありがたいような、本当に手足口病?という疑いまで。

前日にクラスメイトと遊んでいたし娘がウイルステロした可能性も高く
居た堪れない気持ちなのに…。
(ママ友グループチャットで平謝りしたらみなさん優しい言葉をかけてくれますます居た堪れない…)

9月は大事件があったりで幼稚園に行けない日が多かったりしたので
なるべく行かせてあげたかったのに…。

そうだ!バタバタしていて個別にお礼が出来ていませんが在韓日本人のお友達に
たくさん手伝っていただき本当に感謝してます。
状況は好転とまではいきませんが、それでも良くはなってきました^ ^
ご協力くださった皆様、本当に心優しい方ばかり。
助かりました!ありがとうございました!

そういえば、自転車デビューしました。
ずっと欲しいと言われていたけど暑いし買う理由もないし…だったんですが
かなり早めの誕生日プレゼントということで娘が欲しがっていたピンクの自転車に。



日本の自転車でデザインが可愛いくて気に入ってます。
私はミントカラーが良かったし、旦那はベージュが良かったけど
娘がピンクがいいと言い張るのでピンクに…。

今、娘はモアナを観て笑ってます。
はぁー休み長いなぁ…。

Comment

マディソン郡の橋

2018-09-03 | ミュージカル・演劇・コンサート

有名な「マディソン郡の橋」がブロードウェイでミュージカル化をし
昨年、韓国で初演、この夏再演という作品です。
複雑な気持ちを抱きつつ西の我が家から東のチャムシルまで遥々行ってきました。

最初は観るつもりなんて毛頭なかったんですが
先週観劇をしたフランケンシュタインで本当は観たかった俳優さんパク・ウンテさんが
初演から引き続きこのマディソン郡の橋に出演されると聞き興味を持ちました。
とりあえず初演の動画を観たら、まぁ美しい。

舞台セットもオーケストラも歌も美しい。

ちょっと惹かれつつもでもやはりマディソン郡の橋。
ストーリーが…と敬遠してましたが
インターパークのサマーセールで40%割引が出ていたのでチケットを買いました。

そしてその後プレスコールを観たら、号泣。
特に二幕はずっと泣きました。
何がそこまで涙腺を刺激するのかサッパリ分からず、でも楽しみになりました。

ミュージカルを観に行く前に改めて映画でも復習。
驚くことに子供の時に観た時と受け止め方が変わっていました。



フランチェスカはチャ・ジヨンさん
ロバートはパク・ウンテさん

土曜日のイブニングでしたが、空席が目立つあたりこの作品に対する世間の目の厳しさを感じました。

難しいです。
ロマンスではないと思います。

このマディソン郡の橋。
ロマンスミュージカルじゃ無かったです。
(もちろん二人のシーンがほとんどなんですが…)

イタリアのナポリから米兵だった夫と
アメリカへ渡りアイオワで家庭を築き、社会の中で一所懸命に生きてきたひとりの女性の人生が描かれていました。

イタリアとアメリカ、価値観も嗜好も違う中で違和感を感じながらも
丁寧に大切に暮らしてきた女性が主人公です。

私はフランチェスカのように結婚後一度も故郷に帰れない、とか
子供や夫が日本に興味がないとか
そんな寂しさはないし、ソウル生活で同じ日韓夫婦のお友達にも恵まれ不自由ない幸せな生活です。

でも私がプレスコールを観て号泣した理由はきっとフランチェスカの生きてきた世界、違和感
そういうものが私にもあってその孤独感が分かったからだと思います。

在韓日本人、特にご結婚されてる日韓夫婦の皆様に観て頂きたい作品です。

居心地悪い気持ちになりません。
改めて、家族、築いてきたいまの韓国の生活、社会が大切なのだと思うはずです。

でも、ほんのすこし感じる「ここは自分の居場所じゃない」感。
わかる方、たくさんいらっしゃるはずです。

移民の多いアメリカらしい作品です。

そして俳優さん方は、インタビューでも慎重に言葉を選び
とても難しいこの作品を気遣いながら演じられているのがひしひしと感じられました。

一曲目の집을 짖다(To builtd a home)
このナンバーの歌詞の威力!
一曲目から泣けました。
あとでプログラムを見たらこのナンバーのみ歌詞が載っていて作品が伝えたいことがわかった気がします。

原曲タイトルはhomeなんです。
houseじゃないんですよね。

フランチェスカを演じられたジヨンさんの説得力ある歌がまた素晴らしかったです。

話の流れは映画のシーンをうまく取り入れつつ心情を歌うからより深みが増し
映画では推測していたシーンもより分かりやすくなっていました。

舞台セットはアイオワのとうもろこし畑が広がる美しい景色がわかり
ところどころプロジェクションマッピングを使っていて素敵でした。

ただ、車のシーンにハンドルすらないのは何だかなぁな気がしましたが…
あれは意図してなかったのかな?

パク・ウンテさん。
この韓国ミュージカルという深い沼へ誘ってくださった本当の最初の方なんですが
(フランケンシュタインってどんな作品?と
最初に観た動画が断頭台に神々しくあがっていくウンテさんがお初でした…)
本当に綺麗な方で、ロバートという役を清潔感たっぷりに演じられていたのは素晴らしかったです。

つい1か月前まで怪物やってられた方なんですよね?というくらいに爽やかでした。
そして冬からはジキル&ハイドにご出演…すごい役の振り幅…(笑)

そして、歌が本当に上手い方。
優しく気高い歌声でした。

ただ、ロバートというキャラクターに私は「えー」と思うところが多々ありましたが
まぁそのあたりは黙っておきます…(笑)

ラスト、ロバートが歌う내게 남은 건 그대(It all fades away)←ネタバレ注意です。
この時、カバンにいれる写真はプログラムにあるジヨンさんのプロフィール写真だったのが分かり切ない気持ちになりました。

アイスクリーム屋さん前のフランチェスカとロバート二人が駆け寄っていくシーンの夫、息子、娘の反応
あれは何だったんでしょう。
もし現実だったら、のフランチェスカの思う家族の姿だったんでしょうか。
映画はフランチェスカの死後の回想から物語が展開していき
兄マイケルと妹キャロラインの反応はミュージカルのこのシーンを指しているように感じました。
これは一回じゃ分からないと思いました。

カテコで微笑みの貴公子ウンテさんが劇中にフランチェスカが描いていたスケッチを
客席に見せて去っていきます。

素敵な絵でした。
これは劇場で確認すべきだと思います。



マニアカードというスタンプカードが貰えます。



スタンプが貯まると割引券や非売品が貰えるようです。

さすがに私はリピはないですが、たくさん集めている方いらっしゃいました。
素敵な作品だったと思います。

在韓の皆さまにおススメします。
10月28日まで。

ある程度ネタバレオッケーでしたら、プレスコ全編こちらから観られます。
韓国語レベルはかなり低め、日常会話なので私ですらほぼ聴き取れました。



Comment