韓国キンキーブーツ4シーズン目の千秋楽を観に行きました。
初日から千秋楽まで観られたこと感謝の気持ちでいっぱいです^^
マチネは推しのジェリムさんとソクフンさんの千秋楽。
このお二人で初日の公演を観たのでなんだか感慨深いです。
大千秋楽のソワレはローラ役はパクウンテさん
チャーリー役はキムソンギュさん
ローレン役はキムファニさんで
トリプルキャストのローラ役カンホンソクさんとダブルキャストのローレン役キムジウさんは前日が千秋楽でした。
千秋楽観劇特典にまたシールと光る指輪いただきました(笑)
マチソワまとめて感想を書きます。
ソクフンさんのチャーリーは、どこか脱力したようなヒモ感のある色気が魅力です。
どうしようもないんだけど放っておけない人たらしなチャーリーで
ローラと出会いその未熟さ、だらしなさにうちひしがれる姿がきれいな方です。
完成度の高い作品では間違いないけどあと一歩チャーリーのキャラクター性を深く掘り下げて欲しいという
物足りなさは否めませんがしかしソクフンさんはしっかり人たらしな色気と
顔をしかめるとくぼんでしまう瞼で「ま、チャーリーだしね」と
妙に納得させてしまう上手さが私は好きでした^^
Step oneのゆるい感じ
身近にいたら私ならイライラして無理なんですが(ひどい)こういう男にひっかかる女子っているよね~...あ、ローレンいたってなっていきます(笑)
一方、ソンギュさんのチャーリーはとりあえず可愛い(笑)
同じ役でここまで可愛さ変わるのかと驚くくらいに可愛い方です。
The most beautiful thing in the worldの「이거 신발 이야기인 거 아사죠?그냥 신발(ただの靴のお話ってご存知ですよね?ただの靴)」って
ひょっこり顔をだしていうその声のトーン、困り眉でのおどけた表情から
「........(かわいい♡)」ってなっちゃう母性本能くすぐるタイプのチャーリーでした。
何してもダメな子感があり存在だけでまわりがどうにかしてくれそうなチャーリー(笑)
ソクフンさんの人を惑わすタイプの色気あるチャーリーと
ソンギュさんの人に愛されるタイプの愛嬌あるチャーリー
真逆なチャーリー像がどちらも魅力的で素晴らしかったです^^
ま、どっちもリアルにいたら私はイライラしてキライですけどね(バッサリ)
作品のメッセージが「あるがままの他人を受け入れる」なので
チャーリーはそういう人だと受け入れはしましたが
現実なら大切に人間関係は築きたくはないかな(バッサリ、リプライズ)
チャーリーはチャーリーとして愛される居場所にいればよいだけで
私とはおりがあわないと結論づけました←正直に生きる主義なので(笑)
ジェリムさんのローラは強。
ビジュアル的な圧もありますがやはりジェリムさん特有の飄々とした帝王感...「姐さん...(拝)」って感じです。
それでいて、チャーミング。
愛嬌があふれていて身体的な圧を打ち消すほど親しみやすい可愛さが
ローラ役にぴったりハマっていて
観る側も安定感を感じ「ローラだね」となるし
演じられているジェリムさんご自身も本当に楽しそうに役と同化し「ローラよ。文句ある?(←言ってはいないが感じる 笑)」くらいの
堂々としたパフォーマンスなので、ほんっとカッコいいです。
今まで観たジェリムさんの役のなかではやっぱりローラが一番カッコいいと思います。
ラダメスはカッコいい役だと思っていたけど蓋をあけてみたら
だいぶ「なにこのいけすかないガキ大将♡^^」だったからめそめそ泣き虫な幼さが愛らしくて
あれー?でしたのでこのローラは完全無欠なカッコいいジェリムさんが観られて幸せでした^^
そしてキャスト発表のときに絶叫してしまったパクウンテさん
ローラ?あのウンテさんが???という疑問しか浮かばない発表に戸惑いました。
高貴な王子様のような風貌のウンテさん
ミューオタたち騒然ですよ。
友達やミューオタたちの感想をきくたびに「???」で(笑)
あと、ウンテさん
もはやミューオタの間ではネタ化している「踊れない俳優さん」じゃないですか...^^;
わたしはウンテさんをマディソン郡の橋でしか観てなかったから踊れないウンテさんをじかには知りませんが
なんとも不名誉な汚名はかねがね聞いていたものですからあの踊れないウンテさんがローラ...?でもあったんですよね(笑)
で、実際観ました!
うん。うん、う、うん^^
踊ってはいました!
踊れてます、ではなく(スミマセン 笑)
なんでしょ、あの独特なテンポ
上半身と下半身のちぐはぐさがまぁ~~可愛い(笑)
品のある方だからローラの姿は絵になるんですけどすごいどんくさい動きが全幕妙にハマっていて
こういうローラもありかも...!っていうかいい!っていうじわじわくる味わい深さでした。
私の最愛の俳優さまのローラ
ごっつくて軽快に陽気にはねまわるキングコングみたいなローラだったもんで
上半身踊ると下半身は棒立ち、下半身踊ると上半身動かないわ
ぴょんぴょんジャンプしてるけど2mmくらいしか浮いてない感がまぁ~可愛らしかったです(笑)
さらにびっくりしたのが、ローラごとにかなり台詞違うんですね!
役者さんの個性、魅力をいかした台詞の数々
ジェリムさんにしか出来ない台詞や言い回し
ウンテさんにしか出来ない台詞や言い回し
観てないけどきっとホンソクさんだけの台詞や言い回しがあったんだなと推測出来ます。
一人一人の個性をみとめる優しい作品ならではの台詞の違いだな~と感動しました^^
ジウさんのローレンは安定感と美人オーラが最強でした
ジウさんは初日一回しかみられませんでしたが
ローレン役を本当に楽しそうに大切そうに演じられていて
コロナ感染者が爆発的に増えてしまい無事に初日の幕があくかわからない状況だった初日舞台挨拶では
泣き出してしまいその苦しさがダイレクトに伝わってきてもらい泣きしてしまいました。
美人で面白くて素敵なジウさんのローレン観られて良かったです^^
ファニさんは今回出会えて嬉しい役者さん!
とにかくいい!
すっかりファンになってしまいました。
歌の安定感も抜群だし演技がまたうまい
振り幅ありそうな柔軟性のある演技
ローレンの魅力を最大限魅せてくれる素敵な若い役者さんだなと思いました。
ジウさんとファニさんも性質が異なるローレンで
どちらも魅力的で絶対にいなきゃならないキャラクターとして強い存在感を発揮されていたのが
またこのキンキーブーツらしい作品だな~と思いました。
製作会社CJミュージカルさんは積極的にブロードウェイ作品などの製作にも参加されていて
このキンキーブーツもCJさんが投資していたはずです。
来年の夏にはビートルジュースも上演決まりました
おそらく再来年あたりにはやはりCJさんが関わっているムーランルージュも韓国でやるでしょうね
WEではじまるバックトゥザフューチャーもCJかな
財閥系で潤沢な資金あるからか
ライセンス作品ですがまー動画公開がたくさんです
2020全キャストバージョンのEverybody say yeah
違和感ないカメラワークでキャスト切り替わります!
Raise you upも
そういえば、幸せになりたいとローラに伝える方法
コロナがなかった2018年版は歓声あげるものでしたが今年はいろいろアレンジしていました
ジェローラ千秋楽は「幸せになりたかったら心の中で叫んで(アーッ!)」ってやっていて
可愛かったです(笑)
でもウンローラは何もなかった(笑)
ま、こっちのほうが歓声あがらないから確実ですよね^^;
ジェローラ回は毎回歓声凄かった...
In this corner
ウンローラの猫パンチが衝撃的です(笑)
ジェローラは目付きだけで殺れそうな殺傷能力あるローラなのにこの差.........
大人気のエンジェルたち
スタイルの良さにビックリします~
前シーズンから続投のミヌさんは先日ご結婚され
結婚式でキンキーブーツキャストたちが祝歌にRaise you upを歌ってらしたのが素敵でした^^
ミヌさん、おめでとうございます♡
マチソワとも舞台挨拶あり、どなたもまたキンキーブーツ5演に出演したいと仰っていました^^
ジェリムさん「またローラやるために自己管理がんばります」でした!
嬉しいな~^^
あとチャーリーの子供時代を演じたパクイェジュンくんが挨拶中に泣き出してしまい
「俺が泣かせたんじゃなーい」って叫んで笑いをとっていたジェリムさんが素敵でした(笑)
JUST BEの歌詞
JUST BE 있는 그대로
(JUST BEあるがまま)
누가 뭐라해도 너는 너기까
(誰が何て言おうと君は君だよ)
とにかくメッセージが全く一緒なキンキーブーツとジェイミーですが
この部分が少しだけ違う
大人向け作品だなと感じます
他者のありのままを認めるキンキーブーツ
난 그냥 나니까(僕は僕だから)
と、ありのままの自分でいようとするジェイミー
時代と世代の違いがどちらも素敵でした。
2020年の夏から秋にかけて
素敵なメッセージを伝えてくれる二作品を観られて幸せでした^^
おまけ
ウンテさんファンの友達も一緒だったので
マチソワ間に夕ごはん
ガチのオタクたちなので全員別の席
会話はカトクという新しいごはん会にしました(みんなポジティブだから状況楽しんでる 笑)
キンキーブーツ
本来は地方公演あったはずですがソウル公演で閉幕となりました
残念ですがまた次回シーズンに!