once in a blue moon

.:♪*:・'゜♭.:*韓国で子育て.:♪*:・'゜♭.:*

『お・い・し・いソウル』へようこそ!


あんにょんはせよ

ロンドンで出会ったオトメン韓国人旦那と2014年12月生まれの娘と
ソウル西部でのんびり暮らしています。

小さな幸せを大切に、というのが家族のモットー。


copyright (C) 2010-2015 onceinabluemoon_2010 All Rights Reserved.
このブログは著作権を放棄しておりません。無断の文章・画像の持ち出しはご遠慮ください。

ミュージカル マンマ・ミーア!(2013年来韓公演)

2014-02-24 | ミュージカル・演劇・コンサート

昨年11月末より初・来韓公演の大人気ミュージカル「Mamma Mia!」

待望の来韓公演ということで、客席はほぼハウスフル
客席もステージも大盛り上がりでした!

観劇したのは、12月なのでレビューが遅くなりました…^^;

マンマ・ミーア!は2度目の観劇。
6年前の夏に一度、ウエストエンドで観劇したのですが
音響環境がよくない劇場なのか、キャストたちの台詞がほとんど聞こえなくて
歌もほとんど聞こえないというすごく微妙な記憶があります。

作品自体は大好きですが、とにかく「えぇ、聞こえないー?」が多すぎて…OMG!
しかし、今回はばっちり聞こえて楽しめました!

さて、このUKキャストでの来韓公演。
実はなんとなーく期待していたんです。
UKキャストなら、どこかにいるんじゃないかって。
予感ですね、コレきっと。



ひとりひとりキャストボードを見て、思わず絶叫ですよ!(笑)

                   

Ashleyがいたー!

ほとんど誰も彼のことなんて気づいていなかったと思います^^;

彼はBilly Elliot The Musicalのオリジナルキャストのひとり。
BradやRyanと共に、初代マイケルを演じていた子です。
初代マイケル勢のなかでは、Ryanのマイケルしか観られなかったから
Ashleyははじめまして、なんだけれどね^^;
さんざん、写真と古くからのファンに話を聞いてきたからかってに親近感。。。

Ashleyのエディー役、とってもスマートで素敵でしたよ^^*

さて、Mamma Mia!は2008年に映画化もされたので
ご存知の方も多いかと思いますが
このミュージカルはスウェーデンのミュージシャン「ABBA」の楽曲で構成された
ジュークボックス・ミュージカルです。

ほとんどの曲が誰もが口ずさめる懐メロ満載なので
全世界の人たちが好きな作品。

また、作品の中に登場する女性たちの可愛らしさも魅力的で
幕があけて間もなくするとはじまる「Honey Honey」から女子ってかんじー!

わたしがこの「マンマ・ミーア!」で一番好きなシーンは
Chiquitita」から「Dancing Queen」のくだり。
すごく、可笑しくてかわいいんです。

あと、ターニャとロージーにスポットのあたる
Does your mother know」「Take a chance on me」もすごくたのしい!

他の国での公演ではどういうサービスなのかな?
韓国公演では「Lay all your love on me」のシーンで
スカイをさらっていくボーイズたちが、江南スタイルのダンスをおどってくれて
会場のボルテージはますますあがっていきました(笑)

正直に言うと、何度も観たくなるタイプのミュージカルではありません。
もちろん可愛くて、面白いけれど、物語性に深みがないというのかな。
ジュークボックス・ミュージカルのウィークポイントですね、コレは。
いろんなアーティストの楽曲を寄せ集めた「Pricilla」は、曲のセレクトがよいので
ものすごく感動しますが、やはりジュークボックス・ミュージカルは
内容が薄くなりがちなんですよね…。

ただ、時々観るとすごく楽しい気持ちになるし
何よりも、誰もが口ずさんで楽しめるミュージカルって
実はジュークボックス・ミュージカルの中でもこのMamma Mia!だけじゃないかって思います。

それくらい全世界に愛されているABBAの楽曲たち。

すごくシンプルな舞台装置だけれど、ギリシャのキレイな景色が
よく再現されていて、その点も見所です。

映画「マンマ・ミーア!」は男性陣の歌唱力がものすごく残念なことになっていましたが
やっぱりミュージカル俳優さんは比べ物にならないくらい上手ですね。

オペラ座の怪人」のジェラルド・バトラーや「レ・ミゼラブル」のラッセル・クロウなど
どうしてこの人が…と思う俳優さんが時々ミュージカル映画に出演されます(どっちも地声…)
ミュージカル映画は、やっぱりミュージカル俳優さんでかためたほうが
作品に説得力が出るとわたし個人としては思っております。
たとえば「RENT」とかね。コレは名作。

これから先も、さまざまな作品がミュージカル映画化していくでしょう。
一番気になるのは「WICKED」かなぁ。
エルファバ役とグリンダ役の歌唱力に映画の成功がかかるといっても過言じゃない
それだけ難しいキャスティングだと思います。

エルファバ役がリア・ミシェルだったらいいなぁーと個人的には願っています。
グリンダ役は、だれかなぁ。
思いつくのはアマンダ・サイフレッドかなぁ?やっぱり(笑)

Mamma Mia!
次観るのは何年後かなー?

その時までまたOCRを聴いて楽しみたいと思います。


おまけ。



なんと、ブルースクエア内に「Dress Circle」がありました!

Dress Circleといえば、ウエストエンドのミュージカルファンの聖地!(笑)
わたしの憩いの場所ー!
世界最古のミュージカルショップ!!

どうやら、ソウル支店のようです。
商品や扱っているミュージカルの数自体ものすごく少ないけれど
それでもここにDress Circleがあるだけでうれしいです!

ロンドンのDress Circleのように無料でポスターとか
もらえるようにならないかなぁ(笑)
ロンドンの地下鉄にはってあるようなミュージカルのポスターがもらえた
Dress Circleがソウルに世界初で出来たことがうれしいです!












*いつも遊びに来てくれてありがとうございます*
↓ブログランキングに参加しましたので、ぽちりとよろしくデス!あわせてBlogramもあそびにきてください^^*↓

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ

copyright (C) 2010-2014 onceinabluemoon_2010 All Rights Reserved.
このブログは著作権を放棄してません。無断の文章・画像の持ち出しはかたく禁じます。

Comment

ミュージカル JERSEY BOYS(2014年来韓公演)

2014-02-19 | ミュージカル・演劇・コンサート



OH, WHAT A NIGHT!! (あぁ、なんという夜だ!)

このミュージカルを観た直後は、いつもこう叫び歌いたくなります。

わたしにとって大好きなミュージカルTOP3に入る作品です。
もう大好きすぎて、大好きすぎて
ロンドンを離れてからのこの5年間、何度You tubeで観たことか…(笑)

ロンドンではオリジナルキャストで観ていて、彼らは露出も多かったゆえ
You tubeにも動画が大量にのこっております。
かなり彼らに愛着があるのですが、ブロードウェイオリジナルキャストもまた
何度も見ているせいか、生のお芝居を観た気になっているくらいスキ(笑)

物語は、フランキー・ヴァリとフォー・シーズンズの結成と成功と挫折を
彼らの楽曲で構成されたいわゆるジュークボックス型ミュージカル。
アメリカンドリームのお話ともいえますね。

このミュージカルJERSEY BOYSは、今年2014年6月20日に
クリント・イーストウッド監督作として映画が全米公開されます。
イーストウッド作品はどれも繊細で美しい作品が多いのでそれだけでも楽しみなのに
それが大好きなミュージカル「ジャージー・ボーイズ」だとは!!
韓国、日本はいつごろ公開かなぁ!

ちなみにキャストがすごいんです!
フランキー役は、オリジナルブロードウェイキャストのジョン・ロイド・ヤングが演じているのです!
うれしい~♪

さて、今回の来韓キャストは…ちょっぴり歌がへたくそ…^^;

特にフランキー役の方、「フランキー・ヴァリ」を演じられる位の歌の上手な人じゃなきゃいけないのに
高音はほとんど裏返っちゃうし、普通の音階もところどころ怪しい…。
ここは突き抜けてー!っていうところでも尻すぼみになっちゃうし、調子が悪いのかただのへたくそか…(失敬)

あと、Sherryが入る前にあるボブの台詞
「The whole world exploded!」(世界中で爆発的人気となった!)の部分。
このexploded!は、もっとはじけて欲しかったかなぁ。
割と淡々と言われちゃって、なかずとばずの下積み時代から
世界的に売れっ子になった彼らの全盛期突入という雰囲気が伝わりにくかった。
ボブのこの台詞から入るSherry→Big Girls Don't Cry→Walk like a manのメドレー
そして若いボブがはじけちゃうDecember 1963までの流れが一番スキだったので
すこし残念な気持ちでした。。。

でも、作品自体がすばらしいのですごく楽しかったですよ!

忘れてしまったのか、演出が違ったのか
フォーシーズンズになってから、タップシューズ?をはいているのかな?
靴音がカツン!カツン!と
いい音を奏でて、ますますリズムカルですごくかっこよかったです!

ただね、、、客席ガラガラなんです(涙)
ここ最近、Jersey Boysのキャストたちが韓国のバラエティに出てきては
必死で宣伝しているし、チケットも40%Offのセールをしているのですが
60年代にヒットした楽曲が多いからか、若い人はいまいち知らない人も多いみたいで
また洋楽に無頓着な中高年の多い韓国では、Four Seasonsの名前さえ知らない人が多いのか
本当に見事なガラガラっぷり…!

だけど、ある意味客席は本物のJersey Boysファンかミュージカルファンしかいないっぽくて
客席の笑いのタイミングとか歓声のタイミングとか
盛り上がるポイントは最高で、ステージと客席の一体感はすさまじかったのですが…^^;
2ヶ月も公演するのに、こんなに空席が多かったら採算取れないだろうなぁ…。

20代後半のわたしがいうのも変ですが、そんなに無名ですかね?
だって「Can't take my eyes off of you」とか「Sherry」とか知らない人います?
聞いたことないって人に会ったことないですけれど!^^;

フォーシーズンスよりだいぶ後だけれど、イギリスのボーイズバンド「ベイ・シティ・ローラーズ」が
Bye Bye Baby」をカバーして人気になったりしたんだけれど知らないのかなぁ…?
わたしは、高校時代にベイシティローラーズにはまった、時代を逆流しているイタイ女子高生だった(笑)

とにかく聞けば、すごく楽しいサウンドだし
フランキー、トミー、ニック、ボブ4人のキャラクターがどれもステキだし
ビデオを見ていただければ分かりますが、振り付けが昭和くさくてすごく可愛いんです。
あのダボダボしたスーツも、地味な踊りも、古臭くて胸キュンなんです!

イギリスで観た時は、それこそ中高年率80%くらいだったからか
すごく盛り上がっていましたよー!
きっと、おじいちゃん、おばあちゃんの若いころのナンバーばかりで
青春を謳歌した時代を髣髴とさせてくれるような作品なんでしょうねぇ^^*

Greaseもすごい盛り上がり(むしろSummer Nightsは大合唱 笑)
世代の違うわたしはビックリしたけれど、ステキな夜を過ごすことが出来て楽しかったんです。
このJersey Boysもやっぱり、ジェネレーションギャップかなぁ?

最後にジャージーボーイズを観たのが5年も前なので
だいぶ忘れていたのですが、やっぱり英語の聞き取りがキツイ(笑)
何度も聞いているから、さすがに聞き取れるようになったけれど
やっぱり早くて、難しい。。。

ミュージカルの中で、英語難易度の高い作品は
Billy Elliot The Musical」や「Wicked」があげられますが
それと匹敵するくらい、、、むしろわたしはこの作品がいちばん難しいと感じています。

ビリーエリオットは、ジョーディー訛りと北部の特有の表現、単語のオンパレード
ウィキッドは、オズの世界独特の表現や専門用語のオンパレードと
ある程度事前知識がないと、聞き取ることが難しく作品を楽しめないということで有名です。
両作品とも「あまり…」の感想の方はほぼ聞き取れず、理解できていないからというくらいハードル高し…

このジャージーボーイズは、「春」「夏」「秋」「冬」と
それぞれトミー、ボブ、ニック、フランキーがナレーションを担当します。
高速で一気にしゃべるので、最初は聞き取れていても
だんだん英語に疲れてきて、後半は耳から脳までの伝達スピードがガクンと落ちてしまうのです^^;
少なくとも、わたしはそんな感じかなー?

でも、観れば観るほどトミーの憎めないキャラっぷりが好きになる(笑)
フランキーの可愛がり方とか、なんかどうしようもない感じなのね。
ボブのビジネスライクな天才少年なんだけれど、世間知らずの男の子というキャラも
ニックのぽやーんとした少し抜けているキャラも
全体的にすごくみんなが可愛い。
実際のフォーシーズンズはどんなかなんて知りませんが、ミュージカル内のフォーシーズンズの4人が好きです。

信頼、裏切り…4人の間でおこったさまざまな事柄は
グループ内に大きな溝を作り、不信感はトミーがつくった莫大な借金以上にふくれあがり
それでも音楽を通して4人は20年経った後、おなじステージで再びつながる。

そんなニュージャージー出身、貧しいイタリア系アメリカ人の
4人の男の物語が、JERSEY BOYS。

見終わった後は、なんだか気分爽快!

さいごは、客席みんなで立ち上がって「December,1963(Oh What a Night)」

フランキー役の方、「よろぶん・はむけ・のれ・へよぉ」みたいなめちゃくちゃ片言韓国語で
客席立たせていました(笑)
かわいいー!

韓国では、3月23日までブルースクエアのサムソンカードホールで上演しております。
インターパークなら、40%のチケットが出ているので
是非とも、在韓の皆さんご覧になってみてください!

すごくステキな作品で「Oh,What a night!」といいたくなりますから^^*


ジャージーボーイズのダイジェスト動画。
大好きな、London Original Castのみなさんデス♪
(イギリス人にしか見えない4人組 笑!)




トミー役のGlennさん、大好きでした☆



*いつも遊びに来てくれてありがとうございます*
↓ブログランキングに参加しましたので、ぽちりとよろしくデス!あわせてBlogramもあそびにきてください^^*↓

ブログランキング・にほんブログ村へ  人気ブログランキングへ

copyright (C) 2010-2014 onceinabluemoon_2010 All Rights Reserved.
このブログは著作権を放棄してません。無断の文章・画像の持ち出しはかたく禁じます。

Comment