3月の半ばのことになりますが家族でサムシングロッテンを観劇しました。
初演の初日に観劇し終始大笑いした作品
再演も観たい気持ちはありましたが如何せんビリーで忙しくて...(当時平日毎日観劇)
だから再演はパスかな~と思っていたのですが。
わたしの推しのチェ・ジェリムさんがハデスタウンとシカゴの地方公演
ドラマ『グリーンマザーズクラブ』の撮影のあいまにこのサムシングロッテンにも
途中から参加されたので私も自動的に観に行くことになりました←
とはいっても約半年のビリー観劇
演じるカンパニーも満身創痍ですが観ているおたく達も満身創痍です(笑)
ビリー千秋楽の数日後がジェリムさんの初日でしたがとても体力気力なくパス...。
ようやく観られたのは3月に入ってからでした。
ジェリムさんの役柄はシェイクスピア
初演ではソ・ギョンスさんで拝見しそれはそれは面白くてジェリムさんピッタリの役でした
歌は上手いし演技も上手いしカッコよくて可愛げのあるジェリムさんの魅力満載の役で
それはそれは素晴らしかったのですが、なんか違和感...ひとりはみ出しているんです...
器用でなにやっても上手い天才肌なジェリムさんなんですが
作品と調和してなくてジェリムさんだけを観ていたら満足できたんですけど
作品として全くかみあってなくてアレー?でした。
観劇後、車内でも夫と話していましたが
「ひとり凄く上手くて変だった」と
むむむ~ん...とモヤモヤな気持ちでいましたが
後日、雑誌のインタビューでスケジュールが多忙すぎて一度も他のキャストと稽古出来ず
ぶっつけ本番で作品に合流したとおっしゃっていて納得...。
そう...そんな感じなんですよ。
ジェリムさんの初日からしばらく経ち公演数は重ねていらっしゃったものの
とてもはみ出ていてちぐはぐな感じが残念だったんです。
初演の初日は初日でありながらクオリティの高い初日であり大満足だったんです
だから再演もしかも推しのジェリムさんだからきっと素晴らしいだろうと楽しみにしていたのですが...
下手くそじゃなく異常に化け物みたいに上手すぎて
作品からはみ出ているという意味不明な残念な(?)パフォーマンスを見せてくださりました(笑)
上手すぎちゃダメってあるんですね...(ショック)
もちろん、他の俳優さんたちが下手くそだったわけではありません
みなさん作品を面白く魅せて下さっていたし
実際面白かったです。
ただ、会場のユニバーサルアートセンター
音悪くないですか?
アンサンブルのコーラスがほぼ聞き取れずショック
夫も分からなかったと言っていたのでわたしが外国人だからというわけでもなさそうです。
初演初日が大劇場デビューだったナイジェル役のイムギュヒョンさんは
去年ウィキッドでも拝見してましたが
すっかり大劇場向きの身体の使い方に変わっていて素晴らしかったです
兄ニック役のイ・チュンジュさんはいつ以来か記憶にもありませんが
相変わらず可愛らしいお顔と素敵な発声が良いバランスでした
ギュヒョンさんとお顔もどこか似ていて本当に兄弟みたいでした(笑)
名作ミュージカルのオマージュだらけのサムシングロッテン
初演と違いを発見出来たのはキンキーブーツが入ったくらいかな?
ジェリムさん出演作だからでしょうか^^
A Musicalというナンバーを観てどれだけミュージカル作品名見つけられるかで
おたく度はかれますよ(笑)
ちなみに初演では全く気づきませんでしたが
ミュージカル♪の音程がウィキッドのWonderfulだったことに再演で気づきました(笑)
千秋楽も当たり前に観に行くつもりでしたが
コロナに感染し観劇予定時間の5時間後に隔離解除だったので観劇は断念しました^^;
このころにはジェリムさんも作品に馴染んでいただろうに観られなくて残念でした。