once in a blue moon

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あんにょんはせよ

ロンドンで出会ったオトメン韓国人旦那と2014年12月生まれの娘と
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アイーダ(아이다)

2019-11-27 | ミュージカル・演劇・コンサート

絶好調なアイーダ



前日に全席満席になったチケット発売当時から注目されていた
最高キャスト組み合わせ回の初日になんとか行ってきました!



ブルースクエアも満席だとキャストボードを撮るのもお手洗いいくのも一苦労です^^;

アイーダ役はユン・コンジュさん
ラダメス役はチェ・ジェリムさん
アムネリス役はチョン・ソナさん
ゾーザー役はパク・ソングォンさん

チケット発売と同時に良席は消え去りキャンセル待ちをいれてなんとか三階席センターが落ちてきて観に行くことが出来ました。



先週は一階の一列目、二列目で観劇しましたが
わたしはやっぱり上の階の観劇のほうが楽しめるな、と思いました。

もちろん近くで俳優さんたちの繊細な演技が観られる魅力はありますし
生の声の圧を感じるのは気持ちが良いですが
わたしは作品性、全体の完成度を観たいタイプなので前方席じゃよくみえません^^;
あくまで好みですがアイーダのようにダンスも魅力のある作品は遠くから観た方が楽しいと思いました。




今回は再観覧割引で予約をしたのでチケット受け取り時にチケット半券を提示したら
シンシカンパニーのはんこを押してくださり

「たくさんご覧になると危険ですからお気をつけください♡」

と爽やかにいい放たれ笑いました(笑)
あなた(シンシカンパニー)にだけは言われたくない~!
ビリー、マチルダ、アイーダとシンシカンパニー作品にどれだけチケット代つぎ込んだか...^^
マンマミーアも観たしねぇ



わたしの推し、韓ミュ用語でいうなら本陣はチェジェリムさんなんですが
アムネリス役のチョン・ソナさんも推しです。

笑う男が終わってから中国に留学されていましたがアイーダが最後の公演ということで
中国留学をきりあげてアイーダに出演されるほど思い入れのある作品だそうです。

ソナさんを役者として成長させ自分にあう役に気付かせてくれた作品でもあり
韓国ミュージカル界のトップ女優さんとして名を知らしめた作品でもあるそうです。

そんなソナさんのアムネリス..

凄かった!!!!(語彙力)

もうね、圧巻。
ソナさんを推す理由はジェリムさん同様、台詞や歌詞を正解に伝える発音の良さと
感情や物語をつたえる表現力の高さがずば抜けていらっしゃるからなんですが
ソナさんはこの日何もかもかっさらうくらいの圧倒的な存在感とパフォーマンスをみせてくださり
ものの見事に魅了され本陣のジェリムさんを観る余裕すらないくらい釘付けにされました。

生きてて良かった...
観劇人生でこれ程幸せな瞬間ってそうそうありません。

ビリーのような高揚感
ほとんどの作品で感じることがない鈍感な私ですがソナさんのパフォーマンスはまさに
そのビリーを観ている時のような無我夢中で魅いってしまうそういう素晴らしいものでした。

My strongest suitは可愛くてキラキラしてて
ちょっとおバカさんな感じで^^

「マナー、教養..んんっそんなの必要ないっ」
「内面じゃなくわたしの外見を見て」

の説得力がすごくて笑っちゃいました^^



韓国でミュージカル観て良かった^^
ソナさんのような素晴らしい役者さんのパフォーマンスを観られて良かった^^

心から楽しくて幸せな時間でした!

ちなみにこの日はゾーザー役のソングォンさん
ノダム以来、一年ぶりに拝見しましたがソンファンさんゾーザーより
もう少し落ち着いていて狡猾なただならぬ雰囲気をまとっていて素敵でした。

ゾーザーはどちらも好きだなぁ。

しかし、ソナさんが凄くてあんまり記憶に残せなかった...^^;

コンジュさんはDance of the Robeもこの日はちゃんと声も出てかっこ良かったです。
わたしはコンジュさんのEasy as Lifeが好きです。
ナヨンさんも素敵ですがコンジュさんの中にはしっかりアイーダがいて
演じているという印象が全くなく歌詞が刺さってきます。

ジェリムさんは、少し大人っぽい演技も増えましたが依然として少年み溢れるラダメスを演じられていました。

聞けばラダメスって10代なんですね...勝手に20代半ばというイメージだったんですが
なんとラダメスもアイーダもアムネリスも10代...

よく考えてみれば古代エジプト
人間の寿命もさほど長くないし10代後半ともなれば大人ですよね
現代人の常識で考えてはならないんだなぁと思いました。

だからジェリムさんのまっすぐひたむきで幼いラダメス像は間違ってるわけでなく...
それまでの歴代俳優さんたちの素敵な大人の色気はいったい...と首を傾げますが
ジェリムさん、徹底して少年らしいラダメスです。

バカっぽいは失礼だった(笑)
ただの子どもだった^^;

可愛いがいっぱいのジェラダはとても若くもっと世界に出ていきたかった
でも大人の都合で見えない手枷足枷で縛られ
その苛立ちをアイーダに咎められ、反発しながらも素直に恋していくその過程がうまくて唸ります^^

ジェリムさんがアイーダにいう거기서!!(待て)が可愛くて大好きです。
ひとつひとつの台詞に背景をみせてくれて凄い俳優さんだと思います。

でもソナさんに記憶奪われたけど(笑)

次はちゃんと観る^^;


おまけ




マチルダで共演したトミー役だったホヨルとナイジェル役だったヒジュンが観劇したよう^^

トランチブル校長と真逆のかっこいい役に
適応出来ないヒジュンはラダメスの台詞をアドリブと思っていたとか(笑)

校長先生ふたりとも一年後はラダメス役ですからね^^
子役ちゃんたち混乱しますよね^^;

素敵なお写真はホヨルママのインスタから拝借^^
今度はウヒョンさん見に行ってね~!



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