先月、来韓公演をしていたマシュー・ボーンのスワンレイク。
とても観たかったんですがシティオブエンジェルに激ハマりしてしまい
観劇枠に余裕無いまま公演が終わってしまいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/64/f8f54b86a11c0ef53951dbfaab6cef4e.jpg?1573557734)
しかし月末からメガボックスで映画版が上映すると判明し
20年来観たい観たいと思い続けては機会を逃してきたスワンレイクをようやく観ることができました。
この作品はビリーファンならお馴染み
映画リトルダンサーのクライマックスで大人になったビリー演じるアダム・クーパー(当時のスワン役)が舞台に躍り出るという
感動のシーンで登場します。
※映像はネタバレになります
何回観ても泣く...泣かないで観られない(笑)
一般的に知られている白鳥の湖の物語とはかなり方向性のちがう本作品ですが
世界的に人気を博している名作でもあります。
特筆すべきはスワンが全員男性ダンサー
可憐な女性バレリーナの群舞ではなく雄々しい男性ダンサーの群舞は圧巻です。
また今回観た映画版のプリンス役は
ビリーエリオットザミュージカルのWE初代ビリーLiam Mowerというのが
私にとっては今回見逃せない理由でもありました。
わたしがイギリスへ行ってビリーを観ようと思ったきっかけはLiamなんです。
残念ながら渡英1ヶ月前にLiamはビリーを卒業してしまったので観られずじまいだったんですが
13年の時を経てLiamがプロのバレエダンサー(躍りはどちらかと言えばコンテンポラリーかな)となった作品を
韓国の映画館で観るという不思議な体験ができました(笑)
ぷくぷくほっぺただったLiamが骨っぽく頬がこけ大人になっているのが
不思議で不思議で仕方ない...(笑)
わたしの記憶ではまだ前歯のおっきい笑顔が可愛い男の子だったんです^^;
悩める王子役を繊細に演じていて王子なんだけどやっぱりLiamはお姫様だなぁと感じたり^^
スワンは文句無しのかっこ良さ!
適度にひきしまった細マッチョがいっぱい(笑)
みんな割りと目ヂカラあります系が多いのもギラギラしててかっこよかったです。
ミュージカル好きなのでダンスだけを観てるのは飽きるかな、と思っていましたが
全く飽きることなくみいってしまいました。
マシュー・ボーンはやはり天才ですね。
振り付けが奇抜ででも観ているだけでワクワクしてくる。
ダンサーの技術も素晴らしく魔法にかけられたような高揚感です^^
好き嫌いは分かれますが男性ダンサー二人のパドドゥは斬新かつ迫力もあります。
ビリーエリオットのミュージカルシーンに
子供ビリーと大人ビリーがスワンレイクの音楽でパドドゥを踊る演出がありますが
そういうことか、とようやく私のなかでスワンのシーンの位置付けがきちんと理解できた気がします(今更)
現在はドリームバレエというわたしには全く馴染みない名称で呼ばれているシーンですが
やっぱりSwan Lake Pas de deuxと呼びたいです。
(リアム、まだリフトされてるんだ...とか余計なこと思ったなんて言いません)
いつかは生で観たいです^^
トレーラーはこちら
韓国内、上映箇所限られているし長くはやらないと思うので興味あるかたはお早めに。