once in a blue moon

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あんにょんはせよ

ロンドンで出会ったオトメン韓国人旦那と2014年12月生まれの娘と
ソウル西部でのんびり暮らしています。

小さな幸せを大切に、というのが家族のモットー。


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コラボプロジェクト ドリアングレイの肖像 (도리안 그레이의 초상)

2019-09-27 | ミュージカル・演劇・コンサート

作曲家、チョン・ジェイルさん
現代舞踊家、キム•ボラさん
アートディレクター、ヨ・シンドンさん
演出家、イ•ジナさん

各分野で活躍する芸術家さんたちが総力をあげて作り上げた舞台作品
テーマは「ドリアングレイの肖像」

制作発表された時から興味があり
また友人の推しのマイケル•リーさんが出演されるとのことで一緒に観に行...くはずが
友人が腸炎にかかり急遽ひとりで観に行きました(笑)
まぁ普段からひとり観劇派だから別にいいんですけど
せっかく同じ日に予約したのに、と笑っちゃいました(ごめんね、辛いのに)

友人からは「考えるな、フィーリングで観ろ」とアドバイスを受けていましたが
なるほど、これは凄い!面白い!

あらゆる分野の専門家がドリアングレイの世界を独特な手法で表現しているものですから
凄まじい衝撃と刺激を受けます。
正直ここまで芸術性の高い作品の仕上がりになってるとは思わず
考えず、構えずに観たから
細胞すべてに刺激をうけたような衝撃で夜なかなか寝付けないほど覚醒してしまい大変疲れました。
体重もおちたほどです。。。

ただ人によりけりかな...
現代アート展を舞台化したような印象の本作品、感じない人は何も感じないようです^^;
虚無舞台とおっしゃる方も一定数おりますので得手不得手はある作品かと思います。
わたしもどっちかというと不得手タイプだと自覚してたんですがこれは大丈夫でしたし
先にも述べたように興奮がさめず寝れないくらいショックが大きかったです。




わたしが観たキャストです

ユージン役はヨン・ジュンソクさん
ジェイド役はムン・ユガンさん
オスカー役はマイケル・リーさん

ユージン役とジェイド役は男女ミックスのキャスティングというのも非常に興味深いです。
観たら、なるほどと納得します。

ユージン役ジュンソクさんはアナザーカントリーでも気になっていた俳優さんでしたが
落ち着いた話し方がユージン役にぴったりで良かったです。

ジェイド役は美しく壊れていくドリアングレイ役でもありますが
ユガンさんの危うさがまぁぁぁぁ合う。
アナザーカントリーではトミー役だったと?
うーん、繋がりません!

演劇俳優さんの中にミュージカル俳優さん枠として歌担当を任されてもいらっしゃる
マイケル・リーさんはこのオスカー役ぴったりな印象。
ただビミョーなビジュアルはどうしちゃったんでしょう...プロフィール写真系じゃダメだったのかしら。

あと若手俳優さんが背丈もあるから小柄なのが目立ってちょっとコントかな?と思うビジュアル..
歌も存在感も素晴らしいだけになんか勿体ない...

韓国語の台詞は...ほとんど聞き取れませんでした^^;
すみません!
重要なシーンはほぼ英語だったので問題なし^^
ひとり劇団四季(と私が勝手に呼んでいる)ジェリムさんの発音に慣れてると
大抵聞き取りに苦労するんですがそれにしてもお手上げ状態でした^^;
歌は!歌はいい!

チョン・ジェイルさんの音楽
パク・ヒョシンさんの音楽が好きな方なら無条件でお好きでしょう
The Dreamerを彷彿とさせるメロディラインでした。

音楽もダンスもあらゆる感覚を刺激してきます。
ストーリーにどんどん引き込まれ後半はハッハッハッ...と呼吸すら浅くなるくらい身体が緊張してくるのが怖かったです...

照明の演出がまた秀逸で絶対に二階席オススメ。
二階じゃなきゃわからない演出がたくさんあります。

個人的には今年観たミュージカルではHOPEがお気に入り作品ですが
それを凌ぐくらいに凄い衝撃をうけ気に入りました。
まぁリピはないですけど...(察してください)

芸術の秋にぴったりな芸術作品です^^
何も考えずに感じるままに。

芸術の世界の美
俳優さん含め各分野のプロたちの追求した美が
非常に脆く圧倒的な美しさを描きだしています。

凄い。
圧倒されました。
オススメです^^







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