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てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

一寸先は闇

2012-02-21 10:12:00 | 暮らしと生活
 スライド書棚の扉を閉めようと手をかけた途端、扉が外れ倒れ掛かって来た。前触れもなく突然の事態に、一瞬何が起こったのか分からなかったが、よくよく見れば3箇所の蝶番が見事に折れている。

 26年前に求めたものだが、購入先の家具屋は現在閉店しているので、斯くなる上はメーカーに問い合わせて部品を取り寄せるしかない。
 保存してあるカタログや保証書を頼りにヤフってやっと辿り着いたが、その会社のホームページは製作中となっており、記してあるFax.番号をダイヤルしても反応なし。スライド書棚ではちょっと名の知れた会社でありながらこの有様。止むを得ず封書に認めて投函することにした。

 スライド書棚は、省スペースで多くの書物が収納できることから、4年遅れでもう1棹求め重宝していた。経年劣化が一因かもしれないが、鋳物で出来た蝶番がこれしきのことで折れてしまうようでは困りもの。ガラスが割れたり、怪我をしなかったことがせめてもの救いだった。
 
 まさに人生、一寸先は闇。何時何が起きるか誰にも予想がつかないし、この話とて今後どう展開するか分からない。これこそ生きているという証しか。引きも切らず思い掛けないことが起きるものだ。今年になってから拙ブログは“一日一題”を心掛けているがネタには事欠かない。


左扉の外れたスライド書棚
 
折れた3箇所の蝶番と扉