てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

五穀米と咀嚼効果

2011-06-09 12:35:00 | グルメと料理

庭のハナショウブと信楽狸


 アパートの住人S吉さんからちょっとした相談を受けただけにも拘らず、そのお礼にと勤務先の商品「五穀の宝石(500g)」を頂戴した。
 かねてからカロリーダイエット効果があると聞いていたので、一度試してみたいなと思っていた矢先のことである。

 五穀米に含まれる穀物は、大麦、きび、あわ、ひえ、黒米の五種類。これを白米に混ぜ(白米1合:五穀米大匙1~2杯)、水を少し多めにいれて炊くだけで良い。
 白米だけを食べるよりも、良質のたんぱく質やミネラル、食物繊維を多くとることができ、ダイエット効果もある。ダイエットというとどうしても栄養素が偏ったり、不足したりしがちなので、そういうマイナス面を防ぐためにも、白米だけではなく五穀米の栄養素をきちんと摂取できるのがうれしい。

 早速夕食メニューに取り入れてみた。味は白米よりも甘みがあり、食感はモチモチして噛めば噛むほど味が出る。噛みごたえがあるのですぐに満腹感が得られた。噛むことによって歯や顎の健康保護にも役立つ。

 同じく“よく噛む”繋がりで、昨夜のNHKの番組ためしてガッテンでは「食欲をコントロールできる技あれこれ」をやっていた。その中でポイントは「よく噛む(咀嚼)」ということに尽きるようだ。
 ヒスタミンという物質には食欲を抑える効果があり、噛むという行為がなんと脳の中だけでヒスタミンを増やすことがわかってきた。噛んだ刺激が脳内の結節乳頭核という部分に届き、ヒスタミンを量産させる。

 番組では食前に「10分間ガムを噛む」実験で、脳内だけでヒスタミンを増やす効果があることも実証していた。一口を「30回」きっちり噛むという行為によって消化が進み、直接満腹感が高まるそうだ。
 ただ、噛めば噛むほどいいのではなく、30回程度が長続きしやすいこと、さらに30回ピッタリで飲み込めるひとくちの量を探ることで口数を増やすという効果があるという。

 今日の昼食にはカロリーオフ&脂質カットの「ヘルシー五穀米チャーハン」をリクエストした。普通の五目チャーハン(皿盛り)ならば854kcalだが、五穀米チャーハンにすれば583kcalで、271kcalオフとなる。
 倅家族に是非とも味わわせやりたく、S吉さんに「五穀の宝石」を改めて注文した。


岡山津山・福田製粉所の「五穀の宝石(500g)」

【後日談】
 いつもよく頂きものをする近所のK田さんに、家内が五穀米のことを「入荷したら一つ届けるわ」と話したところ、K田さんの家では既にハ○スの「十五穀米(500g)」を愛用しておられ、逆に一つ頂いてしまった。どうもありがとうございます。

 十五穀米には、黒米、もち米、発芽玄米、もちきび、小豆、黒豆、もちあわ、とうもろこし、はと麦、アマランサス、黒ごま、白ごま、大麦、そば、ひえが配合されている。上には上があるものだと感心した。


コメント (4)
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