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てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

やっと“e-Tax”実現

2009-01-20 10:47:29 | パソコンとインターネット


 e-Taxによる確定申告の受付(確定申告は2月18日からだが、還付がある申告をe-Taxで行う場合は1月19日から)が始まった初日の19日、満を持して申告を済ませた。初物食いとしては珍しく思い立ってから実現までに2年もかかった。その事前準備があまりにも煩雑なので挫折していたもの。

 e-Taxに至るまでの経緯(小欄)
2006/03/18 電子納税の立遅れ
2008/02/02 所得税の確定申告
・2008/10/16 住民基本台帳カード(住基カード)
2008/11/06 電子申請の落し穴

 事前準備もさることながら、実際の複雑な作業には辟易し、初めてのことなので試行錯誤しながら半日がかりだった。システム導入から5年経っても、e-Taxの利用率は個人と法人含めても惨憺たるものだ。開発費用は約500億円、年間維持費は約90億とされるが、一因はこんなところにもあるのか。

 しかし、こんな準備作業などとてもできないという方にも、国税庁のウェブサイトにある、「確定申告書等作成コーナー」の利用はお勧めである。金額を入力するだけで、複雑な計算をパソコンがやってくれ、申告書を手書きしなくて済むのが便利。これをプリントアウトして郵送で提出する手もある。

 国税庁の御先棒を担ぐようだが、e-Taxのメリットは
①HPからカンタン申告
 税務署に出向かずとも、いつでもいながらにして国税庁ホームページ「確定申告書等作成コーナー」から直接電子申告。
②最高5,000円の税額控除
 本人の電子署名及び電子証明書を付して所得税の確定申告をe-Taxで行うと、最高5,000円の所得税の税額控除を受けることができるようになった。(平成19年分又は平成20年分のいずれか1回)
③添付書類が提出不要
 所得税の確定申告をe-Taxで行う場合、医療費の領収書や源泉徴収票等は、提出に代えて、記載内容を入力して送信できるようになった。(但し、確定申告期限から3年間、添付書類の提出又は提示を求められることがある)
④還付金がスピーディー
 e-Taxで申告された還付申告は早期処理。(概ね4週間が→3週間程度に短縮)

【参考サイト】
e-Taxを利用した確定申告に挑戦。見事成功しました