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てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

親薬子薬

2006-05-04 20:11:34 | ファミリー
 旅行代理店に勤める弟が、遅ればせながら束の間の休みをとって、おふくろの見舞いに日帰りした。5カ月ぶりの対面だが、息子のことだけに少しは分かるのか、滅多に見せない何ともいえない良い表情いっぱいが、つい弟の目頭を熱くした。

 「母親のやさしさは
  泣く子にとって何よりの薬
  医者や病院の薬よりも効く親薬

  息子や娘のやさしさは
  年をとった母親にとって無上の幸福
  これを子薬という」

 そういえば過日ひ孫を連れて訪れた折には、突然「可愛い娘じゃなー」と一言ながらはっきりと言った。おふくろの口から言葉が絶えて久しく、忘却の彼方と思っていたから驚いたが、とりわけ「ひ孫薬」は特効薬だったようだ。

   
   めったに見せない良い表情

腹部大動脈瘤

2006-05-04 19:12:58 | 健康と医学
 朝、会社の大先輩であり、ギタークラブで一緒に活動しているキワダさんを見舞った。
 26日、サカキバラ病院においての腹部大動脈瘤の術後で、横になったまま点滴中だったが、経過はいたって良さそう。大手術ゆえ8日目にして、今日からやっと七分がゆが食べられるという割りには、いつもの大きな声が出ていた。
 しかし、血管はぼろぼろでキワダさんの言葉を借りれば、「血管が“おから状態”になっており、よくぞ縫合してくださった」ほど。「さっきも(亡くなった元同僚の)クニスエさんが夢に出てきたばかり」と話され、続けて同じくOBのカタオカ、ツボイ、イクタ、カナタニ…と今は亡き人の名前が口を衝(つ)いて出る。死線を越えた証左か。術前には万一の最期を覚悟していたとも。
 動脈瘤が破裂すると手の施しようもなく突然死となる可能性も大だが、キワダさんは自分で腹部のシコリに気付き、いち早く対応されて事なきをえた。サカキバラ病院を紹介されたホームドクターのヤノ先生に感謝しておられた。腹部の術跡を見せて、「(好きな)ゴルフも当分おあずけ」といわれた。
 一日も早いご快癒を祈念します。