網走と中湧別を結んでいた湧網線が廃止されたあと、
この区間は網走バスによって代替バスが運行されてきました。
それがこの9月いっぱいで廃止されます。
利用者の減少はもちろん、
他に複合的な要素があっての廃止です。
ところで、いわゆる旧国鉄の「特定地方交通線」の代替バスの廃止など、
聞いたことがありません。
少なくても北海道ではないはず。
士幌線の糠平ー十勝三股間の代行タクシーは廃止されましたが、
今は帯広ー旭川間の都市間バス「ノースライナーみくに号」がありますし。
湧網線は上オホーツク海に沿ってというよりサロマ湖を包み込むように、
湧別町、湧別町、佐呂間町、常呂町(現・北見市)と網走市の、
1市4町にまたがって走っていました。
このうちもともと相互間の交流があったのは常呂町と網走市の間だけで、
上湧別町、湧別町、佐呂間町は沿線より遠軽町との結びつきが強い地域です。
そこを串刺しするようにバスを走らせてもダメだったということでしょう。
現に代替バス廃止後も、常呂ー網走間はバスが走り続けるようですが、
他の地域は各自治体に任されるようです。
旧国鉄線の代替バスは普通のローカルバス路線と違い、
各自治体でも「鉄路の代わり」という特別な存在です。
ですがこれからはそれだけで路線を維持することが難しくなるのでしょうね。
この区間は網走バスによって代替バスが運行されてきました。
それがこの9月いっぱいで廃止されます。
利用者の減少はもちろん、
他に複合的な要素があっての廃止です。
ところで、いわゆる旧国鉄の「特定地方交通線」の代替バスの廃止など、
聞いたことがありません。
少なくても北海道ではないはず。
士幌線の糠平ー十勝三股間の代行タクシーは廃止されましたが、
今は帯広ー旭川間の都市間バス「ノースライナーみくに号」がありますし。
湧網線は上オホーツク海に沿ってというよりサロマ湖を包み込むように、
湧別町、湧別町、佐呂間町、常呂町(現・北見市)と網走市の、
1市4町にまたがって走っていました。
このうちもともと相互間の交流があったのは常呂町と網走市の間だけで、
上湧別町、湧別町、佐呂間町は沿線より遠軽町との結びつきが強い地域です。
そこを串刺しするようにバスを走らせてもダメだったということでしょう。
現に代替バス廃止後も、常呂ー網走間はバスが走り続けるようですが、
他の地域は各自治体に任されるようです。
旧国鉄線の代替バスは普通のローカルバス路線と違い、
各自治体でも「鉄路の代わり」という特別な存在です。
ですがこれからはそれだけで路線を維持することが難しくなるのでしょうね。