奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

去年の出生数75万人余で過去最少に

2024-03-02 06:21:37 | つらつら思ったこと

去年生まれた子供の数が前年より5.1%減少し約75万人となり、統計開始以来過去となりました。
出生数が減少するのは8年連続で、今後もますます人口減に拍車がかかりそうです。

結婚の件数も昨年は約49万組で一昨年より5.9%減少しています。

出生数と結婚の件数はコロナ禍が明ければ増えると思われましたが、減った。
これは今の日本の生きづらさをそのまま反映した結果ですね。

ところで「合計特殊出生率」は1.26人(2022年)です。
これに対し、結婚した夫婦の最終的な出生数(完結出生児数)は1.9人(2021年)でした。

結婚した夫婦は平均2人弱の子供を授かったことになります。
このことは昨年、このブログにも書きました。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/2dec60677b8bff88612de030b053e895/?cid=4d64b80f9794947bd8339912fe0dee87

出生数を増やすには婚姻数を増やすのが手っ取り早い。
そのためにはどうすればいいのか。

政府の資金を当てにせず簡単に実現するには夫婦別姓を認めること。
これが認められると結婚しようと思う方々は増えるでしょう。

その方々は、統計上は平均1.9人の子供を授かります。

そして同性婚を認めその方々の子供を社会で受け入れること。
欧米のように、それが普通のことになれば出生数は間違いなく増えます。

しかしこのどちらも、『日本の伝統』を重視する方々に否定されています。

日本の未来を考えたとき、『日本の伝統』を声高に叫ぶ方は日本の衰退を招いています。
『日本の伝統』を重視している方、このままでは人口減で日本が滅ぶのですがどうお考えですか?

コメント
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