さて北見でのお泊りは温泉にしようと決めていました。
となれば、ポン湯か温根湯の2択になります。
諸般の状況によりポン湯は諦め温根湯にしましたが大江本家は今回はやめて、
敢えてひなびた雰囲気を味わいたくてつつじ荘にしました。
温根湯温泉は今はお宿は3軒しかありません。
その中でつつじ荘を選ぶなんぞ、なかなか渋い選択です。
さてお宿に到着、チェックインしてお部屋に入りまずは雰囲気を感じます。
外観、内装、廊下、お部屋、お風呂、その他もろもろ全てここは昭和だ。
それは私の期待通り、今時こんなお宿があるだろうかというたたずまい。
どこがどうとか細かいことは申しません、今時の設備やサービスを望む方は遠慮ください、
多少の古さや難点を楽しめる方だけお泊りください。
建物は古くても、館内やお部屋はきれいに手入れされていて快適に過ごせたぞ。
温泉はアルカリ性単純泉で源泉掛け流し、入ったとたんお肌がスベスベになりました。
温根湯温泉のこの泉質は癖になります、チェックアウトまで何度も温泉を堪能しました。
ここはお宿だ、癖になる何かがあります。
1泊朝食付5,100円、暖房量500円、入湯税150円。
北見市内のビジネスホテルよりよほど満足できます。
質のいい温泉にのんびりできるお宿、こんな贅沢があるだろうか。