奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

仙台藩トカチ陣屋跡(広尾町)

2022-11-23 05:58:00 | 北海道の旅日記(道東)

 

幕末の安政6年(1859)、幕府は仙台藩など東北の6藩に蝦夷地の警備を命じました。

このブログでも白老仙台藩陣屋跡と
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/fa806ff376ac1b7c278fce77c27f3ac3
庄内藩ハママシケ陣屋跡を紹介しています。
    → https://blog.goo.ne.jp/okui-m/e/581b78d2c5994569cc8534dcaf49bfbf

広尾町にも仙台藩の陣屋がありましたが、白老の元陣屋に対し広尾は出張陣屋でした。
仙台藩は広尾のほかに厚岸、根室、国後、択捉に出張陣屋を設けています。

白老の陣屋は本社、広尾は支社のようなもの、白老に比べここの陣屋は規模は小さい。
陣屋跡の場所は広尾小学校の敷地内、広さは約1.2hrで当初は20~30人が暮らしたそうです。

陣屋は明治元年(1867)に撤収され、跡地には広尾小学校が建てられ、
その際に土塁の大部分が破壊され井戸も解体されました。

現地には土塁の一部が残り記念碑が建立されています。

というわけで現地に行きました。
記念碑の案内のよると旧校舎と旧幼稚園があった場所が陣屋跡の北側にありました。
現校舎は陣屋跡の南側に建てられています。

 

 

で、土塁が一部残っているとのことですがどれが陣屋跡の土塁かわからない。
それらしい“ブツ”はあるのですが確信は持てなかった。

私もまだ、修行が足りないな。

コメント
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